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保育で行うボディペインティング
毎日の保育の中では、子どもたちが全身でのびのびと楽しめる遊びをさせてあげたいですよね。しかし、全身を使った遊びのレパートリーが少ない…アイディアが思いつかない…など様々な悩みがあると思います。
そこで今回は、のびのびと全身で楽しめるボディペインティングという遊びを紹介します🎨
年少さんでも乳児でも年齢問わず楽しめます!
ボディペインティングとは
ボディペインティングとは、手や足など体全体に絵の具をつけて、全身で絵を描くことを楽しむ遊びです。
絵の具の感触を感じながら色を混ぜたり、それぞれ思い思いにペイントをしていろんな模様を作ったりします。単に、紙に絵を描くだけではなく、身体に絵を描いてみたり、手ではなく足を使って絵を描くなど楽しみ方に決まりはありません。
日々の保育にボディペインティングを取り入れて、子どもたちといっしょにたくさんの色の世界を楽しんでみてはいかがですか?🌈
ポディーペインティングを行うねらい
発想力を伸ばす
自分なりの表現を楽しむことで、一人ひとりの発想力を伸ばすことができます。各々が思い描く絵を自由に描かせてあげることで、表現の楽しさも感じられるでしょう。
自由に思いっきり楽しめる
汚れてもOK!自由にしてOK!と言われると子どもたちはワクワクします。しかし、今では「汚さないでね」と言われることが多いため、逆に戸惑う子もいたり、汚れるのを嫌う子がいたりすることも。しかし、何度かやっていると楽しくなり、どんどん自由に描けるようになります。思いっきり楽しませてあげて下さい!
表現力や創造力を育む
このボディペインティングは、デトックス効果が高く、表現力や創造力も豊かになります。また、大きな模造紙に描けば、作品が大きくなります。規模が大きくなることで子供たちの自信にも繋がるかもしれません。。
子供たちの個性を知り伸ばせる
絵を見れば、模造紙のどの位置に、どのような色で、どのようなモチーフを描くか、子どもの心の声が出ます。模造紙の真ん中に大きく描く子や、逆に端っこに小さく描く子もいるでしょう。一人一人の個性をどう大切にしてあげられるか、考える材料にもなりますよ。
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以上、ねらいを紹介してきましたが、子どもが「やってみたい!」と感じたことを自由に表現し、楽しむことが1番です。保育士さんは、子どもが意欲的に取り組み想像力を膨らませて楽しむための手助けをして上げて下さい🎈
ボディペインティングへの導入
ボディペインティングの効果をより引き出すためには、いきなり絵の具を渡して始めるのではなく、事前に絵本などを使った導入をしておくと効果的です。色が混ざるということの面白さを伝えてあげると良いでしょう。
オススメの絵本
・あおくんときいろちゃん
絵の具で描かれた青や黄色のまるが生き生きと動きまわり、絵本ならではの夢と感動をもたらしてくれる一冊です。色が混ざるとどうなるのか、興味惹かれる絵本となっています。
・いろいろばあ / もっといろいろばあ
絵の具のチューブが登場して、「いろいろ…ばあ!」絵の具が元気よく飛び出す爽快な一冊。赤ちゃんの好奇心をさまざまな角度からくすぐってくれる魅力あふれる絵本となっています。
・いろいろいろのほん
ここに白いキャンバスがあります。目の前には、赤、青、黄、カラフルな色の絵の具があります。用意してほしいものは、あなたの指、手。さあ、さわってみて。ゆすって。くっつけて。子どもたちが目を丸くして喜ぶインタラクティブな一冊です。
・にじいろカメレオン
つぎつぎに色が変わるしかけが楽しいカラフルな一冊。見て楽しい、動かして楽しい、カラフルでスタイリッシュなボードブックしかけ絵本となっています。
ボディペインティングへの準備
次に、絵の具の感触や色を楽しむボディペインティングの準備方法をお伝えします。
はじめに
ボディペインティングの活動を取り入れる際には、事前に日にちを決めて準備を整えましょう。戸外での活動のため、晴れた日がおすすめです。天気が悪い時には延期ができるように、予備日も決めておくと良いでしょう。
日にちを決めたら、活動内容も含めて必ず保護者の方にも伝えましょう。汚れても良い服を用意してもらうことは必須です。
用意する物
・絵具
・水のり
・バケツまたはタライ(絵具作成用)
・ブルーシート
・大きな画用紙(模造紙や段ボールでも可)
・水を入れたタライ
準備方法
- バケツやタライに絵具と水のりを合わせて、ボディペインティング用の絵具を作る(トロトロになればOK)
- ブルーシートの上に大きな画用紙を敷く
- 絵具を洗い流しながら他の色を使えるように、タライに水を入れておく
絵具は、赤・青・黄の三原色をひとまず用意しておくと良いです。
絵具に水のりを入れることで身体についた絵具は落ちやすくなりますが、完全には落ちません。ボディーソープを用意しておくと安心でしょう。
さっそくボディペインティングをしてみよう
遊び方
ボディペインティングのポイントはダイナミックかつ自由に行うことです。
新聞紙やブルーシートの上で画用紙にペイントしたり、体中に絵の具をつけて感触を楽しんだり、子どもがのびのびと遊べるようにサポートするとよいですね。
手や足で模様をつけたりお友だち同士で塗りあいっこをしたり、タライに水に溶かした絵の具入れてそこに入ってみたりと、全身を使って思いきり楽ませてあげると、子どもたちは存分にボディペインティングを体感できます💞
ワンポイントアドバイス
誤飲の心配のある年齢の子供たちにはあらかじめ小麦粉絵の具を作って準備しておくと安心です。ただし、子どもに小麦粉アレルギーがないか保護者の方に確認をとってから取り入れるように進めましょう。もしアレルギーを持つ子どもががいる場合は、小麦粉を含まないオーガニックの絵の具を使うなど、子どもの安全性に配慮することが大切です。
誤飲の心配が少ない年齢の子どもの場合は通常の絵の具で遊ぶこともできるので、必要に応じて保育士さんが選んで進めくださいね。
最後に
ボディペインティングを全身で楽しもう!
今回は、ボディペインティングについて紹介しました。
全身で楽しむことで絵具の触感から、表現することの楽しさまで体感しながら遊ぶことができます。また、一人ひとりが自由に模様や色を楽しむことで、子どもの発想力・創造力を養うことにも繋がるでしょう。
子どもが好きなように思い切り絵の具の色や作った模様で遊べるよう、保育士さんもサポートしながら、子どもたちといっしょにボディペインティングを楽しんでみてください✨
よくある質問
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