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2025年のスポーツの日は10月13日です。スポーツの日にちなんだイベントは考えていますか?この記事では、スポーツの日の由来、子どもたちへの伝え方、スポーツの日にちなんだ遊びを紹介しています。保育園にある基本的な道具だけでできる遊びや、道具無しでできる遊びを、年齢ごとに紹介していますよ。保育園でスポーツの日にちなんだ遊びを考えている方、子どもにスポーツの日について説明する予定がある方は、ぜひ読んでいただきたい記事です。
スポーツの日はいつ?
10月の第2月曜日
スポーツの日は毎年10月の第2月曜に設定されています。スポーツの日は、1964年の東京オリンピック開会式にちなんで制定され、もともとは10月10日でしたが、2000年からハッピーマンデー制度により10月の第2月曜に移動しました。ちなみに、2020年と2021年は東京オリンピックの関係で体育の日が7月に変更されました。そのため、10月の第2月曜日がスポーツの日として実際に休みになったのは2022年以降となります。
スポーツの日の由来とは?
オリンピック開催を記念してできた祝日

スポーツの日とはオリンピック開催を記念し、スポーツに親しみ健康的な心身を目指すことを目的にできた祝日です。スポーツ基本法では、次の2点が定められています。
・積極的にスポーツを行う意欲を高揚するような行事を実施するよう努めること
このスポーツの日の前身である体育の日は、1964年の東京オリンピック開会式の日付にちなんで10月10日に設定されました。
2020年までは体育の日として親しまれていた
スポーツの日は、体育の日という名前で親しまれていましたが、2020年にスポーツの日に変更されました。2020年に東京オリンピックの開催が決まったことで、国内のみならず他の国の人々にも理解しやすいスポーツという言葉を使うことになったのです。今でも体育の日として認識している方は多いので、保護者に説明する際は体育の日と言い換えたり、補足説明をしたりするのがおすすめですよ。
保育園で子どもにはどう伝える?
スポーツの種類やオリンピックについて教える

保育園で子どもたちにスポーツの日の由来を説明するときは、どのようにしたらよいでしょうか。子どもたちにはオリンピック競技や、様々な種類のスポーツの映像を見せてみましょう。子どもたちが体験したことのあるスポーツやテレビ等で見たことがあるスポーツを共有することで、子どもたちはスポーツを身近なものとして考えられるようになります。スポーツの日のねらいは、子どもたちが運動に親しむことです。子どもたちがスポーツを身近で気軽に楽しめるものとしてとらえられるように、具体的な説明をしましょう。
スポーツの大切さが伝わるように説明する
スポーツの日には、子どもたちに運動の大切さについて話してみましょう。スポーツは体の発達を助けて健康に繋がるだけでなく、楽しむことや努力することの大切さを教えてくれます。スポーツの日をきっかけに、子どもたちが運動を生活の一部に取り入れられるよう声をかけていきましょう。
お友だちと一緒に運動するとルールを守る大切さがわかったり、いっしょうけんめい頑張ることもできるんだよ。毎日からだを動かして、元気いっぱいすごそうね!
保育園で楽しめるスポーツの日のあそび【0~1歳】
ハイハイ競争

スポーツの日にちなんだ遊びを紹介します。0~1歳児の子どもたちが楽しめる遊びとして、ハイハイ競争をおすすめします。
①子どもたちが3、4列に並び、「よーいドン!」の合図でスタートする
②立ったり歩いたりせず、ハイハイのままゴールを目指す
・子どもたちがぶつからないよう、真っすぐ進めるように誘導する
・膝をつくので、マットを敷いて行う
・ゴール付近にぬいぐるみなどを置く
マットでごろごろ
0~1歳の子どもができる遊びとして、マットでごろごろする遊びがおすすめです。0~1歳の子どもは、ルールを理解し遊ぶことが難しい年齢のため、マットで転がる遊びなら気軽で簡単に取り入れられます。子どもたちがマットの上で自由に動くことで、十分な運動になりますよ。体の動かし方を学習したり、保育士が子どもを優しく転がしてあげたりしましょう。柔らかいマットの上での運動なら、怪我のリスクも抑えることができます。
保育園で楽しめるスポーツの日のあそび【2~3歳】
だるまさんがころんだ

2~3歳の子どもたちが楽しめるスポーツの日の遊びとして、だるまさんがころんだをおすすめします。だるまさんがころんだは、ルールが簡単なので小さな子どもたちでも楽しめる遊びです。ルールは、鬼が後ろを向いている間に近づき、「だるまさんがころんだ!」と言って振り返ったら止まります。鬼が見ていない間に近づいて、鬼の体を触ったら勝ちです。走る、止まる、バランスを取るなどの基本的な運動能力を養うのにぴったりです。また、ルールを守る力やお友だちとのコミュニケーション能力も育まれますよ。
フラフープくぐり
2~3歳児が楽しめる遊びとして、フラフープくぐりをおすすめします。フラフープくぐりは、保育士が持っているフラフープをくぐるというシンプルな動きで、2~3歳児でも無理なく楽しめる遊びですよ。また、フラフープをくぐりながら走る楽しみ方もあります。くぐる際にはしゃがんだり、体を丸めたりと、自然と全身を使う運動になります。フラフープくぐりでは、順番を待つ経験やお友だちと一緒に遊ぶ社会性も育まれます。フラフープの高さや角度を変えることで、子どもたちの発達に合わせた遊び方ができるのも魅力です。
低めの玉入れ
2~3歳の子どもたちが楽しめるスポーツの日の遊びとして、玉入れはいかがでしょうか。子どもたちの身長に合わせて低めのかごを使えば、無理なくボールを投げ入れることができます。玉入れは、腕を使って投げる動作を通じて運動能力を育みながら、「入った!」という達成感を味わえる遊びです。ルールが簡単なので子どもでも理解しやすい点も魅力と言えますね。また、チーム対抗で行えば、お友だちと協力する楽しさを学べますよ。
動物まねっこダンス

2~3歳の子どもたちにおすすめの遊びは、動物まねっこダンスです。遊び方は、音楽に合わせて踊りながら、ダンスの中で動物の動きを真似します。保育士の掛け声に合わせて、「ゾウさんみたいに大きく歩こう!」「ウサギさんみたいにピョンピョン跳ねてみよう!」など、さまざまな動物の動きを真似っこしてみましょう。音楽に合わせて体を動かすことで、楽しみながらリズム感を養うことができますよ。
保育園で楽しめるスポーツの日のあそび【4~5歳】
ピンポン玉運び
4~5歳の子どもたちは、年少クラスの子どもたちよりもう少し難易度の高いあそびができるようになります。ピンポン玉運びは、スプーンの上にピンポン玉を乗せて落とさないように運ぶ遊びです。手先の器用さや集中力、バランス感覚が必要とされるため、4~5歳クラスの子どもたちの遊びに向いていますよ。お友だちと競争したりリレー形式でチーム戦にしたりすることで、楽しみながら協調性を育むことができます。
ダンス
4~5歳の子どもたちに向けたスポーツの日の遊びとして、ダンスをおすすめします。4~5歳の子どもたちは動きのバリエーションが増え、振り付けも少しずつ覚えられるようになります。クラスのみんなと一緒に踊ることで、お友だちと動きをそろえる楽しさや達成感も味わえますよ。ダンスの難易度が高くなりすぎないように、曲に合わせてジャンプしたり手をたたくなど簡単な動作をまぜて調整してみてくださいね。
ブリッジ鬼ごっこ

4~5歳の子どもたちにおすすめのスポーツの日の遊びは、ブリッジ鬼ごっこです。ブリッジしたまま鬼ごっこをすることで、楽しみながら腕や背中、腹筋など全身の筋力やバランス感覚を育むことができますよ。4~5歳の子どもたちは体の使い方が上手になってくる時期なので、少し難しい動きにもチャレンジできます。鬼役を交代しながら遊び、順番を守る力や友だちと関わる力を育みましょう。また、ブリッジ鬼ごっこを行う際は、広いスペースを用意して怪我の危険がないように環境を整備しましょう。
障害物レース
4~5歳の子どもたちにおすすめの遊びは、障害物レースです。障害物レースは、さまざまな動きを取り入れることで、全身の運動能力をバランスよく育てることができる遊びです。跳ぶ、くぐる、よけるといった動きは、全身の筋肉を使い子どもの発達を促しますよ。コーンの間をジグザグに走ったりフープをジャンプしたり、トンネルをくぐったりなど、年齢に合った障害物を用意しましょう。お友だちと競争したり応援し合うことで、協調性やチャレンジ精神も育まれます。
スポーツの日を運動以外で楽しむ方法
スポーツの日クイズ
スポーツの日に楽しめる運動以外の遊びとして、スポーツの日にまつわるクイズを出題してみてはいかがでしょうか。保育士がみんなに呼び掛けてクイズを行ったり、チーム対抗で早押しクイズをすると盛り上がりますよ。クイズの内容は「スポーツの日はなぜあるの?」「オリンピックってなに?」など、子どもたちが興味を持てるように身近でわかりやすいものにするとよいでしょう。正解した子には拍手を送ったりシールを配ったり、ご褒美を用意しましょう。
やってみたいスポーツについて発表してみる

スポーツの日には、子どもたちがスポーツについて発表する場を設けてみましょう。自分の好きなスポーツや、やってみたいスポーツについて発表することで、自分の考えを表現する力が身につきます。言葉で伝えるだけでなく、絵を描いたり、実際にそのスポーツの動きを真似して見せるなど、さまざまな表現方法を取り入れると楽しくなりますよ。一人一人の個性を育てる発表になるようにサポートしましょう。
まとめ
スポーツの日は運動に親しもう!
今回の記事ではスポーツの日について紹介しました。スポーツの日は、運動に親しみ、健康的な心と体を育むために定められた日です。かけっこやダンス、クイズなどを通して、体を動かす喜びや、お友だちと協力する楽しさを感じられる一日となるように工夫しましょう。また、スポーツの日をきっかけに、日常の保育活動でも積極的に体を動かしていきましょう。この記事を参考に、スポーツの日にちなんだ遊びを楽しんでみてくださいね。





















