11月のおたより文例・作成例を紹介します!【書き出し・イラスト・感染症】

ハロウィンのイベントが終わり、秋が深まる11月。冬に向けて寒さも一段と増し、本格的に冬支度を始める月ですね。そんな季節の代わり目の11月は、おたよりに盛り込むこともたくさん。今回は、11月にむけたおたより作成に悩む保育士さん向けに、おたよりの文例やデザインなどを紹介します。文例やイラスト案を使ったおたよりの作成例も紹介するので、是非参考にしてみてくださいね!

11月のおたより文例アイデア【書き出し】

①季節を意識した文例

11月のおたより文例アイデアとして、まず初めに書き出しの文例をいくつか紹介します。まずは、季節を意識したものから。

・ますます深まる秋を感じながら、子供たちは自然とのふれあいを楽しんでいます。

・肌に触れる風もだんだんと冷たくなり、晩秋の気配が感じられるようになりました。

・日中のぽかぽかとしたお日さまがより暖かく感じられる程の、朝晩の冷え込み。晩秋の気配が深まる頃となりました。

・日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の冷え込みに晩秋の訪れを感じます。

・足元を踊る色とりどりの落ち葉や頬を刺す冷たい風に、晩秋を感じる季節となりました。

・風が冷たくなるとともに、落ち葉が積もるようになってきたこの頃。色とりどりの葉っぱの山に、子供たちは目を輝かせています。

②11月のイベントや祝日を意識した文例

続いて紹介するのは、11月のイベントや祝日を意識した書き出し文例。
【文化の日】
・11月といえば11月3日の文化の日。文化の日は日本国憲法が公布された日を記念する祝日です。
【勤労感謝の日】
・11月23日は勤労感謝の日です。勤労感謝の日とは、働くことの大切さや収穫した食べ物、周りの人に感謝する日。
【七五三の日】
・11月には七五三の日がありますね。七五三は子供たちの健康と、健やかな成長をお祝いする日。
【絵本の日】
・あまり知られていませんが、11月30日は絵本の日です。〇〇幼稚園/保育園では、11月30日の絵本の日にちなんで、読み聞かせ週間を行います。子供たちから好きな本のリクエストを受け付けたり、子供たちの好きな本について共有します。

③感染症対策についての内容を盛り込んだ文例

最後に感染症対策についての内容を盛り込んだ書き出し文例を、いくつか紹介します。

・まだまだ新型コロナウイルスの話題はつきませんが、子供たちは日々成長をしています。引き続き子供たちの健康と成長を見守っていきたいと思います。

・空気が乾燥し、インフルエンザを始めとする、この時期に流行しやすい感染症には特に気を付けなければいけない季節となりました。新型コロナや、子供たちの間で流行しているRSウイルス感染症対策もありますので、引き続き子供たちの健康管理・安全対策に取り組んでまいりたいと思います。

・新型コロナの感染状況は日々変化していますが、過去の傾向からも秋から冬にかけては特に気を付けなければいけないと考えています。引き続きご協力のほどよろしくお願いいたします。

保育士くらぶ

11月のおたより文例アイデア【子供たちの様子】

①年少さん向けの文例

ここからは、学年別に、子供たちの様子を伝える文例をいくつか紹介していきます。それでは、まず最初に年少さん向けの文例から。

・先月、初めての運動会を終えて、少しお兄さんお姉さんになった〇〇組。達成感の余韻からか、「またダンスやりたい!」とリクエストしては運動会の曲を踊っています。来年はこんなふうに踊りたいと、今からやる気たっぷりな〇〇組です。

・子供たちは、秋の遠足をとても楽しみにしているようです。おままごとでも「お弁当をもっていってきまーす」と話しながら、遠足ごっこを楽しんでいる様子。朝の会では【おべんとうバス】を歌って、みんなで盛り上がっています。

②年中さん向けの文例

続いて、年中さん向けの文例を紹介します。

・葉っぱやどんぐりを使ったままごと遊びが子供たちに大人気。泥んこで作ったケーキに、拾った落ち葉やどんぐりを飾りつけています。自信作の秋色のケーキを「召し上がれ」と振る舞って、素敵なパーティーを開いていました。

・友だちとイメージを共有しながらごっこ遊びを楽しむ〇〇組の子供たち。アイドルごっこやロボットごっこをしているなか、「こんなマシンがほしい」「きらきらのステッキが作りたい」と言い出し、アイデアを形にしようと工夫しながら工作をしています。子供たちの発想力や想像力を最大限育んでいけるよう、全力でサポートしていきます。

③年長さん向けの文例

最後に、年長さん向けの文例を紹介。

・秋の作品展に向けて、協力して作品作りにいそしむ〇〇組。看板や作品について、毎日いろいろなことを話し合いながら、作品を作っているようです。子供たちの話し合いを見守りながら、少しずつサポートしていきたいと思います。

・芸術の秋、〇〇組ではさまざまな楽器にふれる機会を作っています。保育室に用意したタンバリンや鈴、カスタネットを使って、コンサートごっこを楽しんでいる様子。冬の生活発表会では、どんな演奏を見せてくれるのか、今から楽しみです。

11月のおたより文例アイデア【園生活での注意事項やおしらせ】

①防寒具や衣服についての文例

続いて、園生活での注意事項やおしらせについての文例を紹介します。
まずは、防寒具や衣服についての文例を紹介。

・11月からは気温が大幅に下がり、本格的な冬が始まります。登園時や降園時などは特に気温が低くなるようです。
また、お散歩などで戸外に出ることもあるので防寒着のご準備をお願いいたします。
防寒着は、事故やトラブルにつながる可能性があるのでフードや紐がついていないもの、また、子供たち自身で着脱ができるような防寒着をご準備いただけますようお願いいたします。

・気温が低くなっていますが、子供たちは元気に外遊びをしたりして体を動かしています。
子供たちは代謝がかなりよく、厚着で体を動かすとすぐ汗をかきます。
時として、その汗が冷えて風邪をひきやすくなる原因になることも。
体を動かしている途中に衣服を脱いだり、寒くなったら一枚上に着用できたりする『重ね着』など、子供たちが自分で衣服を調整できるようなご準備をいただけますようお願いいたします。

②風邪などの感染症についての文例

続いて、風邪などの感染症についての文例を紹介します。

・吹く風も少しずつ冷たくなってきましたね。この時期になると、風邪をひいたり体調を崩しやすくなる子供たちが増えてきます。
栄養バランスを考えた食事をし、昼間はしっかりと身体を動かし、たっぷりと睡眠を取りましょう。
規則正しい生活を心掛けることで、免疫力も高まります。
ご家族みんなが元気よく過ごせる生活をしてみましょう。

・くしゃみや咳は少なくとも2メートルほど飛ぶと言われています。
周りに飛び散ってしまわないようにするため、くしゃみや咳をする時は、口・鼻をハンカチなどで覆うと良いでしょう。
急なくしゃみや咳をする場合に、ハンカチが間に合わない事もありますよね。
そんな時は口・鼻を手で覆いましょう。
子供たちが健康に過ごせるよう、全力でサポートしたいと思います。

・登園前などに子供たちの中で咳やくしゃみが出ている場合は、マスク着用をお願いいたします。
また咳エチケットへのご協力も併せてお願いいたします。
また、体調の変化がありましたら早めの受診、そして、早めに担任へご連絡ください。


③11月の行事についての文例

続いて、11月の行事についての文例を紹介します。

・七五三は、子どものすこやかな成長と健康をお祝いする日。3歳の男女・5歳の男の子・7歳の女の子が神社・お寺などにお参りをして成長を祝います(地域によって違いがあります)。千歳飴は「長生きできますように」という願いが込めて細長く作られています。

・11月23日は勤労感謝の日。元気に働けることや働いてくれる人がいることに感謝をする、国民の祝日です。働いているお父さん、お母さん、周りの人に「ありがとう」の感謝の気持ちを持って過ごしていきたいですね。

・11月〇〇日には、秋の遠足を予定しています。秋の自然を全身で感じられるような遠足になるよう、遠足の計画を立てています。子供たちが安全に、楽しく遠足に行ってこれるように、全力でサポートさせていただきます。

11月のおたよりに使えるイラスト集

落ち葉やドングリのイラスト

11月のおたよりに使えるイラストを紹介します。まずは、落ち葉やドングリを使ったイラストを紹介します。11月といえば秋。11月のおたよりに季節感を出すためには、まず落ち葉やドングリのイラストを使用するのがおすすめです。
以下で紹介するイラスト集は、細かいイラストを切り抜いて使っても、大丈夫です。URLから簡単にダウンロードできるので、ぜひおたより作成に役立ててくださいね。
【落ち葉やドングリのイラスト】
落ち葉やドングリのイラスト
【落ち葉やドングリを使った表題イラスト】
表題イラスト

文例やイラストを使用した11月のおたより

①年少さん向けの例

こちらで紹介した文例を使って、実際に11月のおたよりの作成例を作ってみました。まずは、年少さん向けの作成例を紹介。使用した文例は以下の通りです。

・日中のぽかぽかとしたお日さまがより暖かく感じられる程の、朝晩の冷え込み。晩秋の気配が深まる頃となりました。ますます深まる秋を感じながら、子供たちは自然とのふれあいを楽しんでいます。

・先月、初めての運動会を終えて、少しお兄さんお姉さんになった〇〇組。達成感の余韻からか、「またダンスやりたい!」とリクエストしては運動会の曲を踊っています。来年はこんなふうに踊りたいと、今からやる気たっぷりな〇〇組です。

・11月23日は勤労感謝の日です。勤労感謝の日とは、働くことの大切さや収穫した食べ物、周りの人に感謝する日。

・元気に働けることや働いてくれる人がいることに感謝をする、国民の祝日です。働いているお父さん、お母さん、周りの人に「ありがとう」の感謝の気持ちを持って過ごしていきたいですね。

・11月からは気温が大幅に下がり、本格的な冬が始まります。登園時や降園時などは特に気温が低くなるようです。また、お散歩などで戸外に出ることもあるので防寒着のご準備をお願いいたします。防寒着は、事故やトラブルにつながる可能性があるのでフードや紐がついていないもの、また、子供たち自身で着脱ができるような防寒着をご準備いただけますようお願いいたします。


②年中さん向けの例

続いて、年中さん向けの11月のおたよりの作成例を紹介します。使用した文例はこちらです。

・足元を踊る色とりどりの落ち葉や頬を刺す冷たい風に、晩秋を感じる季節となりました。風が冷たくなるとともに、落ち葉が積もるようになってきたこの頃。色とりどりの葉っぱの山に、子どもたちは目を輝かせています。まだまだ新型コロナウイルスの話題はつきませんが、子どもたちは日々成長をしています。引き続き子供たちの健康と成長を見守っていきたいと思います。

・気温が低くなっていますが、子供たちは元気に外遊びをしたりして体を動かしています。子供たちは代謝がかなりよく、厚着で体を動かすとすぐ汗をかきます・時として、その汗が冷えて風邪をひきやすくなる原因になることも。体を動かしている途中に衣服を脱いだり、寒くなったら一枚上に着用できたりする『重ね着』など、子供たちが自分で衣服を調整できるようなご準備をいただけますようお願いいたします。

・友だちとイメージを共有しながらごっこ遊びを楽しむ〇〇組の子供たち。アイドルごっこやロボットごっこをしているなか、「こんなマシンがほしい」「きらきらのステッキが作りたい」と言い出し、アイデアを形にしようと工夫しながら工作をしています。子供たちの発想力や想像力を最大限育んでいけるよう、全力でサポートしていきます。


③年長さん向けの例

最後に、年長さん向けの作成例を作ってみました。使用した文例は以下の通りです。

・肌に触れる風もだんだんと冷たくなり、晩秋の気配が感じられるようになりました。風が冷たくなるとともに、落ち葉が積もるようになってきたこの頃。色とりどりの葉っぱの山に、子供たちは目を輝かせています。

・あまり知られていませんが、11月30日は絵本の日です。〇〇幼稚園/保育園では、11月30日の絵本の日にちなんで、読み聞かせ週間を行います。子供たちから好きな本のリクエストを受け付けたり、子供たちの好きな本について共有します。お家でも子供たちの好きな絵本について話してみてくださいね。

・くしゃみや咳は少なくとも2メートルほど飛ぶと言われています。周りに飛び散ってしまわないようにするため、くしゃみや咳をする時は、口・鼻をハンカチなどで覆うと良いでしょう。急なくしゃみや咳をする場合に、ハンカチが間に合わない事もありますよね。そんな時は口・鼻を手で覆いましょう。子供たちが健康に過ごせるよう、全力でサポートしたいと思います。

・気温が低くなっていますが、子供たちは元気に外遊びをしたりして体を動かしています。子供たちは代謝がかなりよく、厚着で体を動かすとすぐ汗をかきます・時として、その汗が冷えて風邪をひきやすくなる原因になることも。体を動かしている途中に衣服を脱いだり、寒くなったら一枚上に着用できたりする『重ね着』など、子供たちが自分で衣服を調整できるようなご準備をいただけますようお願いいたします。

・芸術の秋、〇〇組ではさまざまな楽器にふれる機会を作っています。保育室に用意したタンバリンや鈴、カスタネットを使って、コンサートごっこを楽しんでいる様子。冬の生活発表会では、どんな演奏を見せてくれるのか、今から楽しみです。

11月のおたよりを書く時に意識することは?

秋から冬への移り変わりについての内容を含めること

11月のおたよりを書く時に意識するポイントは、まず秋から冬への移り変わりについての内容を含めることです。11月は特に、外の気温が一段と下がり、本格的な冬支度が必要になります。自然や外の景色の移り変わりについて、季節を感じられるような文章・フレーズを盛り込みましょう。また、それだけでなく季節の移り変わりを感じながら、子供たちがどんなふうに過ごしているのかを伝えられると良いのではないでしょうか?読むことで季節を感じられるようなおたよりになるといいですね。

冬に向けて風邪対策などについて伝えること

それだけでなく、11月のおたよりでは、冬に向けた風邪対策などについても触れるようにしましょう。おたよりを通して、感染症に対した注意を伝えたり、防止のためにマスクの着用や手洗いうがいなどについてお知らせすると良いですね。また、11月になると、外の気温が著しく下がります。保護者の方に向けて、準備しておくべき衣類や望ましい衣類の種類をお知らせすると良いのではないでしょうか?

11月の祝日・行事について触れること

最後に、11月のおたよりを作成するときに意識するポイントとして、11月の祝日や行事について触れることが挙げられます。
・勤労感謝の日
・文化の日
・新嘗祭
・七五三
・立冬
・酉の市
・絵本の日…etc
以上に挙げたように、11月にはたくさんの祝日やイベントがあります。それだけでなく、園内で行うイベントや秋の遠足の日もあると思います。11月のおたよりではこうした国民の祝日や行事・イベントについてたくさん触れられるようにしましょう。祝日についての内容を書く時は、その祝日についての詳しい情報や成り立ちなどについてを書いても良いですね。

まとめ

季節や行事を意識して素敵なおたよりを作ろう!

ここまで、11月のおたより作成に役に立つ文例や作成例などを紹介しました。毎月作成する園内のおたより。同じことの繰り返しや、おたよりに何を書いたらいいか分からず困っている保育士さんも多いかと思います。そんな悩める保育士さんたちは、ここで紹介した文例やイラスト集を活用して、11月のおたより作成を進めてみてくださいね。11月の季節や行事を意識しながら、読んでいて楽しくなるような素敵なおたよりを作りましょう!

保育士くらぶ

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/