どんぐりの壁面製作アイデア7選!対象年齢別に紹介【かわいい・保育・2歳児・1歳児】

暑さも収まり、次第に秋の空気が感じられるようになってきましたね。10月、11月に向けて室内の壁面を新しくしようとしている園も多いのではないでしょうか。秋のモチーフとしては、栗やイチョウなど様々なものがありますが、ここではどんぐりの壁面製作を紹介していきます。小さくて丸いどんぐりは、身近に収集することができる木の実の1つです。対象年齢別に製作アイデアを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

どんぐりの壁面製作アイデア【2歳児向け】

画用紙で作れる パーツを組み合わせるだけの簡単などんぐり

材料

・画用紙(茶色、ベージュ、白)
・はさみ
・のり


作り方

①茶色の画用紙をどんぐりの実の形に切る。
②ベージュの画用紙を、台形の上辺をカーブにした形で切る。
③ ①に②を貼り付ける。(②のカーブの部分が下にくるように貼る。)
④実の形からはみ出た部分を切り取る。
⑤ベージュの画用紙から小さい長方形を切る。
⑥ ⑤を④の上部に貼り付ける。
⑦白い画用紙をしずくの形に切る。
⑧⑦を⑥の左下(または右下)に貼り付ける。

型紙を使って簡単!画用紙を使ったどんぐり

材料

・画用紙(茶色、ベージュ)
・丸シール(白)
・はさみ
・のり


作り方

①茶色の画用紙をどんぐりの実の形の型紙に合わせて切る。(円形に)
②ベージュの画用紙を、どんぐりの帽子の型紙に合わせて切る。(半円に短い棒が付いた形)
③①に②を貼り付ける。
④丸シールを右下または左下に貼り付ける。
※①の手順で、どんぐりの実の形を縦長や横長など、好みの形にすることで、形の違うどんぐりが作れます。

保育士くらぶ

どんぐりの壁面製作アイデア【3・4歳児向け】

簡単シンプル 折り紙で作るどんぐり

材料

・折り紙1枚


作り方

①折り紙の色の付いた面を下にして、長方形を作るように半分に折る。
②色の付いた面が上になるように開く。
③真ん中についた折り目に合わせて下のふちを折る。
④裏返し、折ったふちの部分が右側にくるように向きを変える。
⑤半分に折り、つけた折り目に沿って上下のふちを折り合わせる。
⑥色が付いていない面の両角を少し折って丸みを付ける。
⑦色が付いている面の両角を真ん中の折り目に合わせて折り合わせ、裏返す。

何色もの折り紙を使って カラフルな帽子が可愛いどんぐり

材料

・台紙用の画用紙(8つ切り)
・画用紙(茶色とベージュ)
・折り紙(好みの色を何色も)
・はさみ
・のり
・クレヨン


作り方

※事前に、茶色とベージュの画用紙をどんぐりの実と帽子の形に切り取っておく。
※折り紙も、細長い長方形に切り取っておく。
①どんぐりの帽子の部分に、細長く切り取った折り紙を自由に貼り付ける。(向きを揃えて貼るときれいになる。)
②①をどんぐりの実の部分に貼り付ける。
③クレヨンでどんぐりの顔を描く。
④台紙に③を貼り付ける。

折り紙で作る 少しのっぽのどんぐり

材料

・折り紙
・色ペン(茶色や白)


作り方

①折り紙の色の付いた面を上にして、長方形を作るように半分に折る。
②一度開き、付いた折り目に合わせて下のふちを折る。
③裏返し、色の付いた部分のみを左から3分の1くらい折る。
④色の付いていない白い部分は外側に少し出るように開いて折る。
⑤反対の右側も同じように折る。
⑥裏返し、上の白い部分の台形の角を少し折る。(四隅の角全て折る。)
⑦色の付いている長方形の部分の、下の両脇の角を斜めに折り込む。
⑧色ペンで帽子の部分に模様を描いたり、ハイライトを付けたりする。
※①と②の段階で、下のふちを折る面積を増やすとより丸い形のどんぐりが出来ます。

どんぐりの壁面製作アイデア【5歳児向け】

ペンと折り紙を使って作る 模様がリアルで本物そっくりなどんぐり

※どんぐりの作り方は、動画の3分2秒~です。

材料

・画用紙(ベージュ、茶色、白、こげ茶)
・両面テープ
・カッター
・はさみ
・色ペン(茶色、黒)


作り方

①ベージュの画用紙から、どんぐりの実の部分の形を切り取る。
②①の形と同じ形を、茶色の画用紙から切り取る。(①を茶色の画用紙に重ねて切ると良い。)
③②にペンでどんぐりの模様を描く。
④③で描いた模様をカッターで切り抜く。(使うのは、切り抜いた後の残った画用紙)
⑤白い画用紙に、どんぐりのツヤの模様を描く。
⑥⑤の模様をカッターで切り抜く。
⑦茶色の画用紙から、どんぐりの帽子の形を切り取る。
⑧こげ茶色の画用紙から、⑦の帽子の形とは少し大きい型を切り取る。
⑨①に④、⑥、⑦、⑧を両面テープで貼り付ける。
⑩好みで帽子の部分を少し切り取って形を整えたり、色ペンで模様を付け足したりする。

折り紙1枚で本格的などんぐり

材料

・折り紙1枚
・ペン


作り方

①折り紙の色の付いた面を下にして、左右の端を合わせて半分に折る。
②一度開き、上下の端を合わせて半分に折る。
③もう一度上下の端を合わせて半分に折る。
④全て開き、裏返す。
⑤上の端を、下から1本目の折り目に合わせて折る。
⑥折ったふちを、上の折り筋に合わせて折り返す。
⑦上の端を⑥の折り目に合わせて折り返す。
⑧折った部分を上から下に倒す。
⑨裏返し、左右の上の端を縦の中心の折り線に合わせて折る。
⑩下の左右の端を中心の線に合わせて折る。
⑪一度開き、左右の下の端を色が付いていない部分の下に折り込む。
⑫右の角を中心に合わせ、色の付いている部分だけを折る。
⑬左側も同じように折る。
⑭右側の折った部分を開き、折り目に合わせて中に折り込む。
⑮左側も同じように開き、折り込む。
⑯右下の角を持って左上に引っ張り上げて折り、中心線から出ている部分を中に折り込む。
⑰左下も同じように折る。
⑱上の角を少し折る。
⑲上から角が少し出るように折り返す。
⑳下の角も少し折り、下から角が少し出るように折り返す。

どんぐりの壁面を可愛くするポイント

本物のどんぐりを使ってみる

本物のどんぐりを使ってみることで、壁面飾りを可愛くすることができますよ。これまでは、主に折り紙や画用紙を使ったどんぐりの製作を紹介してきました。一方で、どんぐりは秋の木の実の中でも比較的身近に収集できるものですよね。秋になるとついついどんぐりを集めてしまう子供も多いのではないでしょうか。どんぐりは小さくで軽い木の実なので、壁面飾りに使用することもできますよ。形が綺麗なものを選び、鍋で煮詰めてから使えば虫が湧くのも防げます。子供たちが集めたどんぐりの活用方法としておすすめです。

どんぐりに顔を描く

どんぐりの壁面製作を可愛くしたいと思ったら、どんぐりに顔を描いてみましょう。どんぐりの壁面製作は、実の部分に何か描けそうなスペースがあることが多いですよね。無地のどんぐりでも十分可愛いですが、顔を描くことで可愛さが増しますよ。どんぐりの壁面製作が完成したら、ぜひ目や口を描き足してみましょう。保育園の壁面にぴったりな可愛らしいどんぐりが出来ること間違いなしです。

どんぐり以外の壁面飾りと合わせる

どんぐり以外の壁面飾りと組み合わせることで、どんぐりの壁面がより可愛くなります。どんぐりの他にも、秋の壁面に使えるモチーフとしては様々なものが考えられますよね。定番の栗やきのこはもちろん、イチョウを始めとした落ち葉や紅葉も秋らしさを感じさせることができます。きつねやりすなどの動物の壁面飾りと合わせることで、どんぐりだけの壁面よりもにぎやかで可愛いものが出来るでしょう。

様々な素材を使って作る

どんぐりの壁面をもっと可愛くしたいと思ったら、使う素材にも工夫をこらしましょう。この記事で紹介したアイデアは、ほとんどが画用紙や折り紙を使った製作アイデアです。その中でも、折り紙の素材や柄を変えてみたり、コットンやモールなどの材料でアレンジを加えてみるのもおすすめです。一般的な折り紙や画用紙のみを使った壁面よりも、素材の変化を楽しめる可愛い壁面が完成しますよ。

どんぐりの壁面は何月から飾るのが良い?

どんぐりの壁面飾りは10月頃から飾るのが良い

どんぐりの壁面飾りは、10月頃から飾るのが良いでしょう。どんぐりは、秋の訪れを感じさせることができるモチーフですよね。秋を感じる時期と言えば9月~11月を思い浮かべる人が多いでしょう。9月はまだまだ夏の雰囲気も残っています。運動会や勤労感謝の日など、イベントをテーマに壁面飾りを作ることも多いでしょう。一方で、10月や11月は残暑も落ち着き、本格的に秋が深まる時期です。きのこやくりなど、秋を感じさせるモチーフと一緒に飾ることで、子供たちも季節の移り変わりを感じることができるでしょう。

10月・11月におすすめ!どんぐり以外の壁面アイデア

くり

くりの壁面飾りは、どんぐりと一緒に組み合わせて飾るととても可愛らしいですよ。同じ木の実として、秋の雰囲気を出してくれます。ここでは、画用紙で簡単に作れるくりの壁面飾りの作り方を紹介します。

材料

・画用紙(茶色、ベージュ、白)
・のり
・はさみ


作り方

①茶色の画用紙を、栗の実の形に切り取る。
②ベージュの画用紙を、長方形の1辺がカーブになるように切り取る。
③②のカーブになっている部分を栗の実に貼り付け、①の形に合わせて切り取る。
④白い画用紙をしずく型と丸型にそれぞれ切り取る。
⑤③に④を貼り付ける。
※緑やオレンジの画用紙で、イガを作るのもおすすめです。

きのこ

きのこの壁面飾りも、どんぐりと一緒に組み合わせるのがおすすめです。秋の味覚の代表格とも言えるきのこ。すぐに名前が思い浮かぶものだけでも様々な種類がありますよね。きのこのカサの部分を工夫すれば、にぎやかな壁面が完成すること間違いなしです。ここでは、赤と白の模様が可愛いきのこの壁面飾りの作り方を紹介します。

材料

・画用紙(赤、肌色、白)
・折り紙
・クラフトパンチ
・鉛筆
・はさみ


作り方

①折り紙の白い面を下にして長方形を作るように半分に折る。
②鉛筆で、①の白い面にきのこの形を描く。(山折りになっている部分を境に、半分だけ描くと後で切った時に左右均等な形のきのこができる。)
③②で描いた通りに切り取る。
④切り取った残りの紙にきのこのへたの形を描き、切り取る。
⑤③の型紙を赤色の画用紙に、④の型紙を肌色の画用紙にあて、それぞれ形通りに切り取る。
⑥⑤で切り取ったきのこのカサとへたを貼り付ける。
⑦白色の画用紙から、クラフトパンチで丸を数個切り取る。
⑧切り取った丸を⑥に貼り付ける。

イチョウ

イチョウも秋には欠かせないモチーフです。実際の生活の中でも、街中でイチョウが色づいているのを見かけると秋を感じますよね。どんぐりと一緒に飾ることで華やかな壁面が完成しますよ。ここでは、折り紙で簡単に作れるイチョウの壁面飾りを紹介します。

材料

・折り紙(黄色)
・はさみ
・鉛筆


作り方

①折り紙の色の付いている面を上にして置き、長方形になるように半分に折る。
②左から3分の1くらいのところで折る。
③②で折った部分を一度開き、付いた折り目に合わせて右下の角を左上に折る。
④③左上に持っていった角を右下のふちに合わせて折る。
⑤左下のふちに合わせていちょうの茎を、折り曲げた斜めのふちに合わせてイチョウの葉の形をそれぞれ鉛筆で型取る。
⑥⑤の線に合わせて切る。

まとめ

どんぐりで秋の壁面を素敵に飾ろう

ここまで、秋にぴったりなどんぐりの壁面飾りの作り方を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。画用紙を使ったり、折り紙を使ったりと、材料を変えることで様々などんぐりが出来上がりますよ。どんぐり以外の秋のモチーフと組み合わせることで、可愛い壁面が完成すること間違い無しです。子供たちがどんぐり採集をしてきた時には、本物のどんぐりを壁面に利用するのもおすすめです。どんぐりの製作を行って、素敵な秋の壁面が完成すると良いですね。

保育士くらぶ

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/