即席遊びのアイデア10選!使える道具や子供を楽しませるコツも【室内・ゲーム・家遊び・楽しい・3歳】

「子供と遊びたいけど、何をして遊んだら良いかわからない…」そんな悩みを抱えている人はいませんか?子供と毎日遊んでいる保護者の方や保育士さんの中には、遊びのネタ探しに苦労している人もいるのではないでしょうか。忙しい毎日の中で、遊びの内容を考えて準備を行うのは大変ですよね。この記事では、準備も道具もほとんど不要の即席遊びについて紹介します。即席遊びのアイデアだけでなく、子供たちと一緒に楽しむコツなども紹介していきますよ。普段から子供と遊ぶ機会がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

即席遊びのアイデア【ゲーム】

ジェスチャーゲーム

即席遊びのアイデアとしてまず初めに挙げられるのが、ジェスチャーゲームです。ジェスチャーゲームは、大人数でも少人数でも手軽に楽しめる人気の遊びだと言えるでしょう。用意するものは、お題を書くための画用紙とペンだけ。まずは動物やスポーツ、日常動作などのテーマを決めます。その後、テーマに合った単語を画用紙に書いていきましょう。例えばテーマが動物だとしたら、うさぎ、ぞう、キリン、などの単語を書くと良いですよ。この時、1枚の画用紙につき1単語書くようにしてください。誰がジェスチャーをするかを決めたら、準備はこれだけでOK。遊び方も簡単です。ジェスチャーを行う子供は、お題の言葉を身体全体で表現します。それ以外の子供は、ジェスチャーを見ながら言葉を考えます。1番多く答えを言えた子が勝ちと決めても良いですし、チーム対抗にするのも良いかもしれませんね。

絵しりとり

絵しりとりも、即席遊びの代表的なアイデアの1つです。子供のときにやったことがある人も多いのではないでしょうか。紙とペンがあれば、誰でも簡単に始めることができる遊びです。普段のしりとりをイラストで行うだけなので、ルールも簡単ですよね。「上手に絵が描けない…」と思っている人でも、それがかえって楽しみにつながることもあります。他の子供が描いた絵を見て、「何が描いてあるんだろう…?」と悩むのも楽しいですよ。

指スマ

紙やペンも用意できない、そんなときにおすすめなのが指スマです。いっせーのせや親指ゲームなど、呼び方は色々あるかもしれませんが、多くの人が一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。指スマの良いところは、何といってもいつでもどこでもすぐに始められる遊びであるということです。車の中や、外で並んでいるときなど、何も用意できないときでも簡単に始めることができますよ。2人以上であれば何人とでも遊べる点も良いですね。

保育士くらぶ

即席遊びのアイデア【1人でもできる】

折り紙

ここからは1人でも遊べる即席遊びを紹介します。初めに紹介するのが、折り紙遊びです。折り紙であれば、常に用意してある幼稚園や保育園も多いですよね。家に用意してある家庭も多いのではないでしょうか。お店に売っているような綺麗な折り紙がなくても、裏紙や新聞紙、チラシを正方形に切ることができれば遊ぶことができますよ。柄や素材の異なる紙で遊べば、楽しみ方の幅も広がりますね。手先を動かす練習にもなるので、保育にぴったりの即席遊びです。

パズル

1人で集中して遊んでいて欲しい場合は、パズルもおすすめです。一度始めると完成までに時間がかかるものも多いため、ある程度時間が取れるときに遊ぶのが良いでしょう。パズルは何度も繰り返し遊べる点が魅力です。少し難易度が高めのパズルを買えば、飽きることなく何度も楽しむことができるでしょう。頭を使いながら1人でもくもくと遊ぶことができるので、集中力を育むこともできますよ。

おままごと

即席遊びのアイデアとしては、おままごともおすすめです。おままごとをして遊ぶには、しっかりとしたおままごとセットが必要だと思っている人はいませんか?実際には、しっかりとしたおままごとの道具がなくても子供たちは遊ぶことができますよ。おままごとに必要なおもちゃを買う必要はありません。その場にある色々なものを使っておままごと遊びをしてみましょう。想像力を育むことにもつながりますよ。

塗り絵

塗り絵も、即席遊びとしておすすめできますよ。色鉛筆と塗り絵の用紙があれば、1人ですぐに遊ぶことができますね。白黒のイラストに色を付けていく塗り絵遊びは、子供の想像力や表現力を磨くこともできます。同じイラストの塗り絵で遊んでも、人それぞれ使う色は異なりますよね。好きな漫画やアニメのキャラクターの塗り絵を用意すれば、子供たちも喜ぶのではないでしょうか。本屋さんには、塗り絵が何枚も載っている塗り絵ドリルも売っています。インターネットで買うことができるものも多いので、一度購入してみるのも良いかもしれませんね。

即席遊びのアイデア【家にあるものを使う】

ハンカチ落とし

ハンカチ落としは、家にあるものを使ってすぐに遊ぶことができる遊びの1つです。ハンカチは、幼稚園や保育園にはもちろん、どの家庭にも用意があるものですよね。ハンカチ1枚あれば楽しく遊ぶことができるので、4~5人以上ですぐに遊びたいときにぴったりです。遊び方も簡単。鬼を1人決めて、鬼以外の子供は背中を外に向けて円を作ってしゃがみましょう。鬼は円の周りを回りながら、ハンカチを誰か1人の後ろに落とします。ハンカチを落とされた子供は鬼を追いかけましょう。鬼が1周するまでに、タッチすることができたら鬼の負けです。鬼を変えることで何度も遊ぶことができるのも良いですね。

チラシ遊び

家にあるものを使って遊びたい人におすすめなのは、チラシ遊びです。何かと頻繁に届くチラシが余っている家庭は多いですよね。そんなチラシを使って即席遊びができるのがチラシ遊びです。紙鉄砲を作ったり、ボールとグローブを使ってキャッチボールをしたりと、遊び方は様々。正方形に切り取れば、折り紙のように遊ぶこともできますよ。細かくちぎって雪や落ち葉に見立てて遊ぶのもおすすめです。普段は捨ててしまうチラシを使って、楽しい即席遊びをしてみましょう。

ペットボトルけん玉

ペットボトルけん玉は、工作過程から楽しめる即席遊びです。ペットボトルも、ハンカチやチラシと同様に家にあることが多いですよね。飲み終わった後のペットボトルを有効活用して、即席遊びを楽しみましょう。ペットボトルけん玉は作り方も簡単。ペットボトルを適当な長さに切り取ったら、蓋の部分に糸をくくりつけます。ガムテープや新聞紙を使って玉を作り、くくりつけた糸にくっつけましょう。ペットボトルのふちをテープでカバーしたら完成です。作る工程を楽しむだけでなく、作り終わった後もけん玉として遊ぶことができますよ

即席遊びで子供を喜ばせるコツ

準備に時間をかけすぎない

即席遊びで子供たちを喜ばせるには、準備に時間をかけすぎないことが大切です。保育園や幼稚園での遊びには様々な種類がありますが、即席遊びのメリットはなんといってもその手軽さですよね。「ちょっと時間が空いたから遊びたいけど何しよう…」というときにぴったりなのが即席遊びです。そのため、準備はなるべく短時間ですませるようにしましょう。準備に時間をかけすぎてしまうと、子供たちが待ちきれずに焦れったく感じてしまう場合もあります。なるべく準備が少なく、すぐに遊べるようにできると良いですね。

家にある物や空間を上手く使う

家にある物や空間を上手く使うのも、即席遊びを楽しくするコツです。本物そっくりのおもちゃを使ったり、特別な空間に行くことで子供が喜んでくれる場合もあります。一方で、即席遊びの楽しみは想像力や工夫を働かせて遊ぶということです。おもちゃがなくても、普段の家の空間でも、遊び方次第では十分に楽しむことができますよ。家にある物を上手く使うことで、「え?こんなものまで作れるの?」といった驚きやワクワクした気持ちにもつながります。

即席遊びで使える道具

ペットボトル

ペットボトルは、即席遊びに使える便利な道具の1つです。先程紹介したけん玉はもちろん、マラカスやじょうろ、ボーリングやおままごとのアイテムなど活用方法は無限にあります。普段からペットボトルの飲料水を飲んでいる人も多いですよね。そのまま捨ててしまっている人は、ぜひペットボトルを即席遊びに使ってみましょう。工作しながら楽しめるアイテムとして重宝することができますよ。

新聞紙・チラシ

即席遊びで使える道具としては、新聞紙も挙げられます。新聞を購読している家庭では、新聞紙は常にストックがあるものですよね。家にある新聞紙を使って色々な即席遊びにチャレンジしてみましょう。簡単に丸めればすぐにボール遊びを行うことができます。折り方を工夫してグローブを作ればキャッチボールもできますね。小物入れやかぶと、紙鉄砲などを作れば、工作過程だけでなく、作った後にも楽しむことができます。新聞紙が家にない場合は、チラシを活用するのがおすすめです。

これがあると便利!室内で遊べるゲーム道具

トランプ

「新聞紙やペットボトルを活用するのも良いけど、もっと手っ取り早く遊びたい…」そう思っている人におすすめなのが、室内で遊べるゲーム道具を使うことです。初めに紹介するのは、トランプです。1つは持っている家庭も多いのではないでしょうか。トランプの魅力は何と言っても遊び方がたくさんあることです。2人で遊べるものから大人数で楽しめるものまで、状況に合わせて遊び方を変えることができますね。ゲームの難易度も様々なので、幅広い年齢の子供たちが楽しむことができるでしょう。保育園や幼稚園にも何個か用意があると便利ですよ。

ジェンガ

ジェンガも即席遊びにぴったりのゲーム道具です。ルールは簡単でありながら、スリリングな遊びを楽しむことができます。ジェンガが倒れないように積み上げていく遊びなので、集中力や注意力を育むこともできますよ。基本的なルールが分かれば子供も大人も楽しむことができるのも魅力です。家族で遊ぶのはもちろん、保育園では年齢の違う子供たちでも遊ぶことができますね。箱から出してすぐに遊び始めることができるのも、おすすめのポイントです。

オセロ

即席遊びにおすすめのゲームとしては、オセロも挙げられます。ボードゲームには様々な種類がありますが、中でもオセロはルールが簡単なゲームです。そのため、子供でも楽しむことができますよ。基本的には2人で遊ぶゲームなので、クラス全体で遊ぶのには向いていないかもしれません。一方で、頭を使って作戦を練ることで楽しみ方が深まるのが魅力です。子供の考える力を育てるのにはぴったりの遊びだと言えるでしょう。

まとめ

即席遊びで隙間時間も楽しもう

ここまで、即席遊びのアイデアや便利な道具、ゲームなどを紹介してきました。わざわざおもちゃを用意しなくても、すぐに遊べるアイデアが沢山ありましたよね。ペットボトルや新聞紙、折り紙などは決まった遊び方がないため、楽しみ方は人それぞれです。そのため、子どもの想像力や発想力を育てることができますよ。トランプやジェンガ、オセロなどのゲームはいくつか用意しておくと安心です。すぐに遊び始めることができるので、隙間時間にも楽しむことができます。この記事を参考に、子どもとの遊び方が広がると良いですね。

保育士くらぶ

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/