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ハロウィンの衣装を保育園で作るとき、身近な材料で作れたり、作業工程が少ないシンプルなアイディアを探す保育士さん必見の記事です。今回簡単に作れる子供たちに喜んでもらえるハロウィン衣装のアイディアを15選紹介しますよ。まずは作業を行う前に子供たちのサイズを測って準備をしましょう。子供と一緒に作成する場合は、ハサミやキリなど鋭利な道具の扱いに気をつけることが大切ですね。
ハロウィンの衣装を保育園で手作りするアイデア
黒猫の帽子
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主な材料
色画用紙B4×2・他の色の画用紙・はさみ・のり・セロハンテープ
作り方
①色画用紙を縦長に2回半分に折る×2
②色画用紙を広げ、線に沿って切る。
③2つのパーツを使って、さらに半分に折り目をつける。
④2つのパーツの端と端をテープまたはのりでとめる。
⑤長い画用紙を頭に合わせて長さを調節する(潰して折り目をつける)
⑥残り画用紙を折り目に沿って⑤に貼り付ける。
⑦反対側も折り目に沿って貼り付ける。
⑧6.7の工程を余った画用紙全てで行う。
⑨帽子の下から真ん中の折り線に向かって、切り口を入れる。
⑩折った部分を立ち上げて帽子のツバにする。
⑪別の画用紙を使って、縦長に2回半分に折って切る。
⑫さらに半分に折って切る。
⑬2本の画用紙をテープで繋げる。
⑭細長い画用紙を帽子の下に巻くと完成。
帽子に猫の耳などを貼り付けると、動物の帽子にもなりますよ。
ポリ袋で作る簡単なハロウィン衣装
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主な材料
45Lのポリ袋(オレンジ色)・画用紙(黒色)
作り方
①45Lのポリ袋を真ん中から半分に折る。
②ポリ袋の口の方を子供の身長(子供の膝くらいの丈)に合わせて切る。
③ポリ袋の底をカーブに切る(長辺が55cmになる)
④腕を通す部分を切る。
⑤袋の口をギザギザになるように切る(反対側から3角形を作って切ると均等になる)
⑥ポリ袋を広げる。
⑦画用紙でジャックオーランタンの顔のパーツを作り、ポリ袋にはって完成。
ハロウィンマント
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主な材料
45Lのポリ袋(黒色)・包装用テープ(透明と紫色)・ソフトゴム・色画用紙
作り方
①ポリ袋の縦と横を切って広げる。
②襟になる部分にポリ袋にゴムを貼る(端は少し隙間を空けて、ゴムを引っ張りながら貼る)
③はさみでゴムとテープを切ると、襟がクシャクシャになっている。
④紫色の包装用テープを用意し、長めに2本切る。
⑤③で空けた隙間に、紫色の包装用テープを貼る。
⑥色画用紙でジャックオランタンや好きなパーツを作り、ポリ袋に貼って完成。
ハロウィン風スカート
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主な材料
ゴム(帽子のあごにつけるゴム◎)、黒色の45Lポリ袋(10枚)
作り方
①ゴムを子供のウエストに合わせて切り、輪になるように結ぶ。
②ポリ袋を用意して、ゴムに袋を結びつける。
③②の工程で10個作り、全てをつなげる。
③袋に切り込みを入れて完成。
ウエストが緩い場合はゴムを結んで調節しましょう。タオルでリボンを作って頭に乗せると魔女風になりますよ。
ミイラとゾンビのお面
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主な材料
不織布マスク・油性ペン・ハサミ
作り方
①マスクのプリーツ部分を全て広げる。
②1番上の折り線が山折りになる方を表にする。
③1番上の折り線の真ん中と、両端から真ん中の中心の3箇所に印をつける。
④印の周りに直径1cmの円をかいて、切り抜く。
⑤目の上下に真っ直ぐ線を引く。
⑥線の下に乱雑に線を引く。
⑦目の周りに半円をかき、目の周りを黒く塗る。
⑧緑色に塗るとゾンビになる。
⑨目の位置をワイヤーで調節する。
フードをかぶって顔だけ出したり、首に白いタオルを巻くとミイラに近づく。
コウモリステッキ
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主な材料
厚紙・ボンド・鉛筆・はさみ・フェルト・金色の折り紙
作り方
①厚紙にコウモリの形をかき、はさみで切り抜く。
②コウモリの厚紙にボンドを塗り、黒いフェルトに貼る。
③周囲をはさみで切る。
④裏も同じようにフェルトを貼る。
⑤オレンジの色の色画用紙を斜めに折って細い筒状にする。
⑥コウモリとステッキをガムテープで固定する。
コウモリ以外にも黒猫やおばけ、ジャックオランタンなどアレンジができますよ。
立体的なジャックオランタン
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主な材料
黒色の画用紙・色画用紙の切れ端・モール2本・風船・厚紙・両面テープ・穴あきパンチ・液体のり
作り方
①①黒色の画用紙でジャックオランタンの目と歯、口を作る。
②2本のモールをくるくると巻く。
③厚紙に両面テープを貼って切る(穴あきパンチが入る大きさ)
④色画用紙の切れ端をクシャクシャにして、適度な大きさに破る。
⑤風船を膨らませて口を閉じる。
⑥色画用紙の切れ端に液体のりを塗り、風船に貼り付ける(切れ端を重ねながら貼り、口付近は貼らない)
⑦風船が完全に乾いたら、風船の上の部分を切る。
⑧穴を開いたところから風船を剥がす。
⑨ジャックオランタンのパーツを本体に貼る。
⑩画用紙2枚用意して、本体の内側に貼り補強する。
⑪補強したところに穴あけパンチで穴を開け、モールを通す。
トイレットペーパーの芯で作るコウモリ
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主な材料
トイレットペーパーの芯2本・オレンジ色と黒色の折り紙(15cm×15cm)
作り方
①トイレットペーパーの芯をはさみで切って9cmにする×2
②2種類の折り紙を9cmに折り、折り紙の裏に両面テープを貼る。
③トイレットペーパーの芯に折り紙を貼りつける。
④芯の上の部分を指で潰す。両側を潰し潰した部分を重なるようにする。
⑤反対側も同じように潰す。
⑥折り紙でジャックオランタンとコウモリの顔を作る。
⑦パーツに両面テープを貼り、トイレットペーパーの芯に貼り付ける。
⑧モールを6cm1本、4cm2本に切る。
⑨6cmのモールを鉛筆に巻いてくるくるさせ、芯に貼り付ける。
魔法のほうき
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主な材料
新聞紙・PEテープ・テープ・板・ビニールテープ・ハサミ
作り方
①新聞紙を端から斜めに丸めてテープでとめる。
②ビニールテープを巻いて装飾する。
③適度な大きさの板にPEテープを20回程度巻く。
④テープの束を板から外す。
⑤PEテープを短く切り、テープの束の上の方で軽く縛る。
⑥テープの輪の両端を切る。
⑦棒をテープの束に差し込み、しっかりと縛る。
⑧テープの束をほぐして形を整えて完成。
猫耳カチューシャ
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主な材料
ティッシュなどの空き箱・画用紙・マスキングテープ・ペン・洗濯バサミ・のり・ボンド・はさみ
作り方
①ティッシュの空き箱を開け、切り込みを入れて平らにする。
②空き箱の線に沿って切り、細い長い長方形を切り出す(幅2cm)×3
③作ったパーツのうち1本を半分に切り、もう一本のパーツとマスキングテープで繋げる。
④頭のサイズを測り、サイズに合わせて③のパーツを切る×2
⑤④のパーツ2本分の長さに合わせて、黒い画用紙を切り抜く。
⑥2本のパーツをボンドで貼り合わせる。
⑦マスキングテープの上からマスキングテープを貼り補強をする。
⑧細長いパーツを丸め、端を洗濯ばさみでとめる(ペットボトルくらいの大きさ)
⑨しっかりとボンドを乾かし、上から黒い画用紙を貼る。
⑩余った画用紙は内側に折り込み、黒色のカチューシャを作る。
⑪黒い画用紙と白い画用紙で猫の耳を作る×2
⑫猫の耳をカチューシャにつけて完成。
ハロウィンバッグ
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主な材料
色画用紙・はさみ
作り方
①色画用紙を正方形に切る。
②色画用紙を三角形になるように半分に折る。
③右端を左辺の中心付近に、左端を右辺の中心付近に向かって折る。
④半分に折る。
⑤重なっている部分をバックの持ち手になるように、切り込みを入れる。
⑥切った部分を広げて折る。
⑦別の画用紙や折り紙を用意しておばけを作る。
⑧一枚折った部分におばけを貼り付けて完成。
他にも牛乳パックを切って、画用紙を貼ってバッグにするアイデアも可愛いですよ。
ジョークグッズ
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主な材料
トイレットペーパーの芯2本・銀色の折り紙(アルミホイル)・黒のビニールテープ(黒の折り紙)・のり・ペン・テープ・はさみ・輪ゴム
作り方
①トイレットペーパーの芯を潰し、線に沿って片方だけ切る。
②真ん中の線に向かって端を折り畳み、テープで留める。
③芯にのり塗って、銀色の折り紙またはアルミホイルを巻きつける。
④上の余分な部分をはさみで切る。
⑤芯にナイフの刃先の下書きをして、それに沿って切る。
⑥芯の両角に5mm程度の切り込みを入れる。
⑦輪ゴムを細長くして切り込みに引っ掛け、テープで固定する(ナイフの刃)
⑧もう一つのトイレットペーパーの芯を用意し、持ち手の大きさに切る。
⑨余分な部分は内側に織り込んでテープで固定する。
⑩芯の端から5mm長さ1cmの切り込みを4ヶ所いれる。
⑪⑦で固定した輪ゴムを、⑩の切り込みに引っ掛ける。輪ゴムが取れないようテープを留める。
⑫黒いビニールテープを持ち手に巻く。
⑬余ったトイレットペーパーの芯を半分に折り、ビニールテープを貼る。
⑭⑬のパーツの穴を広げて、ナイフの持ち手に通す。
猫のアイマスク
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主な材料
紙皿・色画用紙(黒色、紺色、ピンク色、茶色)・割り箸・モール・マスキングテープ・のり・両面テープ・セロハンテープ・カッター・ハサミ・目打ち
作り方
①紙皿に猫の形を下書きし、はさみで切る。
②猫の目の部分をカッターで切り抜く。
③黒色と青色の画用紙を長方形に切り抜き、後ろに両面テープを貼る。
④色画用紙を細かく切り、紙皿に貼り付ける。
⑤ピンク色と茶色の画用紙で耳と鼻を作る。
⑥ヒゲをつける位置に目打ちで穴を開ける。
⑦穴にモールを通し、裏をテープで固定する。
⑧割り箸にマスキングテープを巻き、紙皿に固定して完成。
飛び出す目玉
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主な材料
小さいガチャガチャのカプセル半分・お菓子の箱や工作用紙・白い紙・輪ゴム4個・木工用ボンド・ペン・はさみ
作り方
①お菓子の箱をはさみで切り開き、端の部分は切り落とす。
②お菓子の箱の折れ線に沿って切り抜き、さらに2,3cmの幅で切る(長さ20cm)×2
③2本のパーツをL字にボンドで貼り合わせる。
④横の棒をL字の逆になるように折り、縦の棒を下に折る。これを交互に繰り返してバネを作る。
⑤もう一つ同じバネを作り、合体させ長さ5cmのバネを作る。
⑥余ったお菓子の箱にカプセルのフチをなぞり、円を切り抜く。
⑦輪ゴム4本を全て繋げる。
⑧バネにボンドを塗り、その上に2個目の輪ゴムを置く。さらに上に⑥で作った丸いパーツを載せる。
⑨白い折り紙の上にカプセルを置き、包むように貼る。
⑩白い折り紙の上にペンで目をかく。
⑪バネの裏にボンドを塗り、カプセルに貼り付けて完成。
ゴムを耳にかけて遊びましょう。
魔女の帽子
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主な材料
フェルト(70cm×60cm)・チャコペン・タコ糸・ハサミ・コンパス・裁縫セット・クリップ
作り方
①黒いフェルトを70cm×60cmに切り、端から40cmのところに印をつける。
②チャコペンにタコ糸を結び角を中心に弧を描く。
③線に沿ってはさみで切る。
④余ったフェルトで半径9cmの円を描く。
⑤帽子のつばになる部分を10cm程度とって円を描き、外側をはさみで切り取る。
⑥④で作った内側の円を切り抜く。
⑦③で切り抜いたフェルトを半分に折り、端を縫い合わせる。
⑧縫った部分が内側になるように裏返す(帽子の本体)
⑨帽子の本体とつばの端を合わせて、クリップで留める。端を縫い合わせて完成。
ハロウィンの衣装を保育園で手作りする時のポイント
製作前に子供たちのサイズを測る

ハロウィン衣装を製作する前に子供たちのサイズを測りましょう。マントを作る前に肩幅やカチューシャや帽子の場合は頭の大きさを測り、サイズを調節することが大切です。今回紹介したアイデアはほとんどが裁縫を用いらず作ることができるので、子供たちと一緒にハロウィンの準備をしましょう。衣装の他にも壁絵やハロウィンに関する製作物を作って園内に飾ると、雰囲気が出て素敵なハロウィンを迎えることができますよ。
まとめ
ハロウィンの衣装を保育園で手作りしてパーティーをしよう
子供たちはハロウィンの衣装で自分で手作りすると愛着が湧き、準備をする時間が楽しくなります。ジャックオランタンやお化けを折り紙で作って、マントに貼り付けるなどオリジナル性も高いので、保育園で行う製作に最適ですよ。今回紹介したアイディアの多くは、廃材や身近に手に入れやすいものを材料にしているの気軽に製作を行えます。また衣装と同時にハロウィンをモチーフにした飾りを作り、保育園に飾ってハロウィンを楽しみましょう。