目次
◎一緒に手作りおやつを作ろう!
子どもたちの楽しみの時間、おやつタイム。
今回は、子どもたちと一緒に作れる簡単なおやつのレシピを紹介します。実際に作ってみることで、食育にも繋がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
◎おやつの役割って?
そもそも、なぜ保育園でおやつは必要なのでしょうか?
おやつは単に子どもたちの楽しみのためだけではなく、他にも重要な役割を果たしています。主な役割を3つ紹介します。
・栄養補完の役割
子どもたちは代謝がよく、たくさん動き遊ぶので、大人よりも多くのエネルギーを消費しています。
しかし子どもたちの身体は小さく、消化器官もまだまだ未熟なため、一度の食事でたくさん食べることができません。よって一日三食の食事だけでは必要な栄養を摂るのは難しいので、第四の食事として、おやつが必要となります。
このように、おやつは足りない栄養素やエネルギーを補うための役割を果たしています。
・身体と心のリフレッシュの役割
いっぱい遊んで動いた後におやつを食べることで、身体を休めてリフレッシュさせてくれる役割があります。
また、友達とのコミュニケーションも図ることができるため、精神的な安心感をることができ、心の成長も促す効果があります。
・食育の役割
おやつを美味しい、楽しいと感じることは食への興味に繋がります。
特に、子どもたちと一緒におやつを作ることで、さらに食が身近なものとなり食と健康への興味・関心を高めることができます。
市販のお菓子類が多く出回っている現在だからこそ、子どもたちと一緒におやつを手作りしてみましょう!
◎簡単レシピ~実際に作ってみよう!
では、実際におやつを作ってみましょう!
子どもたちでも簡単に作れる人気のレシピを紹介します。
①簡単!ホットケーキミックスで作るクッキー
まずおすすめするのは、薄力粉いらず!ホットケーキミックスで作る簡単クッキーです。
材料も少なく、量ってこねこねして形を作って焼くだけなので難易度低めでおすすめのメニュー!焼きあがった後に自由にチョコペンなどでデコレーションしてみてもいいかもしれませんね。
②大人気!スイートポテト
秋の定番イベント、お芋掘り!
いっぱいお芋を収穫した後はそのお芋を使ってスイートポテトを作ってみましょう。実はスイートポテトは少ない材料で簡単に作れるお菓子の一つなんです。
定番の楕円形にしてもよし、一口サイズに丸めてもよし。今回の動画のようにアルミカップに入れて焼くだけもよし!手も汚れない楽チンレシピです。
お芋をすりつぶす工程が少し力がいるかもしれないので、そこは大人たちが手伝ってあげてもいいいかもしれません。
③電子レンジで簡単!しっとりたまご蒸しパン
蒸しパンは子どもたちに人気のおやつの一つですよね。
蒸しパンと聞くと、蒸し器が必要でハードルが高いのでは…?と思う方もいるのではないでしょうか?ですがこのレシピは電子レンジで簡単に美味しい蒸しパンを作ることができます!
粉類も振るっておく必要がなく、袋に入れて混ぜるだけなので手間も省けます。
※電子レンジを使うのでアルミのカップは厳禁です!
④たこ焼き機で作る!きのこの山
みんな大好き♪きのこの山!
実は『たこ焼き機』で簡単に作れちゃうんです!
このレシピは竹串などを使ってひっくり返す工程がないので楽チン。
焼いた後は溶かしたチョコレートに浸して、みんなで可愛くデコレーションして盛り上がっちゃいましょう。
見た目もキュートなのでバレンタインなどのイベントにも取り入れられそうですね!
⑤豆腐で簡単!うさぎみたらしだんご
お月見のイベントにもってこい!うさぎさんのみたらしだんごです。
白玉粉に豆腐を混ぜることでよりふわふわもちもちした食感に仕上がります。
みたらしは大人が作っておいて、お団子をこねこねして茹でる作業は子どもたちと、という風に分担して作るのもおすすめです。
⑥レンジで6分!かぼちゃチーズケーキ
ケーキは難しい…!と思っている方は多いのではないでしょうか?
このレシピはなんと!電子レンジで6分!とても簡単に作れるかぼちゃのチーズケーキのレシピです。1歳頃から食べることができます。
かぼちゃには抵抗力を高めるビタミンAに代わるβカロテンを豊富に含んでいます。またチーズにはカルシウムが含まれているため、簡単かつ栄養も摂れる一石二鳥のレシピです!
◎おすすめの食材紹介
子どもたちと一緒におやつを作る際におすすめの食材を紹介します。
・旬の野菜や果物
おやつを手作りすることで、市販のおやつとは違って足りない栄養素を補うことができます。
そこでおすすめなのが、「旬」の野菜や果物を取り入れることです。旬は、一年の中で最も美味しく、栄養素が高くなる時期だと言われています。
不足している栄養素を補うためにもぜひ旬の野菜や果物を取り入れてみてください。
・乳製品や小魚
子どもの成長のためにカルシウムは欠かせません。
チーズや牛乳、ヨーグルトといった乳製品、小魚を積極的におやつに取り入れましょう。
ヨーグルトにフルーツを添えたり、グラノーラを混ぜたりすれば栄養満点で腹持ちもよくなるのでおすすめです。
・豆類
大豆類は良質な植物性たんぱく質を取り入れることができます。
その中でも、豆乳やきな粉は比較的子どもたちでも食べやすく、おやつにも取り入れやすいため、レシピもたくさんあります。
乳製品の代わりに豆乳を使っておやつ作りをしてみてはいかかでしょうか?
・ホットケーキミックスを活用
子どもたちと一緒におやつを作る際、材料をなるべく少なく、簡単に、作るのがポイントです。そこで、ホットケーキミックスはおすすめの材料です。
ホットケーキミックスには小麦粉や砂糖、ベーキングパウダーなど様々な材料が含まれています。そのため、ホットケーキミックス一つで様々なおやつを作ることができ、粉類を計ったり振るう手間と費用を省くことができます。
お腹にたまりやすいので、小さいサイズで少量与えるようにしましょう。
◎おやつを与える際の注意点
子どもたちにおやつを与える際に注意すべき点がいくつかあります。
・おやつの量には気をつけよう
食事があくまでもメイン。
おやつはあくまで栄養補完のためなので、食べ過ぎには注意しましょう。
・飲み物と一緒に食べよう
子どもたちは汗をかきやすく、たくさんの水分を必要としています。
こまめに水分を取るのは難しいと思うので、おやつを食べるときに一緒に水分を補給する習慣をつけましょう。
甘いジュースは肥満にもつながってしまうので、牛乳や野菜ジュース、100%の果汁ジュースなど、なるべく人工甘味料を使ったものは避けましょう。
・だらだら食いは厳禁
みんなで一緒におやつを食べる時間は楽しいため、どうしてもだらだら食べてしまいがち。
ですがだらだらおやつを食べてしまうと、食事の際にお腹が空かないだけではなく、消化・吸収をし続けなければならないため、胃や腸にも負担がかかってしまいます。
時間を決めて、おやつの時間を楽しむようにしましょう。
◎さいごに
いかがでしたか?
市販のおやつもいいですが、たまには子どもたちと一緒に簡単なおやつを作ってみるのも楽しいと思います。
食育活動の一環としても、食の楽しみを子どもたちに教えてあげてくださいね!