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勤労感謝の日とは?
勤労感謝の日はどんな日?
勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ)は毎年11月23日に定められている国民の祝日です。今年、2021年11月23日は火曜日なのでその日が祝日となりますね。勤労に対する感謝をする日とされていて、労働者への感謝の気持ちを持つ日です。勤労感謝の日は特別な何かがあるわけではありませんが、秋の祝日ということで日々の疲れを取り、好きなように過ごすことが一般的です。子どもたちからしてみれば、自宅で保護者の方と過ごしたりどこかにお出かけをしたりなど一緒にいることが出来る嬉しい日でもありますよね。ちなみに令和に入ってからは年内最後の祝日となるので、国民にとっては非常に重要な1日であることがわかります。
勤労感謝の日の由来
勤労感謝の日は1948年、国民の祝日に関する法律によって定められました。
しかし元々は、新嘗祭(にいなめさい)と呼ばれる宮中行事に由来していると言われています。その年に収穫された新穀を神に捧げ、感謝をし国民のさらなる繁栄を願う風習のことです。1948年以降は、皇室行事と国民の祝日を切り離すために宮中行事であった新嘗祭から勤労感謝の日に制定されました。祭日としての新嘗祭はなくなってしまいましたが、皇室でのお祭りは現在でも行われています。
子どもたちに伝えるねらい
子どもたちの保護者が労働をしているだけでなく、いずれ子どもたち自身も労働をするようになります。働くとは何か、お金を稼ぐ大変さとはどのようなものか子どもたちにも知ってもらうようにしましょう。そして、勤労感謝の日の意味や由来を子どもたちに説明したり知ってもらうことで、国民の祝日への理解を深めることが目的です。
勤労感謝の日は何をする?
働くこと・食べることをについて考える
勤労感謝の日は、働くことについて考える日でもありエネルギーの源となる食べ物について考える日でもあります。世の中は働いている人のおかげで回っていること、子どもたちも保護者の方が働いているから安心して生活出来ていることを認識してもらいましょう。また、働いている人がいるおかげで食べることが出来ていることも同時に教えます。食卓に並ぶ料理なども、作られるまでの過程には、多くの人が関わっていることを知る必要があります。子どもたちと一緒に働いている人や食べることについて考え、感謝を持つことの出来る日にしましょう。
職場訪問する
実際に働いている現場に出向くことも一つの学びです。保育園の近隣にある会社や公的機関を訪問し、働いている様子や姿を見て労働について考えてもらうことがねらいです。子どもたちが実際の現場に行くことで、様々なところで働いている人がいることを知り、親しみを持つことが出来ます。また、職場訪問の際には、プレゼントやメッセージを贈ることもおすすめです。学びの意味以外にも、日頃の感謝や労いの意味を込めて出来ることをしていきましょう。
子どもたちに伝えよう
わかりやすい言葉で伝える
幼い子どもたちに突然、難しい意味や由来を伝えても理解してもらえるわけがありません。大切なことは、子どもたちにも理解してもらえるような簡単でわかりやすい言葉で伝えることです。ポイントとなってくるのは、単語の言いかえです。
例①
例②
例③
読み聞かせをする
非常に分かりやすい教え方の1つに読み聞かせがあります。イラストや分かりやすい言葉、ストーリー性がある絵本は、幼い子どもたちを惹きつける力があります。保育士さんがわかりやすく読んであげることで子どもたちの興味や関心を引くように導きましょう。また、絵本選びの際には、職業に関する内容や食べ物に関する内容を主とする本にするとよいかと思います。例えば、医者や警察官、消防士など子どもたちが身近に感じる職業の絵本などがありますね。食べ物では、農作物や畜産物、魚介類などが食卓に並ぶまでの過程を紹介した絵本などがおすすめです。
保育士くらぶでは、読み聞かせに関する記事を出しています。ぜひ参考にしてみてください♪
また、絵本だけでなく紙芝居やペープサートを使用してもいいかと思います。職業図鑑を眺めながらどんなお仕事をしているのか話し合うこともおすすめです。下記は、保育士くらぶが過去に出した保育教材に関する記事です。ぜひ参考にしてみてください。
プレゼント製作をする
勤労感謝の日は、父の日や母の日と違って製作が定番なわけではありません。しかし、日々労働をする方々に感謝の気持ちを込めた贈り物をしてみることもおすすめです。職業訪問をする際には、訪問先で働く方々に、また各家庭の保護者の方々にプレゼントでもよさそうです。製作物やメッセージカードなど贈り物には様々ありますが、子どもたちが手作りで心を込めて製作したものが良いかと思います。下記では、そんなプレゼントに最適な製作物を紹介していきます。幼い子どもたちでも取り組める製作となっているので、是非参考にしてみてください♪
勤労感謝の日のプレゼント製作
紙皿フラワーとステンドグラスの小物入れ
☆材料
☑ らくがきペーパー
☑ ステンドグラス
☑ カラーペン
☑ 鉛筆
☑ はさみ
☑ プラバン
☑ 紙皿
☑ マスキングテープ
☑ 割りばし
紙皿フラワーと小物入れのステンドグラス鮮やかでとてもかわいいですね。100円ショップで揃うものばかりなので材料集めにも困らなそうです。クオリティがとても高いので、受け取った方はとても喜ぶと思います。勤労感謝の日に限らず、敬老の日や母の日にも活用できそうな製作です。
手作りメダル
☆手作りメダル 材料
☑ はさみ
☑ のり
☑ 写真
☑ はさみ
☑ クラフトリボン
動画ではメダルが6種類紹介されていますが、上記には紙コップメダルの材料を記載しています。材料も特別難しいものではないため、揃えることも気軽で子どもたちも簡単に作ることが出来ます。写真は、子どもたちの顔や保護者の方の顔がいいかもしれませんね。完成したメダルは、保護者の方にかけてあげると喜ばれそうです。
写真立て
☆ 材料
☑ はさみ
☑ のり
☑ 写真 8枚
☑ 鉛筆
1つのアルバムのような仕上がりで、プレゼントとしてとても素敵な製作ですよね。保護者の方と一緒に写っている写真を入れるととても喜ばれそうです。
勤労感謝の日の大切さを子どもたちに伝えよう
いかがでしたでしょうか。毎年やってくる勤労感謝の日ですが、大人でも意味や由来については意外と知らない方が多いのではないでしょうか。幼い頃から労働や食について考え、尊敬の気持ちを持つことはとても大切です。勤労感謝の日の意味やねらいを考え、子どもたちが知識や理解を深めることが出来るようにしましょう。
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