防ぎたい!乳幼児突然死症候群(SIDS)から園児を守るには

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乳児に突然起こる病気?!SIDS

病気も何もない普通に暮らしてた赤ちゃんがなんの予兆もなく突然亡くなってしまうSIDS
通称、『乳幼児突然死症候群』と呼ばれています。

グローバル電子株式会社の「保育の実態と安全対策」に関する調査では保育中の死亡事故率が最も高い 「睡眠中」の安全対策に最も気を付けている保育士は約1割ととても少ないことがわかりました。
反対に安全面で1番気をつけてる事は、お散歩など園外での活動でした。
お散歩などの園外活動は、車や遊具での事故や外遊びでの怪我など細心の注意を払う場面が多々あります。

保育園は子どもたちの「命」を預かるお仕事。
乳幼児突然死症候群は現役保育士さんもこれから保育士さんになる方も是非身につけておきたい知識です!
ぜひ最後まで見て学んでいきましょう!

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乳幼児突然死症候群とは?

乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)とはなんの病気もなく元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなってしまう病気です。
寝ている間に赤ちゃんが窒息してしまうなどの事故死は含まれていません。

生後2-6か月の赤ちゃんに多いと言われ、毎年数十人くらいの赤ちゃんが亡くなっています(乳児期の死亡原因の第4位)。

乳幼児突然死症候群(SIDS)について – ペンギンこどもクリニック

特に冬の時期は発症しやすいと言われてます。
また、乳幼児突然死症候群にはこれといった予兆や症状がないので保育士さんは赤ちゃんに特に気を配らなければなりませんね。

乳幼児突然死症候群を発症する原因

乳幼児突然死症候群を発症する原因は、 原因不明でまだよく分かっていません。

しかし、対策を行う事で発症を予防する事ができます。
次の章では保育現場でできる対策をご紹介してます!
少しでもSIDSのリスクを減らすために対策法をチェックしましょう!

保育現場でできる対策4選

1歳になるまでは仰向けで寝かせてあげる

理由はまだ解明されてないのですが、 うつぶせより仰向けの方がSIDSを予防できるとのこと。

医学上の理由でうつぶせを勧められている時以外は、なるべく赤ちゃんの顔が見える仰向けで寝かせてあげましょうね。

枕や毛布は使わないで

枕や毛布は窒息の原因になるのでまだ赤ちゃんの時期は使わないか、寒い時期の毛布は柔らかすぎたりサイズが大きいと窒息のリスクが上がるので、適切な硬さとサイズのものを選びましょう。

赤ちゃんを一人にさせない

赤ちゃんを一人にさせないであげて下さい。
必ず保育士さんが見守るようにしましょう。
定期的に睡眠の時の呼吸や顔色の状態をチェックを必ずするようにしてあげて下さいね。
10分に一回は確認するようにしましょう。

部屋の温度や湿度は適切に

部屋の温度と湿度を適正に保つ事で、乳幼児突然死症候群を防ぐことができます。
体温上昇により、乳幼児突然死症候群のリスクが上がると言われています。
特に温度が上がるこれからの季節は気をつけたいですね。

午睡チェックには『CSS SENCOR』

午睡チェックには、『CSS SENCOR』がおすすめです!

「CCS」とは、保育現場の声から生まれた全ての保育士・保育事業者をサポートするため、株式会社CHaiLDが提供する 保育園ICT関連サービスの総称です。

『CSS SENCOR』は、オムツに取り付けるとうつぶせ寝をいち早く検知して他の部屋で作業しててもPCやタブレットなどで確認できるアラーム搭載し、午睡チェック表を自動記録してくれる午睡センサーです!
皮膚温度や体動数も検知し、体調不良を予測。
午睡チェック表をエクセル化し、ダウンロードして管理することもできます。

『CSS SENCOR』を導入する事でこのようなメリットがあります!

  1. 保育士の負担を少なくする
  2. 保育園の安全性が上がる
  3. 作業の効率化
  4. 分からない事はフリーダイヤルですぐ解決できる

料金

センサー利用料:月額1,320円/個(税込)
システム利用料:月額2,200円/園(税込)

※2021年6月記事掲載時の料金です。

『CSS SENCOR』CCS PROに加入してなくても単独で使うことができます。
午睡チェックは、『CSS SENCOR』をぜひお試しください。

「CCS PRO」についてもっと詳しく知りたい方はここからチェック!

対策をしてSIDSを防ごう!

今回は、乳幼児突然死症候群(SIDS)について解説しました!
まとめると、この記事でお伝えしたいことは以下の3点です。

  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)は、なんの病気もなく元気だった赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなってしまう原因不明の病気という事。
  • 仰向けで寝かせたり、寝具に気をつけたり、定期的に呼吸や顔色、温度などをチェックして乳幼児突然死症候群(SIDS)を予防すること。
  • 午睡チェックには、『CSS SENCOR』がおすすめ!

保育中の死亡事故率が最も高いのは睡眠中です。
子供たちが安心してお昼寝できるようにサポートしましょうね!

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