保育園でお化け屋敷を作る方法とは?【怖くない・手作り・アイデア・作り方・ミッション】

季節も夏になり、むしむしジメジメした日が続いていますよね。そんなときにはお化け屋敷でひんやり涼むのはいかがでしょうか?お化け屋敷というと遊園地やテーマパークにあるものを思い浮かべる人も多いですが、実は手作りで楽しむこともできます。保育に手作りのお化け屋敷を取り入れると、子供たちも製作過程から楽しむことができますよ。この記事では、子供と一緒に作るお化け屋敷について解説していきます。夏を楽しむアイデアとしてぜひ参考にしてみてください。

子供も楽しめる!お化け屋敷の雰囲気を作るポイント

テーマを決める

まずは、お化け屋敷の雰囲気を作るポイントから紹介していきます。お化け屋敷の雰囲気を作るためには、最初にテーマを決めるのがポイントです。お化け屋敷と一言でいっても、様々な種類がありますよね。お墓や神社をテーマにしたものもあれば、病院や学校が舞台のものもあるでしょう。子供たちに馴染みがあって、アイデアが浮かびやすいテーマを決めると良いですよ。テーマを最初に決めることで、製作アイデアが浮かびやすくなります。

部屋を暗くする

お化け屋敷の雰囲気づくりには、部屋を暗くするということも大切です。普段は明るい教室を暗くするだけで、一気に雰囲気を変えることができます。一方で、子供たちの中には暗い空間が苦手な子もいますよね。そのような場合は、オレンジ系の光を取り入れるなど、暗くなりすぎないように工夫することも大切です。友達と一緒に楽しんでいるうちに暗闇に対する恐怖心が薄れることもありますよ。

音楽をかける

音楽をかけることで、簡単にお化け屋敷の雰囲気を演出することができます。遊園地やテーマパークのお化け屋敷にも、必ずといっていいほど不気味な音楽が流れていますよね。音楽をかけることで、視覚だけでなく聴覚からも怖さを感じる空間を作ることができます。YouTubeでも様々なフリー音源を見つけることができるので、スマートフォンやパソコンを使って流してみると良いでしょう。

子供たちにお化けになってもらう

お化け屋敷の雰囲気を作るためには、お化け役も必須ですよね。子供たちも楽しめるお化け屋敷を作るには、子供にお化け役を任せるのもおすすめです。保育園ならではの経験に、子供たちも楽しんでくれること間違いなしです。友達がお化け役だとわかれば、お化け屋敷が初めての子にとっても楽しみやすくなるでしょう。新聞紙やビニール袋、画用紙のお面などを被ることで、簡単にお化け役を演じることができますよ。この記事でもお化け用の手作りアイテムを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

保育士くらぶ

子供と作れるお化け屋敷の手作りアイテム【お化け】

ビニールお化け

ここからは、手作りのお化け屋敷におすすめの手作りアイテムを紹介していきます。まず初めに紹介するのはビニールお化けです。身近にある材料で簡単に作ることができるので、おすすめですよ。


用意するもの

・紙コップ
・ビニール袋※手提げではなく、口が平たいもの
・ストロー※折り曲げられるタイプのもの
・折り紙
・はさみ
・セロテープ
・千枚通し



おすすめポイント

・身近にある材料で作ることができる
・息を吹き込むことで遊びながらおばけが膨らむ様子を楽しむことができる
・ビニールの種類や色を変えることで様々なお化けが作れる

かさ袋お化け


用意するもの

・かさ袋
・ストロー※折り曲げられるタイプのもの
・油性ペン
・セロテープ


おすすめポイント

・ビニールお化けよりも大きなお化けを作ることができる
・手順も簡単なため子供たちと一緒に作ることができる

風船お化け


用意するもの

・はさみ
・手提げビニール袋
・タコ糸
・セロテープ
・割りばし
・油性ペン


おすすめポイント

・割りばしとタコ糸で簡単にゆらゆら浮かぶお化けを作ることができる
・手順が簡単なので小さい子供と一緒に作ることができる
・ビニールに描く絵を変えることでお化け以外のアイテムも作ることができる

子供と作れるお化け屋敷の手作りアイテム【小物】

ランプシェード


用意するもの

・クリアカップ
・紙粘土(軽めのもの)
・クッキー型、セルクル
・LEDランプ(オレンジ・白)
・油性カラーペン


おすすめポイント

・実用的なので、お化け屋敷が終わっても使うことができる
・模様や色の付け方で個性の出る作品を作ることができる
・紙粘土やクッキー型など、普段はあまり使わない材料を使うため、夏休みの工作にもぴったり

のれん


用意するもの

・A4のコピー用紙4枚
・A4の色画用紙4枚
・A4の白い画用紙4枚
・はさみ
・えんぴつ
・のり
・両面テープ


おすすめポイント

・画用紙だけで作成できるので、幼稚園や保育園にあるものだけで作ることができる。
・夏祭りや盆踊り大会でも使うことができる。

おばけライト


用意するもの

・紙コップ
・輪ゴム
・ラップ
・油性マジックペン
・カッター


おすすめポイント

・暗い部屋に浮かび上がる影がお化け屋敷にぴったり
・製作工程も簡単なので時間をかけずに作ることが出来る
・描く絵を変えることで様々な演出が可能

子供が手作りするにはどんなお化け屋敷がおすすめ?

迷路型

ここからは、手作りにおすすめのお化け屋敷の種類について紹介していきます。遊園地やテーマパークのお化け屋敷ではトロッコやゴンドラに乗って楽しむライド型のお化け屋敷も多くあります。一方で、手作りするなら歩いて回る形のお化け屋敷が簡単ですよね。その中でもおすすめなのは、迷路型のお化け屋敷です。経路を迷路にすることで、仕掛けを作るポイントも沢山できますよ。出口が簡単にわからない迷路というだけで、お化けを怖くしすぎなくても楽しむことができます。怖くしすぎるのは避けつつ、楽しめるお化け屋敷を作りたいときにおすすめです。

ミッション型

ミッション型のお化け屋敷もおすすめです。ミッション型のお化け屋敷は、何かしらのミッションをクリアするまで外に出られないタイプのお化け屋敷です。ただ歩くだけでなく、お題をクリアしなければならないため、ドキドキ感がありますよね。アイデア次第ではミッションも様々な内容を考えることができます。「お札を回収しよう」「お化けが持ってる○○を見つけよう」など、子供たちに合わせて難易度を変えることができるのも、おすすめポイントです。

スタンプラリー型

最後に紹介するのは、スタンプラリー型のお化け屋敷です。迷路型やミッション型は、内容を考えるのに時間がかかることもありますよね。迷路に関しては、経路を作り上げるまでに多くの工程がかかることがデメリットとも言えます。一方で、スタンプラリー型であれば、簡単に部屋全体の空間を使ったお化け屋敷を作ることができます。スタンプラリー用のシートとスタンプを用意すれば良いだけなので、準備も比較的簡単ですよ。御札のスタンプを用意したり、シートにお化けを描いたりすることで手軽に楽しめるお化け屋敷を作ることができます。

お化け屋敷を手作りする際に気をつけること

安全性の確保

お化け屋敷を手作りする際には、安全性をしっかり確保できるようにしましょう。お化け屋敷は暗闇の中に様々な仕掛けを用意して楽しむものです。暗闇の中でびっくりさせるアイテムを多用するため、いつも以上に安全面を意識することが大切です。具体的には、手作りアイテムを作るときに、尖ったものや硬い素材などをなるべく使わないようにして、怪我や事故の防止を心がけましょう。また、お化け屋敷を行うときは子供たちの様子がいつでも確認できるように、部屋を真っ暗にしすぎないようにしましょう。

子供が楽しめる要素を作る

お化け屋敷を手作りするときに気をつけることとして、子供が楽しめる要素を作ることは大切です。お化け屋敷というのは、一般的に怖いものだというイメージがありますよね。怖いものが苦手な子にとっては、楽しめないと感じることもあるかもしれません。なるべく全員の子供が楽しめるように、テーマや作業を工夫してお化け屋敷を作り、行うことが大切です。お墓や病院などのテーマだと怖いようであれば、鬼や怪物、魔女などをテーマにしても良いかもしれません。お化けにまつわる絵本を読み聞かせるのも、子供たちが楽しんで取り組めるようになるアイデアの1つですよ。

怖くしすぎない

怖くしすぎないのも、お化け屋敷を手作りする際のポイントです。保育園に通う子供たちは、まだまだお化けを怖がる年齢の子がほとんどだと思います。そのため、本格的なお化け屋敷というよりも、子供向けの怖すぎないお化け屋敷を作ることを意識しましょう。なかには、お化け屋敷に入ったことがない子もいるかもしれません。保育園での手作りお化け屋敷がトラウマにならないためにも、楽しい雰囲気を取り入れたお化け屋敷が作れると良いですね

予算や準備期間に合わせたものを作る

お化け屋敷を手作りする際には、予算や準備期間に合わせたものを作ることも大切です。お化け屋敷の製作は、想像以上に時間がかかる場合があります。どのくらいのクオリティーを目指すかにもよりますが、テーマを決めてから教室の使い方を考えて、材料を用意して手作りするアイテムを決めて…と、普段の製作準備よりも大変なことが多いでしょう。だからこそ、準備期間や予算をあらかじめ決めておくことが大切です。それらを考慮しながら何を手作りするのか、子供たちと一緒に取り組むのはどの部分か、計画を立てていくと良いですよ。

まとめ

お化け屋敷で夏を思いっきり楽しもう

ここまで、子供と一緒に手作りするお化け屋敷について紹介してきました。雰囲気作りのポイントや手作りアイテムなど、参考になる点はあったでしょうか?お化け屋敷は、暑い夏に涼むためにはぴったりの楽しみ方です。ポイントを押さえれば、遊園地に行かなくても保育園で楽しくお化け屋敷を体験することができますよ。お化けが苦手な子に配慮したり暗がりでの安全を確保したり、子供が安心できるお化け屋敷で夏を思いっきり楽しみましょう!

保育士くらぶ

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