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子供たちが好きななわとび!

なわとびは子供達に人気の遊びですが、子供によっては苦手だったり、嫌いだったりすることもあるでしょう。
なわとびに対して苦手意識を持ったままだとなかなか上達するのも難しいです。
3歳以下だとまだなわとびをやったことがない子供も多く、その子たちにとっては未知の世界だと思います。
では、その苦手意識をどうやったら取り除いてあげられるのでしょうか?導入はどうしたらいいでしょうか?
本記事では、保育でなわとびを導入するにあたってお悩みを解決すべく以下の内容をまとめました!
- なわとびはいつからなにから行うのか
- なわとびが上達する教え方
- 縄跳びを教える時に注意すること
- なわとびあそびのアイディア
保育士さんはもちろん、保護者の方もご家庭で子供になわとびを教える時に役立ちます。
本記事を参考することで、子供達がきっとなわとびが飛べるようになるかもしれません!
ぜひ最後までご覧ください!
なわとびはいつからなにから行う?

なわとびは2歳から
なわとびを教えるのは大体2歳ごろから。
上に兄や姉がいてなわとびに触れていると興味が持ちやすかったりなわとびに対して抵抗感が薄かったりする傾向があるそうです。
まずはロープ遊びから
最初は軽くロープ遊びから行ってみましょう。
長縄で、跳ぶ・くぐる・歩く・わたる…といった簡単な遊びを行うのです。
その際にうまくできなくてもいいのです。
興味を持って頑張って取り組むことで少しでもなわとびに対しての抵抗をなくすことが第一です。
なわとびがきっと上達する!教え方

できなくても怒らないで
できなくても怒らないようにしてください。
子供達のなわとびに対してのモチベーションが下がってしまうためです。
最初は誰しもできなくて当たり前です。
「また怒られるから嫌だ…。」ってなってしまうとなわとびの時間が子供にとって苦痛になってしまいます。
モチベーションが下がった状態でやっても確実に上手くなりませんので、怒らずに指導してあげるようにしましょう。
やる気が向上するように促す
まだ小さい子たちは自分が興味を持たないとやる気を出すことが難しい年頃。
この年頃の子達は、未知のことに対して興味津々に向き合います。
なわとびに対してまずは興味を持たせるようまずは促し、次にやる気を出させるような環境を整えてあげてください。
先ほども書いたように、できなくても怒らないことはもちろんのこと。
やる気を出させるように、練習時間はなるべく一緒に見てあげたり、褒めてあげたり…とやる気が向上するように促してみてください。
やる気を促すには…?こちらの記事もチェック!
子供がなわとびの時間を好きになる
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように子供達がなわとびが好きになると自らやるようになり努力してどんどん上達していきます。
なわとびが上手くなるかは本人の努力次第でもありますので子供達本人が努力できるかどうかは
やはり子供達がなわとびに対してやる気が出たり、好きになれるように促すことです。
どんな練習の仕方でも子供がなわとびに対して苦手意識があるままだと上手くなることは難しいのです。
姿勢をよくさせる
なわとびの正しい姿勢もきちんと教えることで上達のしやすさが変わります。よくあるのが、縄がくるときに足元を見て飛んでしまうことです。
上手い子ほど、なわとびをするときまっすぐ前を見ています。
足元を見ながら飛んでしまうことで目線は下向きに行き、背中が丸まってしまう原因になります。
背筋をぴーんと伸ばして前を向いて跳ぶことで、ジャンプのしやすくなりますし、跳ぶタイミングが掴みやすくなりますよ。
飽きないように種目を適度に変えて
同じ種目ばかり練習してると飽きてしまうこともあり得ます。
なわとびの種目を適度に変えて飽きない工夫をすることで、新鮮な気持ちでなわとびに取り組むことができます。
なるべく怪我をさせないように
怪我をさせないように細心の注意を払いましょう。
怪我をすることで、なわとびを飛んだら怪我をするかもしれない…と子供のやる気をさげてしまい、最悪トラウマを植え付けてしまう原因にもなりかねません。
怪我に関しては絶対に避けられるものではないですが、工夫をすることである程度予防することができます。
怪我の予防の仕方については、次の章の「なわとびをするときの注意点」で記載しておりますのでチェックしてみてください✔︎
なわとびをするときの注意点

縄の長さ
上手くならない要因として、 縄の長さが子供に合ってないということがあります。
長すぎたり、短すぎたりすることは子供にとって飛びにくいですし、子供が怪我をしやすくなってしまいます。
大人用のなわとびを子供に持たせてしまってるという親御さんもいらっしゃるかもしれません。
子供用のなわとびを使ってることを確認したら、すぐに保護者の方に子供用のなわとびを買い直すように伝えるようにしましょう。
縄の長さは子供の身長からプラスして20cmから30cmがちょうどいいと言われています。
子供が立った姿勢から両肘90度に曲げて開いたときに肘が上なら長すぎ、下になってたら短すぎというのが目安です。
保育士さん、保護者の方が調整してあげましょう。
見た目は短いと感じるかもしれませんが、短いところから始めるのがベストなのです。
持ちやすいものを選ぶ
初めてなわとびを行うときは、ひもロープ・ビーズロープ・もしくはスポーツメーカー製造の子供用と書いてある縄跳びをおすすめします。
この3つが子供が持ちやすく回しやすいといわれているなわとびです。
ビニール製の軽いロープではなく、ある程度重いものの方が回しやすいといったことがあります。
しかし、ひもロープはあや跳びや交差、二重跳びには向いていません。
なので、その種目をやるときは他のに変えておこなってみましょう。
なわとびの扱い方について事前に説明しておく
なわとびは前述でも書きましたが、怪我をしてしまうことで嫌いになってしまったりトラウマになってしまうこともなりかねません。
そうならないためにもなわとびの扱い方について子供達が事前にしっかり説明を受けることで怪我の予防に繋がります。
しかし、ちゃんと説明をしたからって安心してはいけません。
ちゃんと説明しても危ない使い方をしたり縄で友達に故意的に怪我をさせてしまうこともあり得ます。
子供達に怪我をさせてしまってからでは遅いです。
危ない使い方をしている子を見つけたら、もう一回きちんと指導するようにしましょう。
あまりにも言うことを聞かない子には「先生が縄を没収しちゃうよ」や「言うこと聞かない子はおやつ抜きだよ」など少しきつい声かけをしてもいいかもしれません。
広い場所で
なわとびは広い場所で行いましょう。
人と人とが近い状態で行ってしまうと友達の縄が目に当たってしまって最悪失明してしまうことも十分にあり得ます。
広い場所の方が思いっきり練習することができます。
適度な休憩を
ずっと飛び続けても体力が消耗してしまい、上手くなりません。適度な休憩を設けましょう。
なわとびを飛び続けることで息が上がることだと思います。運動をしすぎて心拍数を過度にあげるのは体にも良くありません。
どれだけ子供にやる気があっても適度な休憩は大事なのです。
なわとびあそびのアイディア💡

電車ごっこ🚃
3歳以下の子供たちにはロープの端と端を結び、まずは「電車ごっこ」から。
回して飛んだりすることがないので失明する危険が少なく、子供達の負担がないため導入に最適です。
ただし、電車のスピードはゆっくりと行い縄が絡まることがないように気をつけましょう。
電車ごっこは比較的安心に遊べますが、先頭が電車のスピードを早くしてしまうことで後ろの子達が怪我をする原因になります。
スピードをゆっくり行うこと。後ろの子達がついてけるようなスピードにするように指導することを心がけることで怪我を予防することができます。
この2つは電車ごっこをする際に絶対に押さえておくポイントです。
大縄跳び
電車ごっこで慣れたら次は縄を使って実際に飛んでみましょう。
大縄跳びでもコツを掴めば3歳から飛ぶことができます。
実は、普通のなわとびより大縄の方が自分で回すという工程を省くことができ、負担が少ないのです。
早く大縄を回さなくて良いですし、上手い子だと子供たちが抜けた後にすぐに入るといった連続跳びをすることもできますが決して無理に行わないようにしましょう。
得意な子には挑戦させて、苦手な子はゆっくり行いましょう。
その際にプレッシャーをかけないことが特に重要です。周りからのプレッシャーがあるとますます子供は飛びづらくなってしまいます。
上手い子供は苦手な子に対して早く飛んでほしいと思ってしまうかもしれませんが
応援させるように促すことで苦手な子も無理なく飛ぶことができます。
まとめ
保育士さんの教え方で上達度が変わる!

子供達がなわとびが上達するには、子供の元々の運動能力にも起因しますが、 なにより保育士さんや保護者の方の教え方も重要になってきます。
また、小学校では体育の授業でなわとびが必須です。
小学校に上がる前に苦手意識をなくしたり、上達することによって小学校でも問題なくなわとびに取り組めるでしょう。
しかし、上手く飛んだり上達することももちろん大事なのですがなによりも子供達が楽しくなわとびに取り組めることが大事です。
できないことに対して、責めすぎてしまうと子供も萎縮してしまってなわとびの時間が楽しくなくなってしまいますし、怪我をしてしまうと更になわとびが嫌になり、子供によってはトラウマを植え付けてしまう可能性もあります…
怪我には注意して子供たちがなわとびが楽しくなるような指導を心掛けたいですね!
本記事が役立ち、子供たちのなわとびが少しでも上達するお手伝いができたら幸いです。
最後までご覧いただき、まことにありがとうございました🌷
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