保育園12月のおたより文例集!【書き出し・内容の文例・イラストからポイントまで一挙紹介】

いよいよ今年最後の月となるとなる12月に突入しますね。12月に近づいてきたということで、いよいよ年内最後のおたよりの作成に取り掛かる時期になりました。そこで今回は、保育園で発行される12月のおたより文例を紹介していきます。書き出しから内容の文例、作成する上でのポイントまで一挙に紹介するのでぜひ参考にしてみてください。園だよりやクラスだよりなどのおたより作成にお悩みの保育士さん、新人保育士さん必見です!

書き出し・挨拶の文例

文例①

朝晩の寒さも日に日に増し、季節も冬になりました。気温も下がり乾燥してくるこの時期、より一層の健康管理が大切ですが皆様はいかがお過ごしでしょうか。子どもたちは寒さに負けず、外で元気いっぱいに遊んでいます。

季節を感じさせる特徴のある書き出しです。この時期ならではの子どもたちの様子にも触れることがポイントです。

文例②

今年も早いもので残すところ1カ月足らずとなりました。皆様にとって、今年はどのような1年だったでしょうか?保育園でもさまざまな行事を通して子どもたちはたくましく成長し、楽しい思い出もたくさんできました。

年末年始を意識した書き出しになっています。1年を振り返って子どもたちの成長を伝えられるといいですね。

保育士くらぶ

季節感のある文例

文例①

クリスマスやお正月の準備など、何かとあわただしい1か月を迎えます。忙しいながらも、子どもたちにとっては一番楽しみな月かもしれません。園やクラスには装飾も施され、とても賑やかな雰囲気です。子どもたちの笑顔もより一層輝いています。

12月ならではのイベントの忙しさに触れており、賑やかな様子が伝わってくる文例です。クリスマスやお正月、発表会などの製作、練習に言及すると季節感を感じさせる文になるでしょう。

文例②

本格的な寒さに冬の訪れを感じる時期になりました。寒さが身に染みる一方で、透き通った青空に心地よさを感じられる季節です。木枯らしですっかり園庭の木々の葉が落ちました。子どもたちは、落ち葉を使って元気に遊んでいます。

”冬”や”寒さ”、”落ち葉”などに触れた季節感あふれる文章です。また、子どもたちが冬の自然に触れて元気に遊んでいる様子も伝えています。実際に子どもたちが遊んでいる様子を写真を載せてもいいかもしれませんね。

子どもたちの様子を伝える文例

0歳児クラス

ハイハイのスピードが早くなったり必死に歩こうとしたりと、心身の成長を感じます。歌に合わせて鈴を鳴らして音楽を楽しむなど、ちょっとした合奏もできるようになりました。先日はクリスマス製作を行い、保育者と一緒にスタンプを押したりシールを貼ったりして楽しんでいました。

0歳児の身体面の成長に触れた文章です。子どもができるようになったことに触れつつ、今取り組んでいることや興味を示しているものについて書くようにしましょう。

1歳児クラス

昨年に比べると、歩く、話す、食事、トイレなど個人差はあるもののできることがかなり増えました。「自分でやってみたい」という気持ちを大切にして成長を見守っていきたいと思います。お散歩を楽しむ子どもたちも多く、散歩車を使わずに歩く子もちらほらと出てきて成長を感じます。

様々なことが出来るようになる1歳児は言葉や身体面の成長に触れると良いでしょう。一方、子どもたちの成長には個人差があるので、おたよりを読む保護者に配慮した言い回しをすることも大切です。

2歳児クラス

子どもたちの体力もついてきて、寒さに負けずお友達と外で走り回って遊んでいます。また、クリスマスやお正月などの年末の行事を楽しみにしている子が多く、友達同士で行事について話して盛り上がっています。

身体面の成長と同時に対人面での成長を伝える一文です。2歳児は自我が芽生え、友達との意思疎通もできるようになってきます。お友達とちゃんと打ち解けられていることを伝えることで、保護者を安心させられるといいですね。

3歳児クラス

子どもたちはお友達と一緒に発表会の準備に取り組んでいます。緊張もあるようですが、パパやママに見てもらうことを楽しみにしている様子です。子どもたちの頑張り、そして昨年より成長した姿をぜひご覧ください。

発表会に向けて練習に取り組む子どもたちについて伝える文例です。本番に向けて頑張っている様子や昨年よりも成長した姿を伝えることで、発表会に対する保護者のワクワク感を高められるといいですね。

4歳児クラス

○○ぐみさんは発表会で劇や合奏をやることになり、そのための練習に取り組んでいます。来年からは年長さんなだけあり、昨年に比べて難しいことが発表できるようになりました。保護者の皆様は、子どもたちの発表をぜひ楽しみにしていてください!

こちらも、発表会に向けて準備をする子どもたちの様子を伝える文例です。「来年から年長さん」という文言を入れることで、子どもたちが大きく成長したということを実感できます。

5歳児クラス

子どもたちは、大縄跳びで遊んだり発表会の劇や演奏の練習をしたり、クリスマスに向けて製作をしたりと大忙しな様子です。様々な場面で助け合ったり、協力して何かに取り組んだりする様子が見られて寒い季節ながらも心が温かくなります。みんなもうすっかり年長さんですね。

5歳児クラスは1番上のお兄さんお姉さんのクラスです。子どもたちがお兄さんお姉さんとして成長した姿をおたよりを通じて保護者の方々に積極的に伝えてみましょう。

行事やイベントに関する文例

文例①

今年も残りわずかですが、今月は待ちに待ったクリスマスがあります。子どもたちはサンタさんにおてがみを書いたり、プレゼント入れを作ったり、クリスマス会に向けて楽器や歌、ダンスの練習をしたりと大忙しです。園内は飾りつけでいっぱいです。

12月ならではの行事に取り組む様子を伝えてみましょう。園の装飾に言及すると、保護者が来園する際の楽しみにもつながります。

文例②

毎年12月22日頃は冬至の日(1年で昼が最も短い日)です。ゆず湯に入ったり、カボチャを食べると、1年間大きな病気にかからないといわれています。保育園でも給食でかぼちゃを食べる予定です。本格的に寒くなるこの季節、体を温めて病気に負けないようにしましょう。

12月といえば冬至の日です。こちらの文例では、冬至の日について子どもに話せるように知識を入れておくことができますね。

保護者へのお願いに関する文例

文例①

年末年始は冬休みに突入します。長い休みに入ると、生活リズムが乱れてしまいがちです。子どもたちのためにも、早寝早起き、1日3食、手洗いうがいや歯磨きの徹底などを意識して健康管理に取り組んでいただくようお願いいたします。

冬休みに入るにあたっての保護者へのお願いを伝える文例です。規則正しい生活を続けるように保護者にお願いすることで、子どもの体調管理に努めましょう。

文例②

この季節はファンヒーター、ポット、加湿器、こたつ、カイロ、ホットカーペットなどを使用することが多くなります。やけどはもちろんのこと、低温やけどにも注意しましょう。長時間同じ体勢でホットカーペットやこたつに当たてっいると低温やけどになる危険性があります。ホットカーペットやこたつで寝てしまうことがないよう、一度子どもたちと使い方を確認してみてくださいね。

冬ならではの注意事項に触れた文例です。低温やけどは重症化しやすいといわれていますので、注意喚起を徹底するようにしましょう。

文例③

当園では、12月〇日に大掃除を行います。子どもたちが普段使っている保育室や遊具、靴箱、おもちゃなどをキレイにし、来年も気持ちよく使えるようにするための掃除です。当日は雑巾がけや窓ふきなどを行い、たくさん動く予定ですので、動きやすい服装や汚れてもいい服装をご用意いただくようお願いいたします。

年末の大掃除に関するお願いについての文例です。12月に行われる行事やイベントについての注意事項やお願い等があればそちらも合わせて書くようにしましょう。

健康に関する文例

文例①

寒い時期なので、窓や部屋を閉め切ってしまいがちです。しかし、窓や部屋を締め切っていると空気が汚れて、風邪などの菌やウイルスが増えてしまいます。園では1時間に1回換気をおこなっております。ぜひご家庭でも閉め切りっぱなしにならないように、定期的な換気をお願いいたします。

定期的な換気を各家庭に促す文例です。園で健康維持のために何に取り組んでいるのかを具体的に書けるとよいですね。

文例②

寒さが増し乾燥してくる12月はインフルエンザやその他感染症が流行しやすい季節です。保育園では、こまめな換気や手洗いうがい、アルコール消毒を継続して徹底する他、新たに○○を取り入れ、より一層対策に力を入れています。

感染症の流行しやすい冬の季節。安心して登園してもらえるように園での取り組みを述べましょう。新たに取り入れる対策についても、具体的に言及することが重要です。

文例③

冬真っただ中の12月。体調を崩しやすい時期なので、子どもたちの体調の変化には十分に注意する必要があります。子どもたちが登園する際には、暖かい服装で来てくださいね。また、激しい運動で汗ばむこともありますので、脱ぎ着のしやすい暖かい上着があるとよいです。

園に暖かい格好で来るようにお願いをしている文例です。子どもたちは体温が変化しやすいので、脱ぎ着しやすい服装をお願いすることがポイントです。

締めの文例

文例①

今年も保護者の皆様のご理解とご協力おかげで、子どもたちのたくさんの笑顔に触れることができましたことを感謝申し上げます。また来年も子どもたちが健やかに成長できるよう保育に励んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

年内最後の月ということで、1年の感謝と来年への抱負を保護者に伝える挨拶にするとよいでしょう。

文例②

今年も大変お世話になりました。ご家族みんなで、健やかな新年を迎えられることをお祈り申し上げます。また来年も元気な子どもたち、そして保護者の皆様にお会いできることを楽しみにしております。

こちらも、新年を見据えた締めの言葉です。年末年始の無事を祈る言葉と来年会うことを楽しみにしている旨を伝えることで、より1年の最後の締めの挨拶らしくなっています。

12月に使いたいイラスト集

冬の季節感を感じさせるイラスト

冬と言えば、雪が思い浮かびますよね。雪以外にも、クリスマスローズ、パンジー、ビオラ、サザンカ、スイセン、ツバキなど冬に咲く花も挙げることができます。冬ならではの自然をイラストとして取り入れることで、冬の訪れを感じさせることが出来ます。例えば、冬の花に雪が乗っている様子をイラストにすれば、より一層冬らしさを感じさせることができるかもしれません。保育士さんや子どもたちのの手書きイラストや実際に撮った写真を取り入れてみてもいいかもしれませんね。

クリスマスに関連したイラスト

12月といえばクリスマスを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。クリスマスといえば、サンタクロース、トナカイ、クリスマスツリー、オーナメントなどが思い浮かびます。クリスマスの素材は様々な場面でイラストとして使われているので、取り入れやすいことかと思います。子どもたちの製作物の写真や保育士さん、子どもたちの手書きイラストを載せてみてもいいかもしれませんね。

12月のおたよりを書く時のポイント

季節感に触れる

12月は冬の始まりとなる月ですよね。気温は下がり、だんだんとクリスマスが近づいてくる時期です。そのため、寒くなった気候やクリスマスムードになりつつある世の中の話題に触れることで季節感を出すことができます。また、冬の風景を表した文を入れたり、イラストや写真で冬らしさを取り入れると、受け取った保護者の方も冬を感じることが出来ます。そのほか、12月に連想できるカラーには雪の白やクリスマスカラーの赤、緑などが挙げられます。季節感を意識して、おたよりの配色として取り入れてみてもいいかもしれませんね。

1年を締めくくる言葉

12月は1年のなかで最後の月ですよね。ですので、あっという間に今年も残すところ1か月になったことに触れながら、1年を振り返る言葉を盛り込んでみましょう。また、1年を通して、子どもたちが健やかに成長したことを伝えると保護者に喜ばれるかもしれせん。さらに、来年も子どもたちの成長を見守り、過ごしていきたいという心構えも伝えられると新年の期待感につながります。

保護者への感謝

12月のおたよりは保護者の方に配る今年最後のおたよりですので、改めて感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。1年間で様々なことへご協力・ご理解を頂いたことに対しての感謝を伝えるとともに、来年に対する意気込みを伝えられるとよいですね。1年の終わりとともに新年の始まりも近づいてくる12月ですので、「来年もよろしくお願いいたします。」といった文言も添えるといいでしょう。

子どもたちの様子

1年の締めくくりとなる12月ですので、1年を振り返って子どもがどれだけ成長したかということを伝えられると保護者に喜ばれ、「○○保育園に通わせてよかったな」と思ってもらえるかもしれません。その際には、「以前は○○ができなかったが今では簡単にできるようになった」など、子どもの成長した部分やできるようになったことを具体的に伝えられるといいですね。

1・2月の連絡事項

保護者懇談会や保育参加など、1・2月に何か行事の予定があればあらかじめ伝えておくようにしましょう。また、何か準備しておいてもらいたいものや行事に当たってのお願い事があればそちらも合わせて記載するようにします。1・2月に関する連絡事項を余裕を持って保護者に知らせ、準備するための時間をしっかりと取れるように配慮することが大切です。

1年の締めくくりにふさわしいおたよりにしよう

今回は、12月のおたよりについて、書き出しや内容の文例、作成するにあたってのポイントやイラストまで幅広く紹介してきましたがいかがだったでしょうか。子どもの年齢別や、テーマ別に文例を記載しましたので、おたより1つにも様々な書き方があることが理解いただけたかと思います。季節感やイベントに触れるのはもちろんのこと、保護者への感謝や1年を振り返って子どもの成長を伝えるおたよりにできるといいですね。12月は年内最後の月でもあるので、1年をきちんと締めくくれる内容のおたよりにしましょう!

よくある質問

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