保育士なら知っておきたい!子供の「人見知り」【原因・デメリット・解決法】

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人見知りは成長の証?

「人見知り」とは、 “人の目を過剰に意識しすぎてしまい 見ず知らずの人を見て恥ずかしがったり怖がったりしてお友達とどう会話をしたらいいかわからず コミュニケーションに対して消極的になってしまう事” を言います。

「人見知り」は一見ネガティヴなイメージがありますが、実は子供にとっては “成長の証”でもあるのです。

人見知りの子供は、家では問題なく喋れても保育園・幼稚園などの対外的な場所になると急に喋れなくなったり、緊張してしまうのが主な特徴です。

子供が人見知りしてしまうのも、子供なりの原因があってこそ。
保育園・幼稚園は子供の人見知りを治すのに最適な場所です。
保育士さんがうまく人見知りの子供に対して接してあげる事で改善するきっかけになるかもしれません。

今回は、子供の人見知りについてまとめてみました。
保育士だけでなく、人見知りな子供を持つ親御さんも
ぜひ最後までご覧いただき参考にしていただけると嬉しいです!

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子供の人見知りの原因

親が過保護である

親が過保護であると、子供に過剰に同調してしまい
子どもが嫌なことをさせない、子供の好き放題にのびのびと生きさせる…などをさせた結果
子供は自分の世界観でしか生きなくなり他の子に対して興味がなくなってしまい、人見知りの原因になります。

警戒心が強い

人見知りの原因として”警戒心が強いこと”も挙げられます。
警戒心が強い子供には、他の子が寄せ付けないオーラが漂っておりより人見知りになりやすいです。
また、親しくない人にはうまくコミュニケーションが取れないことも特徴的で自分から話したがりません。

緊張しやすい

人と話すと上がってしまったり、顔が赤くなったしまったり…といわゆるあがり症で緊張しやすい子も中にいます。

自分に自信がない

自分に自信がなく、他人の目を気にしてしまい不安になることが人見知りの原因になることも。
他の子からどうみられてるか、目線が怖くなってしまい自分から話すことが出来なくなってしまいます。

とても繊細

とても繊細で傷つきやすい子供は人間関係で傷つくのが怖いので人と関わろうとしない特徴があります。
そんな繊細な子供は「HSC」の可能性もあります。
「HSC」の子供たちは環境の変化に馴染むのが苦手だったり、集団行動をするのが苦手で友達を作るのが難しいのです。

「HSC」についてはこちらで詳しく解説してますので是非チェックしてみてください!

人見知りにはこんなデメリットが…

何事にも消極的になる

何事にも消極的なってしまい、人に対してだけでなく自分から進んで物事に取り組むことをしなくなります。
人から指示されてから動くようになってしまい、“指示待ち人間”になってしまうことも‥。
また、考えることもネガティブ思考になってしまいますし、傍から見ててやる気がないように映ってしまいます。

ストレスが溜まりやすい

人見知りの子は、ありのままの自分が出せなくて
なかなか自分の意見や考えを発言することができません。
自分の意見を伝えるのが難しいと発散場所が限られてしまいストレスが溜まりやすくなってしまいます。

友達が作れない

自分からうまくコミュニケーションを取ることができないため、友達が作るのが難しいのが特徴です。
また、友達が作れず孤立してるといじめのターゲットになりやすく、「やめてほしい」という意思表示もできず、周りの大人に相談できずにいじめかエスカレート‥といった負のスパイラルに陥ってしまいます‥

人見知りを克服するには…?

会話を慣れさせる

人見知りを克服するのにまず重要なのは、「会話に慣れさせること」です。

人前で緊張してしまい、人見知りが発動してしまう原因は「会話に慣れていない」という理由が大きいのです。

いきなり会話の数を増やそうとしても逆に苦手意識がエスカレートしてしまうので徐々に慣れさせるようにしましょう。

まずは先生とお話をして心を開かせて、ハードルが低いところからスタートしてみましょう。

子供の不安を取り除いてあげる

子供がどうして人見知りが発動してしまうのか?
何か不安要素があるはずです。
その不安要素は何なのかを見つけてあげて一緒に解決しましょう。
不安を取り除いてあげることで、自然とコミュニケーションができるようになり人見知りが改善するかもしれませんよ!

自己肯定感を上げる

自己肯定感とは
「ありのままの自分を素直に受け入れられることができる。自分の価値観や存在を肯定できる感覚」の事。

「自己肯定感」が高い事で他人の評価を気にせず、自分に自信を持って活動することができるようになります。

自己肯定感が高いと、自分から積極的に動けるようになるため人見知りも自然と治ります。

「自己肯定感」について詳しくはこちらの記事に載っています!
保育士だけでなく、保護者の方も是非参考にしてみてください!

まとめ

一番の解決方法は「会話に慣れさせること!」

今回は、子供の「人見知り」についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?

人見知りであることは決して悪いことではありません。
“初めましての場面は誰でも緊張するもの。”
まだ人生経験が浅い子供は、特に緊張します。

一番の解決方法は 「会話に慣れさせる」 ということです。

保育園・幼稚園は人見知りを克服する場所として最適なのではないかと思います。

そんな最適な場所で身近にサポートできるのは保育士さんたちです。
この記事で学んだことを活かし、子供の人見知りを少しでも改善できるようにしてあげたいですね。

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