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株式会社アミーの代表取締役社長 福島さん
──今回は事業所保育など様々な保育に挑戦している企業・株式会社アミーの取材に行ってきました!福島社長、本日は宜しくお願いします!
(福島社長)宜しくお願いします。
──まず、なぜ会社を立ち上げようと思ったのですか?
(福島社長)そうですねぇ・・・私が会社を作ろうと思ったのは、今様々なお子さんの虐待事件とか起こっていると思うんですけど、そういう問題が起きているのをみて「なんでだろうな?」と思ったんです。
──確かに・・・。今、子供の虐待とか多いですよね・・・。
(福島社長)はい、そうなんです。親御さんだって好きで虐待してる人なんかいないと思うんです。でも現実として起きてしまっている。それは子育てをしていたりすると、どうしてもストレスが溜まってしまって手を上げてしまったりするんじゃないかな?と思ったんです。
──なるほど・・・確かに子育てってすごく大変そうですよね。
(福島社長)はい、なのでそういった事を少しでもなくしたい お母さん方が少しでもリラックスできる環境を作りたいと考えてダイエーの一時託児から始めました。
ダイエーの一時託児とは??
──事業所保育から始めたわけではなかったんですね。
(福島社長)はい、元々は会社の理念でもある「女性が活き活きと輝く」という所を意識してその結果が事業所保育になっただけなんです。
──なるほど・・・だから事業所保育だけではなく他にも様々な事に挑戦しているんですね。ちなみにダイエーの一時託児ってどういうものなんですか?
(福島社長)ダイエーで例えばお買いものをしますよね?「レシート3000円持ってきたら1時間無料でお子様をお預かりしますよ」という無料託児をやりました。女性ってやっぱりショッピングするとリラックスするじゃないですか。
──そうですね。私も買い物大好きです(笑)
(福島社長)ですよね、お母さんも時間まで買い物を楽しんでわんさか買ってきてくれるんですよ。
その分ダイエーの売上は上がる、お母さんのストレス解消にもなる、子供は先生たちが遊んでくれる、そうやってストレスを解消してあげられれば環境も多少は変わって良い子が育つかなと思ったんです。
──確かに・・・お互いにとって有意義な時間ですね。
(福島社長)WINWINの関係っていうんですかね?こういうの(笑)
──そうですね(笑)
始まりは一時託児ってことなんですが他にはどんなことをされているんですか?
(福島社長)えーと、他にはお母さんだって音楽聞きたいと思ったのでスーパーアリーナでの託児もやりましたし、若いお母さんも増えているので東京ガールズコレクションでの託児もやりましたね。
──そんなイベントの託児もされてるんですね。
何をするかというよりも女性の為に何ができるかっていうのを実践してるイメージですね。
(福島社長)そうですね。現在は社会問題として働く女性が多くいらっしゃいますのでそういった方たちを支援したいなと思って事業所託児所もやっていますし保育をやるうえで土台も大切だと思ったので認可保育園もやっています。
──保育以外にも何かされていることはあるんですか?
(福島社長)実は2017年の4月から始めていることがありまして東京大学と共同で研究をしているんです。
──研究ですか!?いったいどんな・・・?
(福島社長)最高の教育って何だろうと思ってその答えを求めたんです。
──すごい難しそうなテーマですね・・・。
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(福島社長)後はアミーで掲げている「女性が活き活き輝ける環境」ってお母さんもそうなんですけど、うちで雇っている保育士さんも女性なので、この両面を考えて東大で勉強会なんかもしていますね。
様々な事に挑戦し続ける福島社長 そもそも株式会社アミーってどんな会社?
イベントの一時預かり、事業所保育、認可保育園をはじめ、女性が活き活きと輝けるサービスを提供することをモットーとした会社です。
従来のやり方に拘らず、常に新しいことに挑戦し女性の為に何ができるかを模索しています。
ここで実際に保育の運営を管理している事業部の石原さんと菅田さんにもお話を伺ってみました。
──本社勤務のスタッフは普段どんなことをやられていますか?
(石原さん)私は営業・企画部なので事業所内保育施設や、サービスプロモーションという一時預かりサービス、人材派遣紹介サービスの営業を行っています。
基本的に反響営業なので各企業様からお問い合わせがあって事業所内保育がやりたいですとかサービスプロモーション(一時預かりサービス)に興味がありますなどの対応ですね。
(菅田さん)私は保育管理部なので本来はいくつか担当をもって保育園のマネジメント、先生がたのマネジメントが主ですね。
──本来はというと菅田さんは違うお仕事をなさっているのですか?
(菅田さん)はい、管理部は基本的にずっと保育室にいるので、書類関係が溜まってしまったり求人の問い合わせを頂いても中々対応が難しかったりするのですが、私は保育管理部でもそういった事務的な事と後は管理部のサポートを専門でやらせて頂いています。
──なるほど、保育管理部は現場のサポートを菅田さんはその保育管理部の方をサポートされているんですね。
サービスプロモーションとイベント託児について
──本社スタッフの方たちは現場に入ったりもするのでしょうか?
(菅田さん)保育管理部は現場に行く機会はありますね
サービスプロモーション(一時預かり)のイベント託児にヘルプで入ることもありますし。
──様々なイベント託児などにも力をいれてらっしゃいますよね?
(石原さん)そうですね。社長の意向もあるとは思うのですが、例えば東京ガールズコレクションの託児をやらせていただいた際も、普段お仕事が忙しかったり、子育てが忙しいお母さまとお子さまを離す時間を設けることでお母さんがそういうイベントに参加して生き生きできるんです。
お子さまが常に健全で元気にいるためには根本的にはお母さまが輝いていないと駄目だっていうこともあって、そういうお母さんの為の一時預かりサービスに力を入れています。
(菅田さん)お母さんたちのために何ができるのか、それを支えてくれている保育士さんのために私たちに何ができるか。常に現場が中心というか「現場あっての会社っていう思いを絶対忘れないで」っていうのは常に社長が私たちに言っているので。そこの気持ちを私たちも常に持っていようと心がけています。
アミーに入社を決めた理由
(石原さん)私は元々学童で5年間働いていたのですが、そういった経験を生かした仕事がないかなと思っていたらたまたまアミーの求人があったので応募しました。
──前職は学童でお仕事をしていたんですね。
(石原さん)はい、それで間接的にでも保育に関わりたいと思ったんです。
それで面接を受けてみたら社長がいらっしゃって女性が生き生きと輝く為にどうしていきたいかとか熱い思いを話してくださってそこに引き込まれたんですよね。
(菅田さん)私も同じですね。今、社会で目指してるところが、働くお母さんを助けようってなっていますけど、社長の考えでは「専業主婦のお母さんは頑張ってないのかっていったらそうじゃないよね」って仰っていて「専業主婦でもお母さまが大変なのは一緒だからサポートしていける会社にしていきたい!なのでショッピングモールのお預かりだったりイベント託児っていうのに力を入れてるんです」って伺ったときにすごく素敵だなと思ったので、そこで私は入社を決めた感じです。
本社スタッフから見た社長印象
──本社スタッフから見た社長ってどんな方ですか?
(石原さん)とにかく熱い方ですね。ノウハウとか営業としての心構えとか、そういったものを社長からいろいろ教えて頂けるのですごく勉強になりますし。
──社長が直々に教えてくれるんですね。
(石原さん)はい、会社で社長っていうと声掛け辛いイメージがあると思うんですけど、すごくフランクで何かあった時もすぐに相談できるので、そこがすごく魅力かなと思います。
──確かに社長って聞くと一歩引いてしまう所があるのが普通ですよね。
(菅田さん)会議でもこれをしろっていうのは全然なくて、「今はこれが大事」とか、基本的なことをもう一回振り返る機会を与えてくれて、例えばあいさつやお辞儀とか、基本的なことでも「常に感謝の気持ちを持ってね」とか社長自身も「ありがとう、よかった、やったね」とか声を掛けてくださるので、そのためにみんな頑張ろうってなるんですよね。
そういった環境がすごくやり易いですし、やりがいにもなります。
現場スタッフの保育士さんにもお話を伺いました
ブランク明けでデイサービスの事業所内保育所で施設長として勤務されている赤星さん
なぜブランク明けなのに施設長をやってみようと思ったのか
──赤星さんは4月から(取材時点では臨時パート職員)施設長になられるとの事でブランク明けの保育士さんにとってはなかなかのご決断かと思いますが、最初は保育士の一般正職員として勤務などはお考えではなかったのですか?
(赤星さん)はい、確かにすごく悩みました。一人で施設長の業務を行っていくとなっていたら全て自分で管理していくのは難しかったと思います。でもアミーの場合は本社スタッフが手厚くサポートをしてくれますので挑戦してみようと思ったんです。
──確かに一般の保育園は園長が全部管理してる所が多いですよね。
アミーさんは違うんですか?
(赤星さん)はい、自分の手に負えないことが合った時も本社スタッフの方たちに助けて頂けるのでブランクのある私でも!という気になれました。
あまり頼りすぎてもいけないのは分かっているのですが、やっぱり心強いですね(笑)
──そんなに頻繁に相談されてるんですか?
(赤星さん)はい、この保育園は何かあるたびに本社スタッフにすぐ連絡を取り返信を頂いていますね。
──それなら安心して働けますね。
アミーは保育施設が多くありますけど全体会議とかはされないんですか?
(赤星さん)2カ月に1回、施設長会議というのを設けてまして、そこで各園から施設長が集まり保育に対しての共通理解をしています。
──具体的にどんなことをされているんですか?
(赤星さん)この間の会議では来年度の保育理念なんかを決めましたね。
──保育理念ですか・・・ちなみに来年度はどんな保育理念なんですか?
(赤星さん)はい、健全な子どもは健全な環境が創造するという理念は掲げています。
具体的にはまず触れてあげること。話しかけること、話を聞くこと、最後に必ず抱きしめてあげる。
この三つを、必ずどのお子さまにもやるという、そういった取り決めを施設長で相談しながら年度で決めていますね。
──今後、こちらの事業所をどのようにしていきたいなどありますか?
(赤星さん)子どもとのまず関わりを大事にして、家庭と同じような状況で、過ごせるようにしていきたいと思ってますね。
やっぱり働いてる間、お子様をお預かりするので少しでも家庭に近づけるといいますか、同じような環境で過ごしていただけるよう環境づくりをしていきたいですね。
最後に福島社長より
(福島社長)アミーとしてはやっぱり一番は女性の為に何が出来るかってことを常に考えています。その結果が保育っていうだけで手段の一つなんですよね。もちろん今後も保育はやっていきますしイベント託児や一時預かりはどこにも負けたくないですね。
でもそこだけに縛られないで働いている女性や専業主婦の方にも常にどういったことをすれば輝いてくれるだろうってことを考えながら貢献していきたいですね。
株式会社アミーの皆さん、ありがとうございました!