目次
梅雨に入り雨の日が続くと、外遊びができないことも多々あるでしょう。そんなときは、室内で製作活動に取り組んでみるのはいかがでしょうか？この記事では、保育園で6月に楽しめる製作アイデアを紹介します。梅雨や虫歯予防デー、父の日など、季節に関連した製作アイデアはたくさんあります。さまざまな製作に取り組むことで、外で遊べなくても、子どもたちが季節を楽しむ機会を作れそうですね。
梅雨の製作
シャボン玉アートで作る封筒とあじさい
用意するもの
- シャボン玉液
- 水彩絵の具
- 紙コップ
- 封筒
- 画用紙
- ストロー
- 筆
- スプーン
- ハサミ
作り方
【封筒】
- シャボン玉液に絵の具と水を混ぜる。（絵の具：シャボン液：水＝1:1:1の割合からお好みで調節してください。）
- ストローを使い、シャボン液をブクブク泡立てる。（容器からこんもりとはみ出すくらい）
- できた泡をスプーンですくって封筒にのせる。
- ②～③を繰り返して模様を作る。
- 完成！
- 封筒と同様に色付きシャボン液を作る。
- ストローで泡立ててできた泡に画用紙を押し当てる。
- あじさいの形にハサミで切り取り、画用紙の葉っぱをつけたら完成！
スタンプで作るあじさい
用意するもの
- メラミンスポンジ
- 輪ゴム
- 絵の具
- 色画用紙
- ハサミ
作り方
- メラミンスポンジに輪ゴムを十字に2周ずつ縛り、あじさいの花弁型のスタンプを作る。
- 色画用紙をあじさいの花と葉の形に切る。
- ①で作ったスタンプに絵の具をつけ、スタンプを押す。
- 完成！
子どもたちと楽しむ製作活動だけでなく、先生たちが作る壁面製作もあるでしょう。以下の記事も参考にしてみてくださいね。
紙皿で作る傘
用意するもの
- 紙皿
- モール
- 紐
- セロハンテープ
- えんぴつ
- 定規
- ハサミ
- カラーペン
- 丸シール
作り方
- 紙皿に8等分の折り目線を引く。
- 紙皿を半分に切る。
- 折り目に沿って四角錘に成形する。
- 裏からセロハンテープで留める。
- 底の部分をアーチ状にカットする。
- 四角錘の頂点にモールを通し、セロハンテープで固定する。
- モールの反対部分をくるくる巻き、持ち手を作る。
- カラーペンや丸シールなどで装飾する。
- 壁に貼った紐にぶら下げたら完成！
コーヒーフィルターで作る傘
用意するもの
- コーヒーフィルター
- 水性ペン
- スプレーボトル
- モール（15㎝）
- ホチキス
- ハサミ
作り方
- コーヒーフィルターの下の部分を切る。
- 水性ペンでコーヒーフィルターに好きな絵を描く。
- 裏面にも同じ絵を描く。
- スプレーボトルで水を両面に吹きかける。
- コーヒーフィルターの上の部分に切り込みを入れる。
- モールをコーヒーフィルターの切り込みに通し、モールの上の部分を丸くする。
- コーヒーフィルターの上の部分を内側に入れる。
- モールをホチキスで固定する。
- モールを5㎝切る。
- 下の部分を持ち手の形にして完成！
ビニール袋で作るてるてる坊主
用意するもの
- ビニール袋
- お花紙
- ティッシュ
- シール
- 毛糸
- 輪ゴム
- マジックペン
- セロハンテープ
作り方
- ティッシュ1枚を丸め、お花紙で包む。
- お花紙をセロハンテープで留める。
- ②をビニール袋の中に入れ、輪ゴムで留める。
- ビニール袋の余分な部分を切り取る。
- シールやマジックペンでてるてる坊主の顔を作り、その他の装飾を施す。
- 頭の真ん中にセロハンテープで紐をつける。
- 完成！
紙コップで作るカエル
用意するもの
- 紙コップ
- ミニストロー（3本）
- 画用紙
- シール
- ハサミ
- 定規
- えんぴつ
- 黒ペン
- セロハンテープ
作り方
- 紙コップの底の中心に印をつけて穴を開ける。
- 同じように両側面にも穴を開ける。（上から2㎝くらい）
- ストローが通る大きさまで穴を広げる。
- ストローの下から8㎝のところに印をつけ、2本一緒に切る。
- 残り1本のストローに、下から7㎝くらいのところに印をつけておく。
- じゃばらを伸ばし、上から⑤のストロー1本・横から他のストロー1本を通す。
- ⑤で印をつけたところで2本をテープで固定する。
- もう1本のストローを横から通し、テープで固定する。
- 画用紙にカエルの顔と手を描き、（目の部分は大きく！）ハサミで切り取る。
- シールやペンで目と鼻、口を作る。
- 顔と手をストローにテープで貼り付ける。
- 完成！下に出たストローを動かすと顔と手が動きます！
牛乳パックで作るパッチンカエル
用意するもの
- 牛乳パック
- 輪ゴム
- ハサミ
- 色ペン
作り方
- 開いた牛乳パックを縦に半分に切り、口と底の部分を切り落とす。
- ①を横に3分の1に切る。
- 牛乳パックを折り畳み、上から1㎝くらいのところ両脇に切り込みを入れる。
- 裏表両面にカエルの顔を描く。
- 輪ゴムを切り込みの奥まで入れ、交差させて反対側の切り込みにも差し込む。（絵を描いた方とは反対側で輪ゴムを交差させる）
- 牛乳パックを開いて机に置くと…パチンと跳ねる！完成！
傘袋で作るカタツムリ
用意するもの
- 傘袋
- スズランテープ
- 丸シール
- ハサミ
- 両面テープ
作り方
- 傘袋を縮める。
- スズランテープを丸めて団子を作り、傘袋に入れる。（10個）
- 黄色のスズランテープを丸めて団子をつくり、傘袋に入れる。（5個）
- 傘袋の端を少し伸ばして軽く結ぶ。
- 傘袋に一直線に両面テープを貼り、端から巻いていく。
- 結び目の部分に丸シールを貼り、目を作る。
- 赤の丸シールを半分に切って口を作ったら完成！
画用紙で作るカタツムリ時計
用意するもの
- 画用紙
- 紙皿（2枚）
- ボタン
- 糸
- モール
- ノリ
- ハサミ
- キリ
- セロハンテープ
- ペン（黒・赤）
作り方
- 紙皿の周りにノリをつける。
- 紙皿と同じ大きさに切った画用紙を貼り合わせ、半分に折る。
- もう1枚の紙皿の周りにもノリをつける。
- 紙皿と同じ大きさに切った画用紙を貼り合わせる。（②と違う色）
- ④の真ん中に穴を開ける。
- 針の形に切った2枚の画用紙に穴を開ける。
- ボタンに短く切った糸を通す。
- ⑥で空けた穴に糸を通し、⑤で紙皿に開けた穴にも糸を通す。
- 通した糸を紙皿の裏でテープでとめる。
- 時計のように数字を書く。
- 半分に折った紙皿と1部が重なるように貼り合わせる。
- モールを半分に折り、裏側に貼る。
- 目の形に切った画用紙をモールの先端に貼る。
- 赤ペンで口を描いたら完成！
虫歯予防デーの製作
紙皿で作るカバのカスタネット
用意するもの
- 紙皿（2枚）
- 画用紙（ピンク）
- 絵の具
- ペットボトルキャップ（4個）
- ボンド
- ペン
- 丸シール
- ハサミ
作り方
- 絵の具で紙皿の裏を灰色に塗る。
- 紙皿の表にピンク色の画用紙を貼る。
- 紙皿を半分に折って開く。
- ペットボトルキャップを上下対象になるように貼り付ける。
- ④の紙皿の裏面半分にボンドを塗る。
- もう1枚の紙皿に貼り付け、紙皿の両端をカットする。
- 丸シールや黒ペンを使い、カバの顔を描く。
- 完成！パクパク口を叩いて遊ぼう！
空き箱で作るカバ
用意するもの
- 空き箱
- 画用紙（水色・赤・白）
- リボン（75㎝）
- 割り箸
- カッター
- ハサミ
- キリ
- 両面テープ
作り方
- コの字に切り込みを入れて口が開くようにする。
- 余分なところをカットする。
- 側面の上から3㎝程度のところに小さく穴を開ける。
- 水色の画用紙を使い、箱の大きさに合わせてカバの顔を作る。
- 目・鼻口・あごの3つに分けて貼り付け、口が開くようにする。
- 赤の画用紙を箱の2.5倍の長さに切る。
- 切った画用紙を口の中にたるみをもたせて貼る。
- 白の画用紙で歯を4本作り、上あごと下あごに2本ずつ貼る。
- ③で開けた穴にリボンを通して結ぶ。
- 画用紙に歯ブラシと虫歯菌の絵を描いて切り抜く。（2枚ずつ左右対称になるように）
- 描いた絵を割り箸に貼り合わせる。
- 歯ブラシと虫歯菌を箱の下から入れて口を開けたら完成！
ホワイトボードで作るはみがきシアター
用意するもの
- ホワイトボード
- 画用紙（クマの色・黒・白）
- 両面使えるマグネットシート
- 割り箸
- テープ（赤）
- ビニールテープ（黒・お好みの色）
- ホワイトボードペン
- えんぴつ
- ハサミ
- 両面テープ
- ノリ
- 瞬間接着剤
- 色ペン
- 油性ペン
- 定規
作り方
- ホワイトボードの大きさに合わせて画用紙にクマの形を描き、切り取る。
- 軽く半分に折り、口の部分をくり抜く。
- くり抜いた部分を使ってクマの耳を作り、両面テープで貼り付ける。
- 色ペンを使い、目や鼻、耳、眉を描く。
- ホワイトボードにクマを貼り付ける。
- 赤のテープをホワイトボードに貼る。（口の中の横中央に貼る）
- 油性ペンで歯を描く。
- ホワイトボードペンの持ち手を黒のビニールテープで巻く。
- 黒と白の画用紙を使い、虫歯菌を作る。
- 作った虫歯菌をホワイトボードペンの先端に貼る。
- マグネットシートに飴やドーナツなどの食べ物を描いて切り抜く。（裏側には虫歯菌や他の食べ物を描く）
- 割り箸を適度な長さに切り、好きな色のビニールテープを巻き付ける。
- ホワイトボードペンのスポンジ部分を取り、割り箸の先端に接着剤で貼り付ける。
- 完成！ホワイトボードペンで虫歯を描き、⑫～⑬で作った歯ブラシで消そう！
クリアファイルで作るワニ
用意するもの
- クリアファイル
- 画用紙（緑・赤・白）
- カッター
- えんぴつ
- 色ペン
- 定規
- ハサミ
- 両面テープ
- ノリ
作り方
- 緑の画用紙を半分に切る。
- ワニの顔の形に下書きを描く。
- 緑の画用紙を重ねて下書きの通りに切る。
- 口の形に沿って赤の画用紙に下書きを描く。
- 赤の画用紙を重ねて下書きの通りに切る。
- ワニの口が開く部分を折り曲げる。
- 顔の裏側に両面テープを貼り、顔のパーツを貼り合わせる。
- 口のパーツに両面テープを貼り、顔のパーツに貼り付ける。
- 白の画用紙に歯の下書きを描き、下書きに沿って切る。
- ノリ付けをしてワニの口に貼り付ける。
- 白の画用紙をワニの目の形に切り、両面テープで顔のパーツに貼り付ける。
- 色ペンでワニの顔を描く。
- クリアファイルを上から重ね、口の形にカットする。
- 歯に当たらない位置に両面テープを貼り、ワニの口の上から貼り付ける。
- 完成！ホワイトボード用のペンなど水性ペンで歯に汚れを描き、歯ブラシを使って汚れを落とします。
父の日の製作
画用紙で作るメッセージカード
用意するもの
- 画用紙（台紙用・顔用）
- 折り紙（シャツ用・パーツ用）
- 丸シール
- ハサミ
- ノリ
作り方
- 折り紙でシャツを作り、台紙に貼り付ける。
- 顔用の画用紙を丸く切り、シャツの上に貼り付ける。
- 顔や髪用の折り紙、丸シールなどで自由に貼り付けたら完成！！
父の日の製作アイデアについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
牛乳パックで作る写真フレーム
用意するもの
- 牛乳パック
- 画用紙（牛乳パックサイズ・似顔絵用）
- 紐
- お好みの飾り
- カッター
- 穴あけパンチ
- 絵の具
- クレヨン
- 両面テープ
- ハサミ
- ノリ
作り方
- 牛乳パックを開き、口と底の部分を切り落とす。
- 牛乳パックを左右3㎝×上下2㎝の四角形で切り抜く。
- くり抜いた牛乳パックの1/4を切り取る。
- 両面テープを使い、牛乳パックに画用紙を貼り付ける。
- 裏返し、穴の開いた部分から画用紙に対角線上に切り込みを入れる。
- 好きな色の絵の具を使い、画用紙に指スタンプをする。
- 切った牛乳パックを折り目の部分に貼り付ける。
- 牛乳パックに両面テープを貼り、閉じる（上側1辺には両面テープを貼らずに空けておく）。
- 画用紙を外側に開き、周りを飾り付けする。
- 画用紙に似顔絵を描いたら写真立てに入れる。
- 上側に穴を開けて紐を通したら完成！！
空き箱で作る小物入れ
用意するもの
- 石鹸の空き箱（2個）
- 画用紙
- ノリ
- 両面テープ
- セロハンテープ
- ハサミ
- カッター
- 色鉛筆
- 油性ペン
作り方
- 石鹸の箱を2つ用意し、横の中央に切り込みの目印を3面に書く。
- 3面のみをカッターで切り、箱を半分に開く。
- 開いた部分は、少し重ねて貼るために不要な部分をカットする。
- 重ねた部分をセロテープや両面テープで貼り合わせ、2つの箱を1つに固定する。
- 周りに貼る画用紙を箱に合わせてカットして用意する。
- 箱の底・裏の面を型取りし、1cmの折り返し部分を作る。
- 両面テープを貼って画用紙を箱に貼る。
- 車の型を作る（画用紙や厚紙を半分に折り、半面だけ描いて切る）。
- 窓やタイヤ、ミラー、ライトなどのパーツも同様に型を取り、切る。
- ナンバープレートには子どもの名前の一文字と日付を書く。
- 顔やハンドル、メッセージを描き、自由にデコレーションする。
- 箱にのりやテープで各パーツを貼り付けていく。
- 最後に見えている箱の端などをきれいに整えたら完成！
ボードで作るキースタンド
用意するもの
- ボード
- 画用紙
- お父さん指のパーツ
- お好みの装飾
- 鍵かけ
- 写真
- ハサミ
- ノリ
- クレヨン
- 絵の具
- マジックペン
- 両面テープ
作り方
- 画用紙に手型スタンプを押して切り取る。
- 画用紙を丸く切り、似顔絵を描く。
- 色画用紙に手形を貼り、親指部分に②を貼る。
- 手形の上に自分の写真や飾りを貼り、メッセージを書く。
- ボードに画用紙を貼り、鍵かけをつけたら完成！
まとめ
製作活動を通して季節に親しもう！
いかがでしたか？今回は、保育園で楽しめる6月の製作アイデアをご紹介しました。6月は梅雨の時期です。雨の日が続くと子どもたちは外遊びができず、少し退屈に感じてしまうことがありますよね。そんなときこそ、季節の行事や天気にちなんだ製作活動を取り入れることで、室内でも楽しく過ごすことができるでしょう。指先を使った遊びや自由な発想を活かせる製作は、創造力を育む良い機会にもなります。年齢や発達段階に応じて、無理なく楽しめるアイデアを取り入れてみてくださいね。
