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10月は、9月と比べて朝の冷え込みが強まり、本格的に秋の季節を感じる月です。秋は、読書の秋やスポーツの秋などと言われているように、何かに集中したり何かを始めたりするのにぴったりな季節。今回は、保育士さんが10月のおたより作成の時に使える、文例やイラストをご紹介します。10月のおたよりでは、秋の季節ならではの話題や保護者への連絡事項が盛り沢山。「何を書けばいいんだろう…」と悩んでいる保育士さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
10月のおたより文例【書き出し】
季節のあいさつ
おたよりを作成するにあたって、まず最初に重要となるのが書き出しの言葉です。秋の季節を意識した書き出しの文例をいくつかご紹介します。
・日中は過ごしやすく、澄んだ空気が心地良いですね。朝夕は気温が下がりやすいので、ご自宅でも体調管理には十分注意してお過ごしください。
・キンモクセイの優しい香りが漂い始めました。秋の虫の声も聞こえてきて、心を癒されますね。
・食欲の秋ですね。外でたくさん遊んだ後には、給食を美味しそうに平らげる子供たちの姿が見られます。
行事に関連したあいさつ
続いて、10月の行事に因んだ書き出しの文例をいくつかご紹介します。
・読書の秋になりましたね。もうすぐ読書週間が始まりますので、子供たちのために新しい絵本を増やす予定です。
・いよいよ待ちに待った運動会!子供たちは、毎日一生懸命練習に励んでいます。当日の子供たちの勇姿を楽しみにしていてくださいね。
・今月末は、子供たちも楽しみにしているハロウィンです。雰囲気を盛り上げるために、かぼちゃやお菓子を使って園内の飾りつけや制作を進めています。
10月のおたより文例【食育】
秋の魚
秋は「食欲の秋」「実りの秋」と表現されるように、多くの食材が旬を迎えるため、1年の中で最も食欲が増す季節です。野菜や穀物に限らず、魚にも旬があります。以下では、秋に旬を迎える魚についての文例をいくつかご紹介します。
・ご自宅でお魚を料理される際は、1匹を子供に見せながら捌くのがおすすめです。1匹の状態から切り身になっていく姿を見ることで、「命をいただく」ということを伝えられるかもしれません。子供が食べ物への感謝の気持ちを持てるように、少しずつ働きかけをしていきましょう。
さつまいも
続いて、秋に収穫時期を迎えるさつまいもについての文例をいくつかご紹介します。
・さつまいもは、お肌に良いと言われているビタミンCを多く含んでいます。また、主成分はでんぷんや炭水化物なので、エネルギーのもととなり、子供たちは元気いっぱいに遊ぶことができますよ。
10月のおたより文例【行事】
運動会
10月は、秋という季節ならではの行事が盛り沢山。以下では、行事についての文例をいくつかご紹介します。まずは運動会です。
・園では、毎日の活動に加えて、運動会に向けての活動も少しずつ取り入れ始めました。子供たちが楽しく安全にかけっこや玉入れ合戦ができる環境を整えて、本番を迎えたいと思います。当日の子供たちの勇姿を、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
さつまいも掘り
次に、さつまいも掘りについての文例をご紹介します。
・園庭にある畑で育てているさつまいもが、もうすぐ収穫の時期を迎えます。子供たちが毎日水やりをして、大切に育ててきたさつまいもなので、とても感慨深い気持ちです。収穫後はクッキングをして、食材への感謝の気持ちを教えたあとに、みんなで美味しくいただく予定です。
読書週間
続いて、読書週間についての文例をご紹介します。
・もうすぐ読書週間が始まります。子供たちに読書を楽しんでもらえるように、先日新しい絵本を数冊追加しました。絵本は、園の貸し出しコーナーで自由に借りることができますので、ぜひご利用ください。
ハロウィン
最後に、ハロウィンについての文例をご紹介します。
・月末のハロウィンは、みんなで仮装をします!何の仮装をしようか、今からお友達同士で話し合ってるみたいです。当日子供たちが一体何の仮装をするのか、楽しみにしていてくださいね。
10月のおたより文例【保護者への連絡】
衣替えについて
おたよりには、保護者へのお願い事やお知らせも記載します。以下では、衣替えについて連絡する際の文例をいくつかご紹介します。
・朝晩冷え込む日が多くなってきました。カーディガンやセーターなどの上着のご準備をお願いいたします。また、体を動かすと汗をかくので、上着の下に半袖を着るなど、調節しやすい服装がおすすめです。
行事について
続いて、行事について連絡する際の文例をいくつかご紹介します。
・〇月△日(□)の運動会は、雨天の場合延期の可能性があります。保護者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。中止と判断した際の連絡は〇〇で行いますので、当日ご確認をお願いいたします。
10月のおたより文例【子どもの様子】
0歳児
保育園にいる間も、子供は日々少しずつ成長していきます。新しいことを覚えたり、今までできなかったことができるようになったり、子供のちょっとした変化や成長をおたよりに書くことで、保護者に喜んでもらえますよ。以下では、年齢別に子供の様子を伝える際の文例をいくつかご紹介します。まずは0歳児についてです。
・気持ちの良い秋晴れが続いていますね。外にお出かけに行くと、緑色や黄色、赤色に染まった葉っぱに興味津々。不思議そうにあちこちキョロキョロしています。
1歳児
次に、1歳児についての文例をご紹介します。
・いつの間にかひとり歩きだけじゃなく、ちょこちょこと走れるようになってきました。お友達同士でかけっこをする姿を見て、成長を感じています。子供たちが安全に楽しく遊べるよう、園内の環境整備に努めたいと思います。
2歳児
続いて、2歳児についての文例をご紹介します。
・お散歩から帰ってくると、途中で拾ったどんぐりや木の枝をポケットから出して、お友達と自慢し合っています。去年までは興味のある物を見つけても触るだけだったのが、自分の物という気持ちが芽生えて、集めたり持ち帰ったりするようになってきました。
3歳児
続いて、3歳児についての文例をご紹介します。
・運動会の練習で頑張ったリズムダンスが気に入っているのか、運動会が終わった後も、音楽が流れると自然と身体が動いてしまう様子。1人1人違った表現の仕方があって、これからの成長が楽しみです。
4歳児
続いて、4歳児についての文例をご紹介します。
・暑さがだいぶ和らいできて、外でも快適に過ごせるようになってきました。最近はお友達と外でかけっこやなわとびをするのが、〇〇組のブーム。たくさん体を動かして、気持ち良さそうです。
5歳児
最後に、5歳児についての文例をご紹介します。
・公園へお散歩に行くと、秋の虫にたくさん出会います。初めて見る虫を見つけると、園に帰った後にお友達と図鑑で調べて、名前や特徴を覚えています。これからももっと新しい発見ができるように、色んな場所へお出かけしたいと思います。
10月のおたよりにぴったりなイラスト
行事や季節に関連したイラスト
10月のおたよりにぴったりなイラストをご紹介します。おたよりには、文字だけじゃなくイラストも加えることで、季節感が出て、可愛らしい雰囲気になりますよ。
以下のイラストをダウンロードして、そのまま貼り付けたり、細かく切り抜いて使ったりと、好きなように工夫してもらって大丈夫です。おたより作成の時にぜひ使ってみてくださいね。
【ハロウィンのイラスト】
【運動会のイラスト】
まとめ
文例を参考に秋を感じられるおたよりを作ろう!
今回は、10月のおたよりを作成する時に使える文例やイラストをご紹介しました。10月は季節の行事だけでなく、旬の食べ物が多かったり、季節の変わり目で衣替えが必要だったりと、おたよりで伝える内容が多くて悩みますよね。ここでは様々な文例を載せているので、入れたい内容を整理しながら、おたより作成の時に活用してみてください。保護者がワクワクドキドキするようなおたよりを作ってくださいね。