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保育園でのお別れ会は、これまでの楽しい思い出を振り返りつつ、新しい未来に向かって前向きな気持ちになれる大切なイベントのひとつです。さまざまな出し物を通して、子どもたちが日々の思いを表現する姿は、保護者の方や保育士さんにとってもかけがえのない思い出になりますよね。この記事では、お別れ会の出し物アイデアを子どもたち向けと保育士さん向けにそれぞれご紹介します。具体例や工夫するポイントを交えながらご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【子どもたち向け】お別れ会の出し物アイデア7選
歌

子どもたち向けのお別れ会の出し物アイデアとして、まず始めにご紹介するのは歌です。子どもたちの成長段階に寄り添いながら、年齢別におすすめの歌をご紹介します。園の雰囲気や子どもたちの姿を思い浮かべながら、ぴったりの曲を選んでみてくださいね。
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体を動かしながら自然に参加できる曲がぴったり!
- さんぽ
- しあわせならてをたたこう
- てをたたきましょう
- どうぶつたいそう1・2・3
- いとまき
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元気いっぱいに表現できる+ちょっとしんみりを演出できると良い!
- ぼよよん行進曲
- エビカニクス
- にじ
- ともだちになるために
- おもいでのアルバム
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これまでの思い出や感謝の気持ちが伝わる歌がおすすめ!
- さよなら ぼくたちのほいくえん
- ありがとうの花
- BELIEVE
- はじめの一歩
- にじ
ほかにも保育園で歌える卒園ソングは多くあります。詳しくは、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
ダンス
ダンスもお別れ会の出し物として定番ですよね。お別れ会のダンスは、上手にそろえることよりも、子どもたちが楽しそうに表現している姿が何よりの見どころです。みんなで楽しめる曲を選ぶと、あたたかい雰囲気のお別れ会になりますよ。自分たちだけで発表をするのがまだ難しい乳児クラスでは、卒園児とペアになって簡単なダンスや行進をするのもおすすめです。年上のお兄さんやお姉さんと触れ合う良い機会になりますね。以下では年齢別のおすすめ3曲をご紹介します。
特徴:明るい曲調で、全身を使って元気いっぱいに踊ると会場が明るくなります。
特徴:メロディや歌詞がやさしく、子どもたちが自然と笑顔になります。
特徴:思わず涙が出そうになる感動曲で、手話の振り付けが映えます。
劇

歌やダンスと同じように、劇も子どもたちが楽しみながら表現できる出し物のひとつですよね。お友だちと協力したり、セリフや動きを工夫したり、これまでの園生活で得られた成長や自分らしさをひとつの形として見せることができます。劇の中で役になりきる姿や仲間と力を合わせる経験は、まさに卒園児の集大成とも言える瞬間でしょう。以下では卒園児におすすめの題材を3つご紹介します。
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[ポイント]
- お友だちと一緒にやり遂げるという、就学前の卒園児に合うテーマ。
- ストーリーが進むに連れ登場人物が増えていくため、全員に役が行き渡りやすいです。
- セリフが短く、動きと掛け声中心で進められます。
- 子ども自身の言葉をアレンジとして入れやすいです。
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[ポイント]
- 正義感、仲間との協力など、成長を感じさせるテーマ。
- ストーリーがはっきりしており、役になりきる楽しさを味わえます。
- 主役・仲間・鬼など役割が明確で、年長児の表現力を活かせます。
- 戦う場面は、言葉や動きをやさしく簡略化すると安心して見せられます。
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[ポイント]
- 主人公が動物なので、恥ずかしさが出にくく表現しやすいです。
- 自分には居場所があるというメッセージが、お別れ会に重なります。
- 楽器や声を使った表現で、音楽要素を取り入れやすいです。
- セリフを少なめにして、動きや音で見せる劇にしやすいです。
抱っこレース

年齢の異なる子どもたちが一緒に楽しめる出し物として、抱っこレースがあります。抱っこレースとは、年長児が小さい子どもを優しく抱っこして走るレースのことです。3〜4歳児同士でペアを組んで競うのも楽しいでしょう。抱っこしてもらう小さな子どもたちは安心して笑顔に。抱っこする年長児はバランスや速さを調整するなかで、自然と思いやりの気持ちが育まれるでしょう。ゴール後にはみんなでハイタッチする場面があるかもしれません。年齢混合ならではの温かいやり取りが生まれ、保育士にとっても保護者にとっても子どもたちの成長がしっかり伝わる出し物になりますよ。
お別れ会食

特別メニューやバイキング形式で卒園児と在園児が一緒にごはんを食べる、お別れ会食で親交を深めるのも良いでしょう。乳児クラスでは難しいかもしれませんが、3~5歳児クラスであれば一緒にごはんを食べることができそうですね。普段は緊張して違う年齢の子と話すのが苦手な子でも、食事の場であれば話しやすくなるかもしれません。事前準備や保育士のサポートが必要ですが、子どもたちの笑顔や会話が広がり、普段の保育では見られない成長や仲間意識を感じられるあたたかな時間になるでしょう。
保育園のクッキング活動については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
手作りプレゼント

手作りプレゼントも、お別れ会の出し物として人気です。例えば、年長児は折り紙で作ったメッセージカードや、絵や写真を貼ったミニアルバムを作ってみるのがおすすめです。日ごろお世話になった先生や小さな子どもたちに渡すと、心のこもった贈り物として喜ばれますよ。また、3〜4歳児はシールやスタンプで飾った簡単なカードを作るだけでも、自分の気持ちを表現する経験になります。0〜2歳児でも手形や足形を使った小さな作品は、親しみやすくあたたかみが感じられる贈り物になりますよ。贈る相手の気持ちを考えるきっかけをくれる手作りプレゼントは、子どもたちの成長や思いやりの気持ちが伝わる素敵な出し物になるでしょう。
プレゼント製作のアイデアについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
ありがとうの手紙

これまでの感謝の気持ちを込めて、お手紙を書くのもおすすめです。手紙にすることで、保護者や先生、仲の良かったお友だちやお兄さんお姉さんなど、感謝を伝えたい人を思い浮かべながら、自分の言葉で気持ちを伝えることができます。直接ありがとうと伝えるだけでなく、手紙として残しておくことで、あとから見返して楽しかった思い出やあたたかい気持ちを振り返ることができるでしょう。また、手紙に折り紙で作った小さな作品やお花を添えると、さらに特別感が増して、贈る側も受け取る側も笑顔になれる素敵な時間になりますよ。
【保育士向け】お別れ会の出し物アイデア9選
歌

子どもたちだけでなく、保育士が出し物をするのもおすすめです。歌であれば小道具などの準備が少ないため、お別れ会に取り入れやすいでしょう。大人が歌うからにはつい完成度を気にしてしまいがちですが、一番大切なのは、歌いながら子どもと目線を合わせる瞬間を作ることです。サビの部分でそっと目を合わせたり、にこっと笑いかけるだけで、子どもたちは安心した表情を見せてくれますよ。また、歌うのは曲の1番のみと決めておくと、集中力が続きにくい子も最後まで楽しめます。以下では保育士さん向けのおすすめ曲をご紹介します。
- パプリカ
- にんげんっていいな
- 手のひらを太陽に
- ありがとう(いきものがかり)
- Best Friend(Kiroro)
- 世界に一つだけの花
ダンス
ばっちりと衣装を用意してダンスを披露するのもおすすめです。いつもは落ち着いて子どもたちを見守っている先生が、音楽に合わせて元気いっぱい踊る姿は意外性があり盛り上がること間違いなしですよ。また、手拍子をしたり簡単な振り付けを一緒に真似したりと、子どもたちも自然と参加できる曲を選ぶと、会場全体があたたかな一体感に包まれるでしょう。先生と子どもが同じ時間を楽しむ、心に残るひとときを演出してみてくださいね。以下は保育士さん向けのおすすめのダンス曲を3つご紹介します。
劇

先生たちが披露する劇では、これから小学校生活が始まる卒園児に向けて、先生たちからの思いを物語に込めると良いですよ。あたたかなメッセージを贈ることで、子どもたちは真剣な表情で見入り、ときには笑顔を見せながら受け止めてくれるでしょう。新しい環境でつまずいたとき、ふと思い出せるような教訓をドラマティックに演出できると良いですね。以下はおすすめの題材を2つご紹介します。
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[ポイント]
- オオカミは怖さより面白さを重視して、憎めない役にすると盛り上がります。
- こぶた3匹の性格は、おっとり、お調子者、しっかり者とはっきり分けると親しみやすいです。
- 最後はオオカミと仲直りして、みんなで仲良くしようねというメッセージで締めくくるのがおすすめ。
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[ポイント]
- さるは、ずるいけどどこか抜けている性格で、失敗したときは謝ることができるキャラクターに。
- かには、さるの失敗を許してあげられる寛容なキャラクターに。
- 全体を通して復讐の話にはせず、気づきと成長の物語にするのがおすすめ。
楽器演奏

先生たちの得意な楽器を取り入れて合奏をしてみましょう。ステージに立って演奏をするだけでなく、見ている子どもたちの間を歩きながら演奏すると、よりお別れ会を盛り上げることができますよ。以下では楽器ごとのポイントをご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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[ポイント]
- 子どもたちが楽器に親しみがあり安心感があります。
- 音がはっきりして、会場が一気に盛り上がります。
- 1人1音でも成立するため、人数調整がしやすいです。
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[ポイント]
- 園生活を思い出す音色でしっとりした雰囲気を演出できます。
- 卒園、お別れの雰囲気と相性抜群。
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[ポイント]
- 子どもも参加型にすることができ、一緒に楽しめます。
- 並んだときの見た目がきれいで、一体感を演出できます。
- 少ない音数でも曲として成立するため、練習しやすいです。
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[ポイント]
- アコースティックギターを使用すると家庭的であたたかい空気になります。
- 歌わず伴奏するだけでも感動的な雰囲気を演出できます。
マジック
先生たちが簡単なマジックを披露すれば、子どもたちが大盛り上がりすること間違いなしでしょう。マジックを選ぶ際は、子どもたちに分かりやすい内容であることがポイントです。また、身振り手振りを大きくしたり、ゆっくり話したりすることを心がけると、子どもたちにより伝わりやすくなるでしょう。以下の3つのマジックは、初心者の方でも簡単に挑戦することができますよ。ぜひ練習してみてくださいね。
思い出ムービー

子どもたちや先生、保護者の心に残る思い出ムービーは、お別れ会の出し物として人気があります。入園当初の写真や、園での日常活動、運動会や遠足の様子を集めてスライドや動画にまとめることで、子どもたちが自分の成長を振り返ることができます。また、卒園児がこの場面が楽しかったと語るインタビューや、先生たちからのメッセージを入れると、感動がさらに深まります。みんなで一緒に見ることで、子どもたちや保護者、先生同士の思い出を共有でき、笑顔に包まれた時間が生まれるでしょう。さらに、子どもたちがあとから見返せるようにDVDや動画ファイルとして残しておくと、卒園後もいつでも楽しかった日々を振り返ることができますよ。
クイズ

全員が参加型で楽しめるクイズもおすすめです。出題の仕方を工夫して、お別れ会を盛り上げましょう。以下ではおすすめのクイズを2つご紹介します。
卒園する年長児向けに、小学校生活に関する簡単なクイズを出題します。
[例]
Q. 筆箱やおもちゃなどを子どもたちに見せ、「ランドセルに入れるものはどれ?」と質問。
A. 子どもたちは〇か✕で答えます。
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[工夫ポイント]
- 床にテープで〇と✕のエリアを作り、子どもたち自身が移動して答える形式にすると、全員が体を動かしながら参加できて盛り上がります。
- クイズの答えは写真やイラストで見せると視覚的にわかりやすく、小さい子でも理解しやすくなります。
- 答えを発表するときには拍手を促すなど参加型にすると、子どもたちの達成感や楽しさがさらに増します。
先生たちの幼少期の写真や似顔絵を見せて、この先生は誰でしょう?と当てるクイズです。
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[工夫ポイント]
- 写真が難しい場合は、シルエットや帽子などの特徴だけでも楽しめます。
- 園での具体的なエピソードをヒントにすると、笑いや驚きが生まれて盛り上がります。
- 答え合わせのときに、先生がその時の思い出話を簡単に話すと、子どもたちも親近感を持てます。
- 小さい子も楽しめるように、ヒントを多めにして一緒に考える時間を大切にしましょう。
手作りメダル
保育士から卒園児へ、折り紙や紙コップを使った手作りメダルを贈るのもおすすめです。例えば、紙コップを丸く切って土台にし、金色や好きな色の折り紙を貼るだけで、子どもたちにとって特別感のあるメダルになります。子どもたちの名前や、そつえんおめでとう・がんばったねといったメッセージを書き添えると、気持ちもより伝わりやすくなりますね。また、首にかけるひもは画用紙や毛糸を使うと安全で、見た目もやさしい印象になりますよ。以下の動画では、簡単に作れる可愛いメダルの作り方をご紹介します。
折り紙花束
折り紙で作った花束を贈るのも良いでしょう。チューリップやバラ、クローバーなどを折り、画用紙で作った持ち手にまとめると、彩り豊かな花束に仕上がります。一人ひとりの好きな色を取り入れたり、クラスカラーで統一したりするのも工夫のひとつです。式のあとも受け取った花束を大切そうに眺めたり、お父さんやお母さんに嬉しそうに見せたりする子どもたちの姿が思い浮かびますね。形として残る花束は、お別れ会の思い出をそっと振り返るきっかけになってくれるでしょう。以下の動画では、折り紙で簡単に作れる花束の作り方をご紹介します。
花束のポップアップカードの作り方については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
【番外編】お別れ会の飾り付けアイデア
折り紙や画用紙で作れる簡単デコレーション
保育園のお別れ会に向けて、会場の飾り付けも心を込めて準備できると良いですよね。例えば、天井からは色とりどりの輪飾りや花紙を下げ、壁面には子どもたちの写真や成長を感じられる作品を飾ることで、会場全体がぱっと華やかな雰囲気になります。また、テーマカラーをピンクや黄色、春を感じるパステルカラーに統一すると、まとまりが出てあたたかみも増していきます。子どもたちが「きれいだね」「これ、わたしのだよ」と嬉しそうに話す姿を思い浮かべながら準備する時間も、保育士にとって大切なひとときではないでしょうか。以下ではおすすめのデコレーションを2つご紹介します。子どもたちの門出をやさしく包み込む素敵な空間づくりの参考にしてみてくださいね。
卒園式の準備については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
出し物で心に残るお別れ会にしよう!
いかがでしたか?今回は、保育園のお別れ会で楽しめるさまざまな出し物のアイデアをご紹介しました。お別れ会は、子どもたちが劇やダンスで自分を表現したり、先生たちが工夫を凝らして出し物を披露したりと、みんなで楽しめる特別な時間です。それだけでなく、会場を華やかに飾ったり、先生たちがかわいい衣装を着て盛り上げたりすることで、さらに思い出深いひとときになります。子どもたちが笑顔いっぱいで卒園していけるように、心に残るあたたかいお別れ会を開催できると良いですね!



























