保育士におすすめの初心者向けピアノ練習曲14選!【ピアノ・練習曲・初心者・クラシック・ジブリ・J-POP】

保育士の中にはピアノ演奏が初心者レベルで不安な方も多いのではないでしょうか。ピアノ演奏を上達させることは、保育士としても大きなスキルアップにつながります!そこで今回は、初心者向けのピアノの練習曲をご紹介します。様々なジャンルの曲を紹介していますが、どれも初心者向けに編曲されたものなので、ピアノ練習のファーストステップにとてもおすすめです!多くの曲で練習をして、ぜひ子供たちを喜ばせてあげましょう!

ピアノ初心者が押さえておくべきコツ

椅子を調節する

ピアノ演奏初心者にとって、適切な椅子の高さは非常に重要です。椅子を調整する際は、足がしっかりと床につき、膝がやや下がる位置にすることがポイント。また、イスに座って、ピアノの鍵盤に指を置いたときのひじの角度は、90から100度くらいが理想です。ひじの高さが手首より少し高い方が、楽に弾くことができますよ。一人ひとりの体に合った椅子の高さを見つけ、快適にピアノを演奏してください。

正しい姿勢で弾く

ピアノ演奏の基本は正しい姿勢から。背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、腕は自然に弧を描くように座ります。ピアノを弾く際には、鍵盤中央に椅子を設置し、少し浅く座ることがコツとなっています。体重は腰に、足はリラックスさせ、足全体が床に触れるようにします。肩と腕の緊張を解き、背中をまっすぐに保ちつつ、指が柔軟に動く状態を作り出しましょう。不適切な姿勢や指使いでピアノを演奏すると、体への余計な負荷が増え、疲労や痛みを引き起こすことがあります。

ウォーミングアップを行う

ピアノ演奏前のウォーミングアップは、指の敏捷性を高め、怪我を防ぐために欠かせません。数分間のウォーミングアップで、指を柔軟にし、ピアノを弾く準備を整えることができます。短時間であっても、急ぎ足で練習を始めることは避けるべきでしょう。ピアノ演奏は全身運動であり、微細な指の動きが求められます。ウォーミングアップによって筋肉や腱が柔らかくなり、関節の可動域が広がります。これにより、身体の状態を整え、練習効果を向上させることができます。

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指の練習曲

ハノン1番

まず紹介するのは、指の練習曲として有名な、クラシック音楽のハノン一番の動画です。こちらは簡単なフレーズをスピードアップさせていくだけで指の体操になる為、1度覚えてしまえばあとは練習あるのみ!徐々にスムーズに引けるようになることで、ピアノを弾くことを楽しいと感じるきっかけになると思います。初心者はもちろん、上級者になってもウォーミングアップの際に是非活用してみましょう。

ピアノ初心者向けの練習曲【童謡】

きらきら星

ここから紹介するのは童謡の「きらきら星」です。この動画では手元の様子が映されていて、初心者の方にとてもおすすめです。楽譜やどの位置にどの音があるのか分からない方でも、この動画を見ながら練習することで弾けるようになるでしょう。きらきら星は、一般的にイギリス発祥と思われがちですが、実際には18世紀フランスに起源を持ち、シャンソンの形式で作られ、元々は「あのね、ママ聞いてよ」というタイトルでした。この曲はジャン・フィリップ・ラモーによって作曲されたとされましたが、モーツアルトもこの曲に興味を持ち、1778年に「きらきら星変奏曲」としても発表されています。

大きなくりの木の下で

続いては「大きなくりの木の下で」です。この動画では、鍵盤の音ごとに色がついており、初心者でも見やすい動画です。鍵盤にはフリガナが振られてあるため楽譜が読めない方でも安心して弾くことができますね。この童謡は、イギリスの民謡を起源としており、その作詞者および作曲者については現在に至るまで明らかになっておりません。1939年にヤロミール・ヴァインベルゲル氏によって編曲された版が特に知られています。アメリカ合衆国においては、ボーイスカウトの活動の中で親しまれてきたと伝えられています。

むすんでひらいて

続いては「むすんでひらいて」です。短い曲なので、自分で速度を変更して早めのテンポになれる練習をしても良いかもしれませんね。この曲は、1752年にフランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソーによって作曲され、翌年の1753年にオペラ村の占い師で初めて披露されました。イギリスでは賛美歌に改められ、明治時代には日本でも賛美歌として受け入れられました。最終的に、1947年には「むすんでひらいて」として再編され、以降このような形で童謡や唱歌として幅広く親しまれるようになりました。

ピアノ初心者向けの練習曲【クラシック】

ラ・カンパネラ

続いて紹介するのはクラシックです。ここでは「ラ・カンパネラ」を紹介します。クラシックを初心者が弾くことはできるの?と思われた方もいるかもしれません。しかし、今回紹介する動画は初心者でも簡単に弾けるよう編曲されてあるのでご安心ください。ラ・カンパネラはフランツ・リストが作曲したピアノ曲です。保育士の方々には、子どもたちへのクラシック音楽の紹介として、その美しいメロディや音楽の楽しさを伝えるよい機会となると思います。

カノン

続いては「カノン」です。こちらはクラシックの名曲、パッヘルベルのカノンを簡単にアレンジした動画になっています。この曲は一般にパッヘルベルのカノンと呼ばれますが、正式名称は「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」で、作曲者はバロック期のヨハン・パッヘルベルです。カノンは輪唱のようにメロディを追いかける演奏様式を指します。ピアノ演奏が初心者の方が両手で簡単に弾けるように、曲の長さも短くしてあります。

威風堂々

続いては「威風堂々」です。威風堂々はエドワード・エルガー作曲の管弦楽用行進曲集で、6曲から成り、1901年から1930年にかけて作曲されました。特に第1番の中間部の旋律が有名で、日本では威風堂々と言えばこの旋律を指すことが多いです。イギリスでは、この旋律はLand of Hope and Gloryとして非常に愛され、第2の国歌としてうたわれているそう。ぜひ子供たちにも教えてみてはいかがでしょうか。

月の光

続いてはドビュッシー作曲、「月の光」です。きれいな旋律でゆったりとしたリズムの曲です。テンポは遅めで初心者さんでも簡単に弾けるかと思います。時代を超えて愛されている曲であるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。両手で弾くことに慣れていない方はぜひこちらで練習してみてください。こちらの動画はほぼ原曲通りになっているため。初心者でもちゃんとした曲を演奏したい方にもとてもおすすめです。

ノクターン第二版

最後はショパン作曲、「ノクターン」です。こちらの動画はレクチャー型になっており、まずは動画を見て真似をして演奏し、そのあと自分で動画の速度を調節して練習していく流れで構成されています。手元が映っている動画のため、初心者の方でもマネしながら簡単に弾くことができるでしょう。概要欄には無料の楽譜も添付されており、楽譜の勉強をしたい方にもオススメ。初心者でもショパンの曲を弾きたい、クラシックを楽しみたい方にぜひ見ていただきたい動画になっております。

ピアノ初心者向けの練習曲【ジブリ作品】

となりのトトロ さんぽ

続いて紹介するのはジブリの作品です。こちらはとなりのトトロの劇中歌、「さんぽ」です。となりのトトロは全世代向けの作品でもあるため、知っている方も多いのではないでしょうか。左手は、小指のド、人差し指のファ、親指のソの三音のみなので、とても簡単に弾くことができます。右手が弾けるようになれば、両手で弾けるようになるでしょう。動画内のピアノの演奏はゆっくりめになっているので、自分で速度を調節して早めに弾けるように練習しましょう。

ハウルの動く城 人生のメリーゴーランド

続いては。ハウルの動く城より、「人生のメリーゴーランド」です。ハウルの動く城は呪いで老婆にされた少女ソフィーが、魔法使いハウルと浮遊する城を操りながら、不思議な冒険に巻き込まれるお話です。人生のメリーゴーランドはこの映画の主題歌になっています。聞く人を魔法の世界に連れて行ってくれる曲になっており、心地よいメロディーで練習するのが楽しくなるでしょう。この動画はほかの動画よりも長い演奏のため、大きく成長できると思います。

千と千尋の神隠し いのちの名前

続いて、千と千尋の神隠しより「いのちの名前」です。こちらの動画は初心者向けにアレンジされたもので、弾きやすい動画になっています。ジブリ名曲のピアノを両手で簡単に練習したい方におすすめです。この曲は、映画の幻想的な雰囲気と深い感情を反映しており、千尋とハクの成長、勇気、そして忘れ去られた友情と再会を象徴しています。この動画を一週間毎日見て練習すれば、指の動きや両手で演奏することに慣れてくるでしょう。

ピアノ初心者向けの練習曲【J-POP】

GReeeeN キセキ

ここではJ-POPについて紹介していきます。GReeeeNの曲である「キセキ」です。有名な曲であるため、聞いたことがあるという子供たちも少なくはないのではないでしょうか。こちらの動画も他と同様、初心者でも簡単に両手で弾けるような動画になっています。さらに鍵盤には音階が振ってあるため、非常にわかりやすい動画になっています。毎日の練習でスムーズな演奏を目指しましょう!

Mrs. GREEN APPLE 青と夏

最後は、Mrs. GREEN APPLEの「青と夏」です。この動画はゆっくりなリズムにアレンジがされているので、一日で弾けてしまう人もいるかもしれません。本家と同じリズムに合わせたいと思う方は動画のスピードを変えて調節してみましょう。こちらも有名なJ-POPの1曲になっているため、弾けるようになったら伴奏をし、子供たちと一緒に歌ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

ピアノ初心者用の曲をたくさん練習して上達しよう!

いかがだったでしょうか?様々なジャンルのピアノ練習曲を紹介しましたが、気に入った練習曲は見つかったでしょうか。子供たちにもたくさんの曲を紹介し、演奏してあげることで、いろんな音楽に触れるきっかけとなり、良い影響を与えてくれると思います。さらに、継続的に練習をすることで、指の筋肉が慣れ、初心者の次のステップに進むことができるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね!

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