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いよいよ今年最後の月となるとなる12月に突入しますね。12月に近づいてきたということで、いよいよ年内最後のおたよりの作成に取り掛かる時期になりました。そこで今回は、保育園で発行される12月のおたより文例を紹介していきます。書き出しから内容の文例、作成する上でのポイントまで一挙に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。園だよりやクラスだよりなどのおたより作成にお悩みの保育士さん、新人保育士さん必見です!
書き出し・挨拶の文例
文例①
季節を感じさせる特徴のある書き出しです。この時期ならではの子どもたちの様子にも触れることがポイントです。
文例②
年末年始を意識した書き出しになっています。1年を振り返って子どもたちの成長を伝えられるといいですね。
季節感のある文例
文例①
12月ならではのイベントの忙しさに触れており、賑やかな様子が伝わってくる文例です。クリスマスやお正月、発表会などの製作、練習に言及すると季節感を感じさせる文になるでしょう。
文例②
”冬”や”寒さ”、”落ち葉”などに触れた季節感あふれる文章です。また、子どもたちが冬の自然に触れて元気に遊んでいる様子も伝えています。実際に子どもたちが遊んでいる様子を写真を載せてもいいかもしれませんね。
子どもたちの様子を伝える文例
0歳児クラス
0歳児の身体面の成長に触れた文章です。子どもができるようになったことに触れつつ、今取り組んでいることや興味を示しているものについて書くようにしましょう。
1歳児クラス
様々なことが出来るようになる1歳児は言葉や身体面の成長に触れると良いでしょう。一方、子どもたちの成長には個人差があるので、おたよりを読む保護者に配慮した言い回しをすることも大切です。
2歳児クラス
身体面の成長と同時に対人面での成長を伝える一文です。2歳児は自我が芽生え、友達との意思疎通もできるようになってきます。お友達とちゃんと打ち解けられていることを伝えることで、保護者を安心させられるといいですね。
3歳児クラス
発表会に向けて練習に取り組む子どもたちについて伝える文例です。本番に向けて頑張っている様子や昨年よりも成長した姿を伝えることで、発表会に対する保護者のワクワク感を高められるといいですね。
4歳児クラス
こちらも、発表会に向けて準備をする子どもたちの様子を伝える文例です。「来年から年長さん」という文言を入れることで、子どもたちが大きく成長したということを実感できます。
5歳児クラス
5歳児クラスは1番上のお兄さんお姉さんのクラスです。子どもたちがお兄さんお姉さんとして成長した姿をおたよりを通じて保護者の方々に積極的に伝えてみましょう。
行事やイベントに関する文例
文例①
12月ならではの行事に取り組む様子を伝えてみましょう。園の装飾に言及すると、保護者が来園する際の楽しみにもつながります。
文例②
12月といえば冬至の日です。こちらの文例では、冬至の日について子どもに話せるように知識を入れておくことができますね。
保護者へのお願いに関する文例
文例①
冬休みに入るにあたっての保護者へのお願いを伝える文例です。規則正しい生活を続けるように保護者にお願いすることで、子どもの体調管理に努めましょう。
文例②
冬ならではの注意事項に触れた文例です。低温やけどは重症化しやすいといわれていますので、注意喚起を徹底するようにしましょう。
文例③
年末の大掃除に関するお願いについての文例です。12月に行われる行事やイベントについての注意事項やお願い等があればそちらも合わせて書くようにしましょう。
健康に関する文例
文例①
定期的な換気を各家庭に促す文例です。園で健康維持のために何に取り組んでいるのかを具体的に書けるとよいですね。
文例②
感染症の流行しやすい冬の季節。安心して登園してもらえるように園での取り組みを述べましょう。新たに取り入れる対策についても、具体的に言及することが重要です。
文例③
園に暖かい格好で来るようにお願いをしている文例です。子どもたちは体温が変化しやすいので、脱ぎ着しやすい服装をお願いすることがポイントです。
締めの文例
文例①
年内最後の月ということで、1年の感謝と来年への抱負を保護者に伝える挨拶にするとよいでしょう。
文例②
こちらも、新年を見据えた締めの言葉です。年末年始の無事を祈る言葉と来年会うことを楽しみにしている旨を伝えることで、より1年の最後の締めの挨拶らしくなっています。
12月に使いたいイラスト集
冬の季節感を感じさせるイラスト
冬と言えば、雪が思い浮かびますよね。雪以外にも、クリスマスローズ、パンジー、ビオラ、サザンカ、スイセン、ツバキなど冬に咲く花も挙げることができます。冬ならではの自然をイラストとして取り入れることで、冬の訪れを感じさせることが出来ます。例えば、冬の花に雪が乗っている様子をイラストにすれば、より一層冬らしさを感じさせることができるかもしれません。保育士さんや子どもたちのの手書きイラストや実際に撮った写真を取り入れてみてもいいかもしれませんね。
クリスマスに関連したイラスト
12月といえばクリスマスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。クリスマスといえば、サンタクロース、トナカイ、クリスマスツリー、オーナメントなどが思い浮かびます。クリスマスの素材は様々な場面でイラストとして使われているので、取り入れやすいことかと思います。子どもたちの製作物の写真や保育士さん、子どもたちの手書きイラストを載せてみてもいいかもしれませんね。
12月のおたよりを書く時のポイント
季節感に触れる
12月は冬の始まりとなる月ですよね。気温は下がり、だんだんとクリスマスが近づいてくる時期です。そのため、寒くなった気候やクリスマスムードになりつつある世の中の話題に触れることで季節感を出すことができます。また、冬の風景を表した文を入れたり、イラストや写真で冬らしさを取り入れると、受け取った保護者の方も冬を感じることが出来ます。そのほか、12月に連想できるカラーには雪の白やクリスマスカラーの赤、緑などが挙げられます。季節感を意識して、おたよりの配色として取り入れてみてもいいかもしれませんね。
1年を締めくくる言葉
12月は1年のなかで最後の月ですよね。ですので、あっという間に今年も残すところ1か月になったことに触れながら、1年を振り返る言葉を盛り込んでみましょう。また、1年を通して、子どもたちが健やかに成長したことを伝えると保護者に喜ばれるかもしれせん。さらに、来年も子どもたちの成長を見守り、過ごしていきたいという心構えも伝えられると新年の期待感につながります。
保護者への感謝
12月のおたよりは保護者の方に配る今年最後のおたよりですので、改めて感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。1年間で様々なことへご協力・ご理解を頂いたことに対しての感謝を伝えるとともに、来年に対する意気込みを伝えられるとよいですね。1年の終わりとともに新年の始まりも近づいてくる12月ですので、「来年もよろしくお願いいたします。」といった文言も添えるといいでしょう。
子どもたちの様子
1年の締めくくりとなる12月ですので、1年を振り返って子どもがどれだけ成長したかということを伝えられると保護者に喜ばれ、「○○保育園に通わせてよかったな」と思ってもらえるかもしれません。その際には、「以前は○○ができなかったが今では簡単にできるようになった」など、子どもの成長した部分やできるようになったことを具体的に伝えられるといいですね。
1・2月の連絡事項
保護者懇談会や保育参加など、1・2月に何か行事の予定があればあらかじめ伝えておくようにしましょう。また、何か準備しておいてもらいたいものや行事に当たってのお願い事があればそちらも合わせて記載するようにします。1・2月に関する連絡事項を余裕を持って保護者に知らせ、準備するための時間をしっかりと取れるように配慮することが大切です。
1年の締めくくりにふさわしいおたよりにしよう
今回は、12月のおたよりについて、書き出しや内容の文例、作成するにあたってのポイントやイラストまで幅広く紹介してきましたがいかがだったでしょうか。子どもの年齢別や、テーマ別に文例を記載しましたので、おたより1つにも様々な書き方があることが理解いただけたかと思います。季節感やイベントに触れるのはもちろんのこと、保護者への感謝や1年を振り返って子どもの成長を伝えるおたよりにできるといいですね。12月は年内最後の月でもあるので、1年をきちんと締めくくれる内容のおたよりにしましょう!
よくある質問
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