保育園で子どもたちと手軽に楽しめる!新聞紙遊びのアイデア集【ねらいや効果についても】

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今回は、新聞紙あそびをテーマに、その特徴やねらいから、具体的な新聞紙あそび、制作の例をご紹介したいと思います。

身近な素材でできる!新聞紙遊びをしよう

新聞紙遊びをするねらい

ねらい①身近なアイテムである

新聞紙は家庭にあるアイテムであり、そのご家庭で購読していれば、遊びのアイテムとして手に入れるのにお金がかかりません。

遊びの素材に活用するハードルはとても低いことが、魅力です。

また、遊びに使用した後の片付けも楽であり、導入しやすいアイテムですね。


ねらい②子どもの成長につながる

新聞紙遊びをするねらいとしては、上記の楽で手軽であるという側面のほかに、子どもたちの様々な能力の向上や、感覚を身につけるという成長への貢献も挙げられます。

子どもたちは、新聞紙という身近なアイテムを使って、楽しみながら自然と学習できるのです。

具体的にどんな効果が期待できるのかについて、ご説明します。

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新聞紙遊びで期待できる効果

効果①創造性が鍛えられる

新聞紙あそびの効果として、まず「創造力・発想力を鍛えることができる」という点が挙げられます。

新聞紙という変幻自在な素材をもとに、子どもたは自由な発想で形をつくることができます。工夫次第でいろんな遊び方ができるのが新聞紙の特徴です。


効果②リサイクルの感覚が身につく

新聞紙は、もともとそれ自体はニュースを確認するという目的のもとに作られたものですね。

こうしたアイテムを使ってなにかものを作る、あるいはそれを遊びに活かすという行為は、紛れもなく、自分の身の回りの資源の再利用につながります。

使わなくなったものをすぐに捨ててしまうのではなく、「これを使えばこんなものが作れるかもしれない!」といった発想が自然に身につけば、物を大事にする、ものを有効活用する感覚が養われることになります。


効果③手先の運動の練習になる

特に乳児は、まだ手先をうまく使って複雑な形を形成したり、表現することは難しいでしょう。

新聞紙という柔軟な素材で、まずは丸めるだけ、棒にするだけといったところから初めることができます。簡単な形を作り始めるなどすれば、徐々に手の動きに慣れていくことができます。

こうした手先の運動の練習は、その後のいろんな遊びや動きの基礎となり得るので、成長にとっても大事な訓練になります。

新聞紙遊び例①新聞紙を使った簡単な遊び

新聞紙島

ルール
①一人ずつ新聞紙を広げてその上に立つ
②先生とジャンケンをして、負けた子は新聞紙を小さく折っていく。
③これを繰り返していき、紙に乗り切れなくなった子はアウト!

ルールはシンプルで、ジャンケンの運試し勝負になります。

どんどん自分の立つ島が小さくなるハラハラがあり、とても盛り上がります!


ちぎり絵

ちぎった新聞紙をぺたぺた張り付けて絵を作ってみましょう。

新聞紙は無地の紙とは違いいろんな文字が敷き詰められていますね。

そうした柄や、色などをうまくいかして一つの絵にしてみましょう。

材料
・新聞紙
・のり
・はさみ
・台紙

新聞紙遊び②1人でもみんなでも!新聞紙で工作

1、2歳児向け

・新聞紙ボール

こちらは、新聞紙を丸めてくっつけるだけで完成!新聞紙ボールです。小さい子でも簡単に作ることができます。

また、作った新聞紙ボールを使ってキャッチボールをしたり、ボール遊びに使うことができますね。


3歳児向け

・ゴミ箱

新聞紙でゴミ箱もできちゃいます!

とてもエコで形もきれいなので作り甲斐がありますね。

・刀

こちらは男の子向け。刀をつくることもできちゃいます。


4、5歳児向け

・キャップ

帽子を作ってみんなでかぶってみましょう。

立体的に作り上げるのが少々難しいかもしれませんが、その分手先を使う練習になること間違いなしです。

・バッグ

新聞紙でバッグも作ってみましょう。使用するページがそのままバッグの柄になるので、どんな柄にしたいか考えながら作るのも楽しいです。

英字新聞があれば、とてもおしゃれなバッグができますよ。

新聞遊び③みんなで競おう!新聞を使ったゲーム

1番長い棒を作ろう!

遊び方
新聞を丸めて棒にして、それをつなげていきます。
最終的に誰が一番長い棒を作れるかを競います。
途中で新聞紙の棒が折れないように注意しながらつなげていくことがポイントです。

 

新聞紙の強度、また長さのどちらを優先するのかによって個性がでますね。

戦術を考えるのが楽しい遊び方です。


新聞びりびり大会

遊び方
新聞をひたすらびりびり破いていく遊びです。
ちぎれないように破いていき、最終的に1枚のh新聞紙を一番長くできた人が勝ちになります。
途中でちぎれてしまったら、その時点までの長さで競うことになってしまいます。

 

長くすることを優先して狭くするか、はたまた安全に太くするか、これも個人によって戦術がわかれるので、考えながら楽しめます。

まとめ

新聞紙あそびについて、そのねらいから具体的な遊び方、制作の例についてご紹介してきました。いかがだったでしょうか。

制作については、自由な発想でどんなものでも作れるので、余った資源を有効活用して、子どもの創意工夫につなげることができるとよいですね。

新聞紙を使った遊びには、身近なアイテムであるが故の利点があります。子どもたちとの日常保育でぜひ取り入れてみてください。

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