目次
4月29日は昭和の日と呼ばれる国民の祝日。昭和という時代を振り返り、日本の歴史や暮らしについて考える日として定められています。保育園では、この機会を通して昔の生活や遊びに触れる活動を取り入れることで、子どもたちが日本の文化や歴史を身近に感じることができるでしょう。今回の記事では、昭和の日について概要やみどりの日との違い、保育園での昭和の日の過ごし方などを紹介します。ぜひ参考にして、子どもたちと楽しい昭和の日を過ごしてみてくださいね。
昭和の日とは?
毎年4月29日に定められている国民の祝日

昭和の日とは、毎年4月29日に定められている日本の国民の祝日のひとつ。昭和という時代を振り返り、激動の時代を経て現在の日本が築かれてきたことを見つめ直す日とされています。もともとは昭和天皇の誕生日として祝われていましたが、祝日の名称や意味が変わり、現在は昭和の日として定められています。保育園では、この日をきっかけに昭和の暮らしや遊びに触れる活動を行うこともあり、子どもたちが昔の文化に親しむ機会になります。時代の違いを知りながら、日本の歴史や文化をやさしく伝えていくことができる大切な祝日ですね。
みどりの日との違い
意味や由来が異なる

昭和の日とみどりの日は同じゴールデンウィーク期間にある祝日ですが、意味や由来が異なります。昭和の日は4月29日に定められており、昭和という時代を振り返り、日本の歴史や社会の歩みを考える日として位置づけられています。一方、みどりの日は5月4日の祝日で、自然に親しみ、その恵みに感謝することを目的とした日。どちらも元々は昭和天皇に関わる祝日ですが、現在はそれぞれ異なる意味を持つ祝日として定められています。保育園では、昭和の日は昔の暮らしや遊びを知る機会に、みどりの日は自然や植物に触れる活動につなげるなど、それぞれの趣旨に合わせた保育活動を行うことができますよ。
昭和はどんな時代だった?
戦争を乗り越えてみんなで力を合わせた時代

昭和は、日本が戦争を経験し、その後の復興に向けて人々が力を合わせて歩んできた時代でもあります。戦争によって多くのものが失われましたが、人々は助け合いながら生活を立て直していきました。地域の人同士が支え合い、家族や近所のつながりを大切にしながら暮らしていたことが特徴。保育園で昭和の時代を伝える際には、「みんなで協力して頑張ってきた時代だった」ということを子どもにも分かりやすく伝えてみましょう。人と助け合うことの大切さを学ぶきっかけにもなりますね。
テレビが広まり家族で同じ番組を楽しんでいた時代

昭和の時代にはテレビが家庭に広まり、家族みんなで同じ番組を楽しむ文化が生まれました。当時は一家に一台のテレビがある家庭が多く、夕方になると家族が居間に集まり、同じ時間に同じ番組を見ることが当たり前でした。今のようにスマートフォンやタブレットがないため、家族で一緒に笑ったり感想を話したりする時間が自然と生まれていました。保育園でも昭和の話をする際に、このような家族の過ごし方を紹介すると、今との違いを子どもたちが興味を持って感じることができるでしょう。
今よりも外で元気に遊ぶ子どもが多かった時代

昭和の時代の子どもたちは、今よりも外で遊ぶ時間が多かったと言われています。放課後になると公園や空き地に集まり、鬼ごっこやかくれんぼ、缶けりなど体を動かす遊びを楽しんでいました。ゲーム機やスマートフォンがない時代だったため、自然の中や身近な場所で友達と遊ぶことが日常の楽しみでした。こうした遊びは体力づくりだけでなく、友達との関わりやルールを学ぶ機会にもなっていたでしょう。保育園でも昭和の遊びを取り入れることで、子どもたちが体を動かす楽しさを感じられますよ。
保育園での外遊びについてはこちらの記事を参考にしてみてください!
ものを大切にしながら工夫して暮らしていた時代
昭和の暮らしでは、今のように物が豊富ではなかったため、身の回りの物を大切に使いながら生活していました。壊れた物はすぐに捨てるのではなく修理して使ったり、古くなった服を別の用途に作り替えたりと、さまざまな工夫をして暮らしていたことが特徴。子どもたちの遊びも、空き箱や紙、木の枝など身近なものを使って作ることが多く、創造力を育むきっかけになっていました。保育園でもこうした昭和の工夫を紹介することで、物を大切にする心を育てることにつながりますよ。
保育園での昭和の日の過ごし方
昭和の写真や道具を見てみる

保育園では、昭和の日に合わせて昔の写真や道具を見てみる活動を取り入れるのもおすすめ。白黒写真や昔の町の様子、昔の電話やカメラなどの写真を見せることで、子どもたちは今との違いに興味を持ちやすくなります。「昔はこんな物を使っていたんだよ」とやさしく説明することで、子どもたちは昭和の暮らしを身近に感じることができます。実物が難しい場合でも、写真やイラストを使うだけで十分に雰囲気を伝えることができ、歴史や文化への関心を育てるきっかけにもなるでしょう。
昭和の歌やアニメを楽しむ
昭和の日には、昭和の時代に親しまれていた歌やアニメに触れてみるのも楽しい活動のひとつ。昔から歌い継がれている童謡や昭和に人気だったアニメなどをみんなで聞いたり観たりすることで、自然と昭和の文化に触れることができます。リズムに合わせて体を動かしたり、一緒に歌ったりすることで活動も盛り上がるでしょう。音楽やアニメは子どもにとって親しみやすいため、昭和という時代を楽しく知るきっかけとして取り入れやすい保育活動です。
おじいちゃんおばあちゃんの話を紹介する

昭和の日には、おじいちゃんやおばあちゃんが子どもの頃どのように過ごしていたのかを紹介するのも良い活動です。「昔はどんな遊びをしていたのかな」「学校はどんな様子だったのかな」といった話を保育士が紹介することで、子どもたちは昭和の暮らしをイメージしやすくなります。身近な家族の話として伝えることで、子どもたちはより興味を持って聞くことができますよ。また、世代の違いを知ることで、家族や地域のつながりについて考えるきっかけにもなるでしょう。
昭和クイズで楽しく学ぶ

昭和の日の活動として、昭和に関するクイズを取り入れるのもおすすめです。「昔の電話はどんな形だったかな?」「昔の子どもたちはどんな遊びをしていたかな?」など、簡単なクイズにすると子どもたちも楽しみながら参加できます。クイズ形式にすることで、話を聞くだけよりも興味を持ちやすく、自然と昭和について知ることができるでしょう。保育士が写真やイラストを見せながら出題すると理解もしやすく、遊び感覚で学べる活動になります。
昭和の伝承遊びをみんなで楽しむ
昭和の日には、昔から親しまれてきた伝承遊びをみんなで楽しむ活動もおすすめ。けん玉やお手玉、こま回し、あやとりなどの遊びは、昭和の子どもたちもよく楽しんでいたものです。こうした遊びは特別な道具がなくても楽しめるものが多く、友達と関わりながら遊ぶ楽しさを感じることができます。保育園で取り入れることで、体を動かしたり手先を使ったりする経験にもつながり、昔の文化を遊びながら自然に学ぶことができますね。
昭和の日を学べる伝承遊び
お手玉

お手玉は、昭和の時代の子どもたちにも親しまれていた伝承遊びのひとつ。布の袋の中に小豆やビーズなどを入れたお手玉を使い、手のひらで投げたり受け取ったりしながら遊びます。歌に合わせて遊ぶ方法もあり、友達と一緒に楽しめる遊びとして広く親しまれてきました。特別な場所がなくても遊ぶことができるため、家の中でも楽しめるのが特徴。保育園で取り入れることで、手先の器用さやリズム感を育てることにもつながり、昭和の遊びを身近に感じる良い機会になります。
こま回し

こま回しは、昔から日本で親しまれてきた伝承遊びで、昭和の時代にも多くの子どもたちが楽しんでいました。ひもを巻き付けて勢いよく投げ、こまを回して遊ぶのが基本の遊び方。うまく回すためにはコツが必要で、何度も挑戦する中で自然と集中力や工夫する力が育まれます。友達と「誰が一番長く回せるか」など競い合う楽しさもあり、遊びながら交流も深まります。保育園で取り入れることで、昔の遊びの面白さを体験しながら体を動かす機会にもなるでしょう。
めんこ遊び

めんこ遊びは、厚紙などでできた札を地面に置き、手で叩きつけて相手のめんこをひっくり返す遊び。昭和の子どもたちの間ではとても人気のある遊びで、友達と集まって楽しむ姿がよく見られました。力の入れ方や角度を考えながら叩く必要があるため、遊びの中で自然と工夫する力も育ちます。保育園では安全に配慮しながら簡単なルールで取り入れることで、昭和の遊び文化に触れるきっかけになるでしょう。
あやとり

あやとりは、一本のひもを指にかけてさまざまな形を作る伝承遊び。昭和の時代にも多くの子どもたちが楽しんでおり、家の中でも手軽に遊べる遊びとして親しまれてきました。ほうきやはしごなど、形を変えていく楽しさがあり、慣れてくると友達と交代しながら遊ぶこともできます。手や指を細かく動かすため、手先の器用さを育てる遊びとしても知られています。保育園で取り入れることで、落ち着いて楽しめる遊びの時間を作りながら、昭和の文化に触れることができますね。
竹とんぼ

竹とんぼは、竹で作られた羽根のついたおもちゃを手で回して空に飛ばす伝承遊び。昭和の子どもたちは、外で竹とんぼを飛ばして遊ぶことも多く、自然の中で楽しめる遊びとして親しまれていました。両手で軸をこすり合わせるように回すと、くるくると回転しながら空へ飛び上がります。うまく飛ばすためにはコツが必要で、何度も試しながら遊ぶ楽しさがあります。保育園でも安全な場所で取り入れることで、昔の外遊びの面白さを体験することができるでしょう。
かごめかごめ

かごめかごめは、昭和の時代にも子どもたちの間で親しまれていた集団遊びのひとつ。円になって手をつなぎながら歌を歌い、真ん中にいる子どもが後ろにいる人を当てる遊びです。歌に合わせて動く楽しさがあり、友達と一緒に遊ぶことで自然と交流も深まります。特別な道具がなくても楽しめるため、園庭や室内でも取り入れやすい遊びですね。保育園で昭和の日の活動として行うことで、昔から続く遊びの文化に触れる機会になります。
まとめ
保育園で楽しみながら昭和の日を学ぼう!

今回の記事では、昭和の日について概要やみどりの日との違い、保育園での昭和の日の過ごし方などを紹介しました。昭和の日は、昭和という時代を振り返り、日本の歴史や文化について考える大切な祝日。保育園では、昔の写真や道具を見たり、昭和の歌や遊びに触れたりすることで、子どもたちが楽しみながら昭和の時代を知るきっかけを作ることができます。お手玉やこま回し、あやとりなどの伝承遊びは、体を動かしたり友達と関わったりしながら楽しめる魅力的な遊び。昭和の日をきっかけに、昔の暮らしや文化に興味を持ち、世代を超えて受け継がれてきた遊びの楽しさを子どもたちに伝えていきましょう。























