疲れが取れないのは「適応障害」かも?!保育士さんの適応障害【対処法・休職中の過ごし方など】

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日々の疲れが取れない‥そんな貴方は「適応障害」の可能性が?!

残業の多さ、保育士同士や保護者との人間関係、労働環境の悪さ、上司からのパワハラ‥など保育士さんは仕事をしていてストレスを感じる部分が多く、休みも取りづらいためなかなかストレスが発散できない人も多いと思います。

最近では、コロナウイルスで気軽に外出も行けず、保育園や幼稚園でもコロナ対策に追われ、自分自身も子どもたちに感染さないように気をつけて過ごさないといけないため余計にストレスが貯まる日々だと思います。

ストレスを抱えながら仕事をしていくうちに気づけば適応障害に‥なんてことも。
最悪、仕事を辞めてしまい社会復帰が困難になることもあるかもしれません。

ストレスへの適応能力は人それぞれ異なります。
自分を責めすぎず、適応障害をどう乗り越えていけるか。ならないためにどうしたらいいかを知識として身につけておきましょう。

今回は、保育士さんの「適応障害」についてまとめてみました。
最後までお読みいただくことで、自分が今置かれている職場から距離を取るべきか、今の職場で頑張って乗り越えるべきかが分かりますよ!

ぜひ最後までご覧いただき参考にしていただけると嬉しいです!

保育士くらぶ

適応障害とは?

まず、適応障害とは一体どのような疾患なのでしょうか。
適応障害とは、ストレスによって抑うつ、不安、攻撃的な行動などが現れる状態の事をいいます。
また、適応障害はそのストレス要因がなくなれば症状が緩和する特徴を持っています。
なので、適応障害の原因のほとんどはストレスによるものと言われています。

どんな症状が出るかは、人によって異なります。
適応障害の主な症状は以下のとおりです。

適応障害の主な症状

不安、抑うつ、焦燥、過敏、混乱などの情緒的な症状、不眠、食欲不振、全身倦怠感、易疲労感、頭痛、肩こり、腹痛など

うつ病 – 適応障害の症状と診断 – めぐろ駅東口メンタルクリニック

うつ病との違いは

うつ病になる多くの人は、脳機能の問題が原因となりうつ状態になります。具体的なきっかけがある場合もありますが、きっかけ無く発症することもあります。

一方の適応障害は、明確なストレス源があり、そのストレスがきっかけとなりうつ状態になります。つまり、ストレスの元へ対する反応として、適応障害を発症します。

そのため、うつ病との大きな違いとして辛い環境や状況から離れることができたら緩和されて徐々に普通に過ごす事ができるようになります。

適応障害から回復するには?

早めの診察を

適応障害を回復するにはまずは早めに心療内科に受診することをおすすめします。
自分が本当に適応障害なのか?はたまた別の疾患の可能性もありますので、お仕事がなかなか忙しく余裕がないかもしれませんが早めに行くことに超したことはないです。

また、心療内科の選び方としては心理カウンセラーの方と相談できるところが最適です。
心理カウンセラーに現状をお話し、休職したほうが良いのか?などを一緒に相談することができますよ。

パワハラを受けてる場合

パワハラとは、パワーハラスメントの略です。
職場内で職場の有意な立場を利用し、強い立場の人が弱い立場の人に対して、仕事の指導の範囲を超えて、身体・精神的苦痛を与えることや、職場で働きにくくさせたりする行為のことを言います。

保育園でパワハラをするのは主に園長などの立場がとても上にある人達です。
しかし、その人の性格や思考に問題があり改善が見られないとなると、なかなか現状をうまく乗り切るのは難しいでしょう。
その場合は、思い切って職場を変えてみることを視野に入れるのもいいかもしれませんね。

実際に起きた保育士のパワハラの事例などは過去の記事に載っています!
是非参考にして自分が受けている指導がパワハラかどうか?確認してみてください!

休職について

適応障害は”辛い環境や状況から離れることができたら緩和されて徐々に普通に過ごす事ができるようになる心の病”です。

そのため、場合によっては休職を考えなければいけないときもあります。

しかし、休職と言われても期間やどうやって過ごすべきか?を知らない人も多いと思います。

ここでは休職の事について解説します!

休職期間はどのくらい?

休職期間は、症状の度合いによって異なります。
軽症の場合は1ヶ月程度。中程度の3ヶ月から6ヶ月。
重度の場合は、1年以上が目安になります。

重度になってしまうとなかなか職場復帰が難しくなってくると思います。

なので重度になる前に、休職か転職を考えるようにしましょう。

休職中の過ごし方

休職中はできることなら有意義に過ごし、職場に戻っても二度と再発しないことが理想ですよね。

まずは心と体を十分に休ませましょう。
もちろん心療内科の通院も忘れずに。

保育士として働いてたときは、残業や労働環境の悪さでなかなか一般的な時間に寝る事が難しく、遅くまで作業されてた人もいるのではないでしょうか?

いきなりは難しいと思いますが、休職中は徐々に生活リズムを整え健康的な生活をし、人との関わりを大事にしましょう。

休職中は、復職した時のことも考えないといけませんが、無理をせず焦らず医者や周りの人に相談して決めるようにしましょう。

(参考:うつ病の休職期間はどれぐらい?その間の正しい過ごし方とは? – アットジーピー atGP)

まとめ

今回は、保育士の適応障害についてまとめてみました。
この記事が今、職場で悩みを抱えてる人の参考になれば嬉しいです。

不満や不安、悩みといったストレスで心がいっぱいになっている場合は、ストレス解消だけではなく誰かに相談するというのも大切なことです。

話すことで自分の考えも整理できますし、思わぬ世界を見つけることができるかもしれません。

心の病は決して甘えではありません。
どんな人でもかかる可能性があるのです。

職業柄なかなか行きづらいとは思いますが、もし自分が適応障害かも‥と思ったら悪化する前に病院に行くようにしましょう!

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