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保育園では、毎日おやつの時間が取り入れられています。しかし、毎日おやつのレシピを考えるのは大変ですよね。この記事では、保育園のオススメおやつレシピを紹介します。子どもは1回の食事で食べられる量が少ないため、3回の食事だけでは1日に必要なエネルギーや栄養を摂取することができません。不足した分を補完するためにおやつを食べることは、子どもたちの健やかな成長を促します。また、心や体をリフレッシュする役割も担っていますよ。保育園におけるおやつの役割を理解し、子どもたちに適したおやつの提供を心がけていきましょう!
保育園のオススメおやつレシピ13選!
マカロニきな粉
- マカロニ(20g)
- きな粉(大さじ1)
- きび砂糖(小さじ1/2)
- マカロニを茹でる。
- 茹でたマカロニをザルにあげて冷水でさます。
- マカロニの水気を切る。
- きな粉ときび砂糖をボウルで混ぜる。
- ④のボウルに茹でたマカロニを加える。
- 混ぜたら完成!
保育士や栄養士が作ったおやつを与えるだけでなく、子どもたちと一緒におやつを作るのもオススメです。一緒に作ることで、食の大切さやありがたさを子どもたちがより感じることができるでしょう。保育園で行うクッキングについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
たまご蒸しパン
- ホットケーキミックス(150g)
- 卵(1個)
- 砂糖(大さじ2)
- 牛乳(80㏄)
- サラダ油(大さじ2)
- ボウルに卵と砂糖を入れて泡立て器で混ぜる。
- ①に牛乳とサラダ油を入れてさらに泡立て器で混ぜる。
- ホットケーキミックスを加えて混ぜる。
- シリコンカップに①~③で作った生地を等分に流し入れる。
- フライパンに厚手のクッキングペーパーを3枚重ねて敷く。
- ④のカップを並べ、3㎝ほどの高さまで水を注ぐ。
- 生地がふつふつとしてくるまで中火で熱する。
- 弱めの中火にしたらふたをして15~20分蒸す。
- 完成!
かぼちゃとバナナのソフトクッキー
- 加熱したかぼちゃ(50g)
- バナナ(30g)
- 砂糖(8g)
- バター(7g)
- 薄力粉(50g)
- ベーキングパウダー(1g)
- 打ち粉(適量)
- 加熱したかぼちゃ、バナナ、砂糖をボウルに入れて泡立て器で潰しながら混ぜる。
- 混ざってきたら、常温に戻したバター、薄力粉、ベーキングパウダーを加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
- 生地がまとまってきたら手で混ぜ、冷蔵庫で15分生地を寝かせる。
- 打ち粉をして生地を綿棒で伸ばす(3~4㎜)。
- お好みの型で型抜きをする。
- 180℃で予熱したオーブンで8分焼いたら完成!
定番プリン
- 卵(2個)
- 砂糖(大さじ1~3)
- 牛乳(250ml)
- ボウルに卵と砂糖を入れて泡立てないように混ぜる。
- 常温に戻した牛乳を加えてさらに混ぜる。
- 卵液を茶こしで濾しながら耐熱の容器に入れる。
- 容器の2/3の高さまで鍋に水を入れ、沸騰したら火を止める。
- 容器をお湯の中に入れる。
- 鍋のふたをして弱火で10分加熱する。
- 火を止めて10分おく。
- 冷蔵庫で冷やしたら完成!
きな粉ゼリー
- 豆乳(1カップ)
- 水(1/2カップ)
- 寒天(小さじ1弱)
- きな粉(大さじ4)
- 砂糖(大さじ3と1/2)
- 黒蜜(適量)
- 豆乳ときな粉をボウルに入れて泡立て器で混ぜる。
- 鍋に水と寒天を入れて火にかけ沸騰させる。
- ②に砂糖を入れてよく混ぜたら、①を加えてさらによく混ぜる。
- ③をカップに入れて冷蔵庫で冷やし固める。
- 黒蜜をかけたら完成!
パンナコッタ
- いちご(100g)
- 牛乳(250ml)
- 生クリーム(100ml)
- 砂糖(15g)
- 粉ゼラチン(5g)
- 水(25g)
- スキムミルク(25g)※家庭にあれば
- ゼラチンを水に入れてふやかす。
- いちごをお好みの大きさに刻む。
- 鍋にいちごと砂糖を入れて弱火で温める。
- 砂糖が溶けたら、牛乳と生クリームを加えて加熱する。
- (家庭にあれば、スキムミルクを加える。)
- 火をとめてふやかしておいたゼラチンを加えたら、全体をよく混ぜる。
- 容器に⑥を流し入れる。
- 粗熱をとったら冷蔵庫に入れて冷やし固める。
- 完成!
かぼちゃケーキ
- かぼちゃ(100g)
- 小麦粉(150g)
- ベーキングパウダー(小さじ2)
- 砂糖(大さじ5)
- 豆乳(160ml)
- 油(大さじ5)
- かぼちゃを茹でてマッシャーやハンドミキサーでクリーム状にする。
- 小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖をそれぞれふるいにかける。
- 油と砂糖、豆乳、かぼちゃをボウルに入れて混ぜる。
- 小麦粉とベーキングパウダーを加えて、切るように混ぜる。
- ④を型に入れて190~200℃のオーブンで20~25分程度焼く。
- 焼きあがったらケーキを冷まし、食べやすい大きさに切り分ける。
- 完成!
バナナ豆乳マフィン
- 小麦粉(100g)
- ベーキングパウダー(小さじ1)
- 黒砂糖(大さじ3)
- 卵(1個)
- 無塩バター(30g)
- バナナ(1本)
- 調整豆乳(大さじ2)
- バナナを半分に切り、片方を輪切りにする。
- もう一方のバナナを一口大に切り、マッシャーなどで潰す。
- ボウルに室温に戻した無塩バターを入れ、黒砂糖と混ぜ合わせる。
- 別のボウルに卵を入れて溶く。
- 溶いた卵をザルで濾しながら③に加え、混ぜ合わせる。
- 豆乳、②のバナナを加え、その都度混ぜ合わせる。
- 小麦粉とベーキングパウダーを合わせ、ふるいながらボウルに加える。
- ゴムベラを使い、生地につやが出るまで混ぜる。
- オーブンの天板にアルミカップを並べ、8分目くらいまで生地を流し入れる。
- アルミカップ内の生地の空気を抜く。
- ①で切ったバナナを乗せる。
- 180℃のオーブンで約20分焼いたら完成!
焼きドーナツ
- 薄力粉(100g)
- ベーキングパウダー(5g)
- 砂糖(大さじ1)
- 牛乳(50g)
- 溶かしバター(10g)
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかける。
- 砂糖と牛乳を加え、ゴムベラで切るように混ぜる。
- 溶かしバターを加え、生地をひとまとめにする。
- 生地を4等分にし、1つずつ棒状にする。
- 棒状の生地を輪っかにする。
- 180℃に予熱したオーブンで12分焼いたら完成!
ちんすこう
- 小麦粉(170g)
- 砂糖(70g)
- サラダ油(70g)
- 小麦粉に砂糖を入れて混ぜる。
- サラダ油を加えてよく混ぜる。
- 生地がひとまとまりになったら、クッキングシートを敷いた天板に細長く形作る。
- 190℃のオーブンで15分焼いたら完成!
保育園には子どもたちの食を支えている人たちがたくさんいます。保育園の栄養士や調理補助に関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
おやき
- 米粉(100g)
- 小松菜(40g)
- 花がつお(大さじ1)
- 砂糖(小さじ1)
- みそ(小さじ1)
- ごま油(小さじ2)
- ベーキングパウダー(2g)
- 水(150㏄)
- 米粉とベーキングパウダーを合わせ、水を3回に分けて入れ、混ぜ合わせる。
- フライパンにごま油(小さじ1)を入れ、小松菜、みそ、砂糖、花がつおを炒める。
- ①の生地を5等分にしたら、炒めた具材をそれぞれに包む。
- 包んだら平べったく形を整える。
- フライパンにごま油(小さじ1)を入れておやきを並べる。
- アルミホイルで蓋をして3分焼く。
- ひっくり返して両面を焼いたら完成!
チーズパン
- 強力粉(330g)
- 砂糖(35g)
- 塩(3g)
- ドライイースト(5g)
- 溶かしバター(50g)
- 牛乳(200㏄)
- チーズ
- 強力粉と砂糖、塩、ドライイースト、溶かしバター、牛乳をボウルに入れて混ぜ合わせる。
- ①をもちつき器に入れて、耳たぶくらいの柔らかさになるまで捏ねる。
- ラップをかけて40℃の低温スチームに60分入れる。(1次発酵)
- 生地を叩いて潰し、ガス抜きをする。
- 生地を10等分に小分けし、濡らした布巾をかけて約15分休ませる。
- 10等分した生地をさらに6等分し、チーズを包んで丸める。
- 暖かいところに約1時間置く。(2次発酵)
- 180℃で13分焼いたら完成!
米粉どらやき
- 米粉(100g)
- ベーキングパウダー(小さじ1/2)
- 卵(1個)
- はちみつ(大さじ2)
- みりん(大さじ2)
- 水(大さじ1)
- あんこ
- バター
- 米粉とベーキングパウダーを混ぜる。
- 別のボウルに卵とはちみつ、みりん、水を入れて混ぜる。
- ①のボウルに②を入れ、さらに混ぜる。
- 温めたフライパンを濡れ布巾の上に乗せ、生地を流し入れる。
- ぷくぷくと気泡が出てきて表面が乾燥したらひっくり返す。
- ④~⑤を繰り返す。
- 焼いた生地の上にあんことバター、もう1枚の生地を乗せたら、ラップに包んで馴染ませる。
- 完成!
保育園のおやつにおける注意点
おやつの量は1日の総エネルギー量の10~20%

保育園で子どもたちにおやつをあげる際に、注意すべきことがいくつかあります。1つ目は、おやつの量は1日の総エネルギー量の10~20%にすることです。栄養補給のメインは朝昼夜の3食です。おやつを食べ過ぎて他のごはんが食べられない、という状況では元も子もありません。あくまでも栄養補完のためのおやつであるため、おやつで摂取するエネルギー量は1日の総エネルギー量の10~20%にとどめましょう。個人の体格や運動量によって異なりますが、2歳児までは150kcal、3歳児以降は200kcalが目安と言えます。
おやつの時間をしっかりと決める

2つ目は、おやつの時間をしっかりと決めることです。おやつをダラダラと長時間食べ続けてしまうと、次の食事の時間になってもおなかが空かず、食事のリズムが乱れてしまいます。こうした状況が続く場合、栄養バランスが崩れたり食事量が減ったりする原因になるでしょう。さらに、ダラダラ食べは肥満の原因になるだけでなく、口の中に食べかすが長く残ることで虫歯のリスクも高まります。おやつは、次の食事の2時間前までには終わらせるようにし、時間を決めてメリハリのある食習慣を心がけましょう。
誤飲の危険性がある食材を避ける

3つ目は、誤飲の危険性がある食材を避けることです。小さな子どもたちは、まだ嚥下機能が十分に発達していません。大人にとっては問題のない食材でも、思わぬ事故につながることがあります。例えばナッツ類や飴、ガム、果物の種などは誤って飲み込むと喉に詰まりやすいため、子どもたちに与えるのは避けましょう。また、白玉もちやこんにゃく入りゼリーなどの弾力のある食品も3歳頃までは控えるべきです。3歳以降であっても、これらを与える際には必ず大人がそばで見守るようにし、安全に配慮した食環境を整えることが大切です。
飲み物も一緒に飲むように心がける

4つ目は、飲み物も一緒に飲むように心がけることです。子どもたちは大人よりも体温が上がりやすく活動量も多いため、こまめな水分補給が欠かせません。食事のときだけでなくおやつの時間にも飲み物をとることで、水分補給の習慣を自然と身につけることができます。その際、糖分の多いジュースや炭酸飲料は、虫歯や食欲低下の原因になるため避けましょう。オススメは水や麦茶、牛乳などです。ただし、牛乳は飲み過ぎると満腹感から食事に影響を与えることがあるため、目安として1回200ml程度にとどめると良いでしょう。
まとめ
子どもたちとおやつの時間を楽しもう!

いかがでしたか?今回は、保育園のおやつにオススメのレシピや子どもたちにおやつをあげるときの注意点など、保育園におけるおやつについて詳しく解説しました。子どもたちが1日に必要な栄養をしっかりと摂るためには、おやつの時間が大切な役割を果たします。しかし、与え方を誤ると食生活の乱れや健康への悪影響につながることもあります。おやつは単なる楽しみではなく栄養補給の一環であることを正しく理解し、子どもたちの年齢や発達段階、活動量に応じた適切なおやつの内容や量を心がけましょう。健やかな成長を支えるためにも、目的に合ったおやつの提供を意識することが大切ですね。