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自己紹介は一大行事!?
保育実習、新卒者の初登園、転職時の初勤務、新年度…保育士さんが自己紹介をする場面はいろいろあります。
しかし、緊張してうまく話せないという方や、どんな自己紹介をすればいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
今回は保育士さんの自己紹介についてリサーチしました。子ども向け、保護者向け、同僚向けなどシーン別のポイントやコツを紹介します。
保育士の自己紹介は超重要
保育士さんに限らず、ビジネスから近所付き合いまで自己紹介をすることはよくありますが、自己紹介はどういった役割があるのでしょうか?
自己紹介には、初対面の相手に自分のイメージを印象付け、自分の事を知ってもらうことで今後の関わり方をある程度方向付ける、というとても重要な役目があります。
保育士さんで言えば、1年間お世話をする子どもたちやその保護者、そして園長や主任、先輩や同僚・後輩と良好な関係を築くために行う大事なイベントです。
保育士は、自己の何を紹介すべきか
自己紹介、つまり自分を相手に紹介するわけですが、自分の何をアピールすべきなのでしょうか?子ども(園児)と大人(保護者や園スタッフ)でアピールすることが少し違います。
子どもに向けては、自分の名前や好きなもの、得意なことなどを分かりやすく紹介しましょう。子どもたちの注意や興味を引くように、身振り手振りといった視覚的なアピールも大事です。
一方、大人に対しての自己紹介では、明るさや真面目さ、一生懸命さなどが伝わるように姿勢や話し方を工夫しましょう。
自己紹介のコツ<子供向け>
では、園児に対する自己紹介のコツを、「年少」「年中」「年長」の3カテゴリー別に紹介します。
・年少さん
年少さんに対しては、たくさんの事を伝えようとせず名前と好きなもの、例えば好物の食べ物などを挙げるくらいにしましょう。
やや大きい声で、身振り手振りのアクションも大きくして、時間は短めがいいでしょう。名前をわかりやすいリズムや歌に乗せてあげると楽しく自己紹介ができます。
・年中さん
年中さんには、名前と好きなこと得意なことなどを分かりやすい言葉でしっかり伝えましょう。印象付ける仕掛けやアイデアも欲しいところです。
例えば、人形やぬいぐるみを「記者」に見立て、いろいろな質問をしてもらう演技をしてみてはいかがでしょうか。
・年長さん
年長さんには、名前はもちろん好きなこと得意なことを具体的に伝え、みんなとこれからこんなことやあんなことをしたいといったことも盛り込んで、子どもたちの心をつかむ自己紹介を目指しましょう。
アクションよりも、一人ひとりに語り掛けるようにするといいでしょう。緊張すると一方向だけみてしまうので、全体に気を配れると良いですね。
心をつかむ自己紹介方法<子ども向け>
しゃべるだけでなく、いろいろな仕掛けを使うと園児たちの心をつかむきっかけになります。いくつか紹介します。
・クイズ形式
たとえば、自分の名前を子どもたちに当ててもらうクイズにして見るのも面白いですね。名前の一部を伏せて、その部分に入る言葉を連想させるヒントを出すといった方法です。
例えば「はなこ」さんだったら…
といった感じで問いかけると、自然と注意を引くことができます。
・スケッチブック
大判のスケッチブックに名前や得意なことを描いたものを見せながら自己紹介をするのも一案です。紙芝居をするような感覚ですね。
言葉だけよりも伝わりやすいですし、年少さんや乳児クラスの子どもたちにもアピールしやすいですね。
・ペープサート
自己紹介の内容をペープサートにするのも効果がありそうです。
カラフルでかわいいものを作成して、歌や音楽に合わせて自己紹介すれば子どもたちの心をつかめるのでは?
・ピアノ&歌
ピアノの弾き語りで自己紹介をするのも楽しそうです。
また、子どもたちが知っている歌を替え歌にして自己紹介をしたり、簡単な劇仕立てにして演じてみたりするのも、子どもたちが食いつきそうです。
自己紹介のコツ<保護者向け>
次に、保護者会や入園式で保護者に向けて自己紹介をする際のコツです。
子ども向けの時のように親しみやすさをアピールするだけでなく、真面目さや真剣さを前面に押し出して、頼りになりそうなイメージを持ってもらえるようにすると良いでしょう。
名前や保育にかける思いなどと共に、保育の役に立ちそうな特技なども盛り込みましょう。敬語も正しく使えると印象アップです。
例文
4月から〇〇組の担任をさせていただきます□□△△と申します。
保育士としては3年目で初めての担任ですが、〇〇組の皆さんとは乳児クラスの頃から副担任としてかかわらせて頂いておりました。
小学生の頃からピアノを習っていましたので、ピアノや歌を得意としております。
はじめての担任でご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、一生懸命頑張りますのでよろしくお願いいたします。
自己紹介のコツ<同僚向け>
最後に、就職や転職ではじめて職場である保育園に登園した時などに、上司・先輩・同僚などの園スタッフに向けた自己紹介のコツです。
こちらも、真面目さや真剣さをアピールしますが、明るくハキハキした印象を持ってもらえるように話しましょう。
さらに、やる気や一生懸命さが伝わるように保育にかける熱意なども盛り込むといいかもしれません。
例文
4月からお世話になります□□△△と申します。
小さいころからの夢だった保育士になり、これからいろいろ学びながら保育のプロを目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。
まだまだ至らないところばかりですが、やる気と根性、明るさと元気はあるつもりです。
園長先生をはじめ、先生方を見習って一日も早く一人前の保育士になれるよう頑張ります。
さいごに
保育士さんの自己紹介について紹介しました。
自己紹介をする日までしっかり準備し、また予行練習なども行ったうえで本番に臨みましょう。
第一印象は大事ですよ!
よくある質問
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