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5月のおたよりの書くことに悩んでいませんか。
保育士さんは毎月のおたよりやお知らせを必ず作成しなければならず、言い回しやネタが尽きてしまうこともあると思います。5月は子どもの日や母の日といったイベントがあります。おたよりにイベントごとを取り入れることで季節を感じられる文章が出来上がるでしょう。
今回は5月のおたよりに使える文章例や書き方のポイント、イラストについてまとめてみました。
おたより作成にお悩みの保育士さんや新人保育士さんは必見ですよ。
5月のおたより文章例【書き出しと挨拶】
書き出しと挨拶の文例
今月も子どもたちにとって楽しい園生活が送れるよう、温かく見守っていきたいと思います。
季節の時候の挨拶と共に、子どもの園での様子についても分かる文です。子どもたちが保育園や幼稚園に慣れた様子が伝わると保護者の方も嬉しいでしょう。
5月のおたより文章例【季節感がある文】
季節の文
今月も新しいクラスに早くなじめるように楽しいイベントで園を盛り上げていきたいと思います。
5月も引き続きよろしくお願いします!
子どもたちが馴染めるようにイベントを企画していると述べていることは、保護者にとって嬉しい1文です。おたよりに具体的に行う企画の名前やリストを載せておくと保護者が可視化できていいかもしれませんね。
5月のおたより文章例【子どもの年齢別】
【乳児】0歳児から1歳児クラス
登園の際は、保護者の方と離れることが辛く泣いてしまう子もまだまだ多いです。
まだまだ子どもたち全員が園に慣れるのは大変そうですが、慣れるまで保育士一同でサポートしていきますのでよろしくお願い致します。
0歳児から1歳児クラスの子どもたちは、まだまだ小さく、保護者の方も心配事が多いです。そんな心配事が吹っ切れるような保護者の方が安心できるフレーズを添えて書きましょう。
【乳児】2歳児クラス
散歩に出かけると興味津々に疑問に思っていることを尋ねてくる様子も見えます。
5月も引き続き、子どもたちの成長の様子を見守っていきますのでよろしくお願いします。
2歳児は様々なことが出来るようになる年頃。こちらは、4月頃と比較して成長を感じさせる1文になっています。成長を感じる瞬間を文章で書くことで保護者も安心することでしょう。
【年少】3歳児クラス
最近では、お友だちと一緒に遊んでルールを覚えていく様子も見えますよ。
順番を守って遊べる子も増えてきて、お互いに譲り合っている姿を見るのはとても微笑ましいですね。
3歳児の子どもたちは、友達と一緒に遊ぶ楽しさを学び、ルールを覚えていきます。そんな様子を文章に書いてみると、保護者の方に子どもたちの成長を伝えることができてとても良いと思います。
【年中】4歳児クラス
段々とできることも増えていき、お兄さん、お姉さんとして年下の子どもたちを引っ張ってくれていますよ。
4歳児になると基礎的な生活習慣を段々と理解していく頃です。お兄さんやお姉さんなどという言い回しにすることで、子どもたちがよりしっかりとした成長を実感できる文になりますね。
【年長】5歳から6歳児クラス
最近では、年下の子どもたちを慰めたり話を聞いてあげる姿が印象的です。
お兄さんお姉さんとしての自覚が芽生えているようですね。
幼少期からの成長を感じさせる文にするとよいでしょう。子どもがお友達など周囲の人とのかかわりを通して学んでいることや出来るようになったことについて述べると良いですね。年下の子どもたちとのかかわり方について触れることもおすすめですよ。
5月のおたより文例集【行事やイベント関連】
文例①
母の日に向けた文例です。おたよりを見た保護者の方々が笑顔になるように心を込めて書きましょう。
文例②
ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたか。
園ではゴールデンウィーク後も子どもたちが楽しめるイベントをご用意しています!
子どもたちの健康状態に注意しながらイベントを安心して楽しめる準備をしていきます。
「ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたか。」と語りかけるような文例です。そのあとに「園ではゴールデンウィーク後も楽しいイベントを用意しています!」と書くことで5月のイベントに対してとても期待感が出る文章になりますね。
5月のおたより文例集【健康関連】
文例①
5月もより一層健康対策に注意しながらも、継続して子どもたちが安心安全に過ごせる園作りに取り組んで参りたいと思います。ご家庭でも早寝早起きや食生活を心掛け、体調管理にはより一層注意しましょう。
新型コロナウイルスの話に触れながら、今後の取り組みについても書いています。園の感染症対策についての記載があると、子どもたちが安心して通える園であると実感できる文章になりますね。
文例②
ご家庭でも早寝早起きや食生活を心掛け、体調管理にはより一層注意しましょう。
こちらの文も子どもたちが安心して登園できるように園での取り組みを記載しています。ご家庭でもウイルス対策に気をつけるように書いておくとより注意喚起ができて良い文章になりますね。
5月に書くおたよりのポイント
イベントを取り入れる
5月には男の子の健やかな成長を祝うこどもの日やお母さんへ日頃の感謝の気持ちを伝える母の日といったイベントがあります。特に母の日のことをおたよりに書くと子どもたちのお母さん方が喜ぶこと間違いなしです。行事に関連して保育園や幼稚園で行う活動について書くと保護者の方が子どもが園で何をしているか把握することができますよ。また、5月に遠足や運動会がある園は、そのようなことを連想させるような文章もおすすめです。ゴールデンウィークが過ぎたあとは、そのことについて触れてみるのも良いですね。春だからこそ使える季節感がある文章を考えてみましょう。
子どもたちの様子
クラスが変わったり、新入園児として入って1ヶ月。もうすでに新しい環境に慣れた子どももまだ慣れない子どももいるでしょう。そんな子どもたちの様子を書いてみてはいかがでしょうか。まだお母さんと離れたくないと登園中にぐずってしまう子どももいるかもしれません。そんな時の対策法などを書いてみると保護者の方にすごく喜ばれますよ。ぜひおたよりに記載してみてはいかがでしょうか。
コロナなどの感染症関連
世間ではまだコロナウイルスが猛威を奮っています。保育園や幼稚園でも集団感染が広がってしまうこともあるでしょう。コロナウイルスだけでなく、子どもがかかりやすい感染症が流行る可能性もあります。注意喚起をする意味でもおたよりにコロナウイルス関連を載せてみてもいいかもしれません。コロナも含めて体調管理に十分注意するよう促す文章を入れると良いですね。また、園やクラスでの感染症対策の取り組みや感染症の予防法などについても記載すると保護者の方の安心感につながるのでおすすめですよ。
文章の基礎を理解して書く
文の基礎を理解できてないと、うまく文を書くことができません。5W1Hを意識してみるようにしましょう。5W1Hとは以下の6点のことです。
- When いつ
- Who だれが
- Where どこで
- What なにを
- Why なぜ
- How どのように
この5W1Hを意識する事で、相手に伝わりやすい文章を書くことができ、伝えたい情報を整理できますよ。文章の基本的なことなのでぜひ意識して書いてみましょう。
一文は80文字以内
一文を80文字以内で書くことはおたよりだけでなく、文章を書く上で基本的なことです。文章を書くのが苦手な人は、うまく言い切れずに歯切れがなく文が長くなってしまう傾向があります。文が長ければ長いほど読み手は前半部分が理解できずに文がわかりにくいものになってしまうので気をつけましょう。それに伴い、読み返す時間も長くなり、読み手にストレスがかかってしまう原因にもなるのです。おたよりの文章は無理して長くする必要はありません。一文の目安は長くても80文字以内にするように意識して書いてみましょう。
読み手にストレスを感じさせない文章を
読み手にストレスを感じさせないような文章を書くようにしましょう。どうしたら読み手に理解してもらえるのか、どんな言葉を使ったら良いかを考えて書いてみましょう。おたよりは無理に難しい言葉を使わなくてOKです。また、似た表現を使いすぎてしまうことも文章が読みづらくなってしまい読み手にストレスがかかります。どうしても似た表現になってしまう時は類語を調べて言い回しを変えてみましょう。類語を調べる時は類語辞典がおすすめです。読み手に苦労をかけない文章を心がけましょうね。
5月のおたよりにおすすめなイラスト
子どもの日や母の日のイラストがおすすめ
5月といえば子どもの日。行事を連想させるこいのぼりや柏餅のイラストを添えてみてはいかがでしょうか。また、5月には母の日もあります。母の日といえば、カーネーションやお母さんの顔などかわいいイラストが多く思い浮かびますよね。「お母さんありがとう」といった言葉が書いているイラストもおすすめですよ。行事系のイラストの探し方は「行事の名前+イラスト」と検索することでたくさんイラストが出てきますのでぜひ検索して使ってみてください。
まとめ
ポイントを抑えて季節感が出るおたよりを
今回は、5月のおたよりについての書き出しや内容、季節に合わせた文、ポイントやイラストまで幅広くご紹介しました。いかがでしたでしょうか。5月のおたよりのお悩みは解決できましたか。年齢別やテーマ別にご紹介したので活用できる幅がより広がったのではないかと思います。5月は、入園やクラス替えから1ヶ月経ってようやく子どもたちが園に慣れてきた頃です。季節感を取り入れるだけでなく、子どもの成長を実感できるように上手く文を表現できると良いですね。本記事でご紹介したおたよりの文例やポイントを抑えてぜひ季節感が出るおたよりを作成してみてください!
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