毎月おたよりを作っていると、『今月はどんなことを書こう?』と迷うこともありますよね。そんなときに参考にしてもらいたいのが文例集です。この記事では、保育園で使える10月のおたより文例を、行事や年齢別に紹介します。10月はハロウィンやお芋ほり、読書週間など、子どもたちの成長や発見を伝えやすいテーマがたくさんあります。季節の変化や園での様子を保護者にわかりやすく伝えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
10月のおたより文例【行事やイベント】
十五夜
今年(2025年)の十五夜は10月6日です。十五夜は”中秋の名月”と呼ばれ、秋の収穫に感謝して月を眺める日本の伝統行事です。園でもお月見団子やススキを飾り、子どもたちと伝統文化に親しむ時間を持ちたいと思います。
十五夜は、1年で最も美しい月を眺める行事です。園では月をテーマにした製作や歌を楽しみます。まんまるのお月さまを見て喜ぶ子どもたちの姿から、季節を感じ取る心が育っていることが伝わってきます。
ハロウィン
10月31日は子どもたちが楽しみにしているハロウィンです。園でも仮装ごっこや製作を通して雰囲気を味わう予定です。ハロウィンはもともと海外の収穫祭が起源とされるお祭りですが、近年では日本でも親しまれる行事となりました。園でも異文化に触れる機会として取り入れ、子どもたちと楽しい1日を過ごしたいと思います。
ハロウィンといえば「トリック・オア・トリート!」の合言葉。園でも子どもたちが元気に声を合わせ、仮装を楽しみながらお菓子のやりとりごっこをします。ちょっとしたやり取りの中で、お友達との関わりや礼儀を学ぶ大切な機会にもなりますよ。
お芋ほり
秋の恒例行事であるお芋ほりの季節がやってきました。園でも子どもたちと畑に出かけ、土の中から大きなお芋を掘り出す体験を楽しみます。自分の手で見つけたお芋を抱える姿はとても誇らしげです。収穫の喜びを味わうことで、自然の恵みや食べ物の大切さに気付くきっかけとなります。
お芋ほりで収穫したお芋はご家庭に持ち帰ります。子どもたちが自分で掘ったお芋を食卓で味わうことは、収穫と食事を結びつける大切な体験です。「どんな料理にしようか」と親子で話し合うことで、家庭での会話も広がりますよ。
食育
秋の食育では、子どもたちが旬の食材に触れたり調理の一部を体験したりします。包丁を使わずに混ぜたり盛りつけたりする活動を通して、自分で作る喜びや達成感を味わえます。食べるだけでなく作る過程を体験することで、食への関心や健康意識を自然に育むことができます。
秋の食育では、園での旬の食材体験をご家庭でも広げていただければと思います。子どもが触れた野菜や果物を家で調理する際に、感想を聞いたり一緒に作ったりすると、園での学びが生活に活かされます。
読書週間
10月の読書週間に合わせ、園でも子どもたちと絵本や紙芝居を楽しむ時間を設けます。読書を通して物語の世界に触れ、言葉や表現への興味を深めることができます。園ではテーマに沿った本を紹介し、子どもたちが楽しく読書に親しむ機会を大切にしています。
読書週間では、子どもたちが自分で絵本を選び、お友達と読み聞かせを行います。ページをめくる楽しさや物語を想像する喜びを味わうことで集中力や想像力が育ちます。また、読んだ内容を話し合うことで、言葉で伝える力やお友達とのコミュニケーション能力も自然に伸ばせます。
地域のお祭り
秋の地域のお祭りにちなみ、園でも子どもたちと製作や踊りを楽しむ予定です。地域の方々が準備や運営をしてくださる様子に触れることで、子どもたちは人とのつながりや助け合いの大切さを学びます。また、お祭りに向けたおみこしごっこや地域の伝統遊びを通して、地域の文化や生活への理解も深まります。ご家庭でもお子さんと一緒に地域の行事や活動に目を向け、感謝の気持ちや交流の楽しさを話題にしてみてください。
10月のおたより文例【年齢別】
0歳児
10月は秋の自然に親しむ季節です。0歳児クラスでは、落ち葉やどんぐりを触って感触を楽しんだり、手足を動かして運動遊びを行ったりしています。五感を使った遊びを通して、季節の変化を感じながら、感性や好奇心を育む活動を大切にしています。
園では0歳児クラスでも秋の野菜や果物に触れる食育を行っています。手で触ったり匂いをかいだりすることで、初めての感触や色に目を輝かせる姿が見られます。小さな反応や仕草から興味や喜びを感じる瞬間を大切にしています。
1歳児
10月の1歳児クラスでは、秋の自然に触れながらお友達と手遊びや簡単なリズム遊びを楽しんでいます。落ち葉やどんぐりを手に取りながら、おもちゃの貸し借りや触れ合いを経験し、やり取りの喜びや協力する楽しさを少しずつ学んでいます。笑顔あふれる遊びの時間を大切にしています。
10月はハロウィンの季節です。1歳児クラスでは、かぼちゃやおばけの簡単な製作や手遊びを楽しんでいます。お友達と一緒に「トリック・オア・トリート!」と声を出したり、仮装ごっこをしたりする中で、笑顔ややり取りの楽しさを感じています。
ハロウィンの製作アイデアに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
https://hoikukyuujin.com/hoiku_club/32670
2歳児
10月の園生活では、落ち葉や木の実など身近な自然を観察しながら、言葉でのやり取りを楽しんでいます。2歳児クラスでは、「どんな色かな?」「どんな形かな?」とお友達や保育士と話しながら発見を共有しています。簡単な言葉のやり取りを通して、表現力や思考力も少しずつ育っています。
十五夜には、園でもお月さまや秋の自然に親しむ活動を楽しみました。2歳児クラスでは、「まんまるお月さまだね」とお友達や保育士と話しながら絵本を見たり、製作でお月さまやうさぎを作ったりしました。観察や簡単な会話を通して、秋の風物や季節の変化に興味を持つきっかけになっています。
3歳児
3歳児クラスでは、お友達と一緒にかけっこやボール遊び、簡単なルール遊びを楽しんでいます。順番を守ったり協力したりする中で、やり取りの楽しさや社会性の芽生えを経験しています。
10月はみんなでお芋ほりを楽しみました。3歳児クラスでは、土の感触を確かめながら「大きいね!」「お芋でてきた!」とお友達と喜びを共有し、協力して掘る体験をしました。自分で掘ったお芋に触れることで達成感を味わい、秋の自然や食べ物への興味を育む貴重な時間となりました。
4歳児
戸外では、涼しい風を感じながら思い切り体を動かしています。追いかけっこや鬼ごっこでは走る速さがぐんと増し、ルールを守って楽しむ姿も見られるようになりました。体力の伸びと同時に、自分たちで遊びを工夫する力も育ち、秋を感じながら元気いっぱいに毎日を過ごしています。
10月はハロウィンや秋の自然をテーマにした製作を楽しんでいます。カボチャやおばけを画用紙で作ったり、落ち葉やどんぐりを貼り合わせて作品にしたりと、それぞれの発想が形になっていきます。完成した作品をお友達と見せ合い、「すごいね!」と声を掛け合う姿も見られ、表現する喜びや達成感を味わっています。
5歳児
5歳児クラスでは、落ち葉や木の実を集めて「こうしよう!」と自分から提案する姿が見られます。お友達と意見を出し合い、工夫しながら遊びを広げる中で、自分の考えを言葉で伝える力も育っています。秋の自然を通じた主体的な活動を就学に向けた自信や学びの力へとつなげていきたいと思います。
読書週間では、子どもたちが好きな絵本を選び、思い思いに楽しむ姿が見られました。お気に入りのページをお友達に見せたり、「ここがおもしろいよ」と紹介したりしながら、物語の世界を共有しています。絵本を通して想像をふくらませ、言葉や気持ちを分かち合う時間を楽しんでいます。
10月のおたより文例は他にも!
季節の挨拶
澄んだ青空に心地よい風が吹き、秋の深まりを感じる10月。園庭では色づいた落ち葉を拾い集めたり、木の実を使って遊びを広げたりする子どもたちの姿が見られます。朝夕の肌寒さに上着を羽織る子も増え、季節の移ろいを体いっぱいに感じながら元気に過ごしています。秋の自然に触れる経験を重ねることで、子どもたちの発想や遊びの世界がさらに豊かに広がっていくことを願っています。
保育園で楽しめる秋の遊びについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
体調管理について
10月は朝晩の気温差が大きく、体調を崩しやすい季節です。園では手洗いうがいを丁寧に行い、こまめな水分補給や衣服の調節を心がけています。子どもたちには「寒くないかな?」と声をかけながら、無理なく活動に参加できるよう見守っています。ご家庭でも体調の変化に気を配り、元気に秋を過ごせるようご協力をお願いいたします。
保育園でできる風邪予防については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
保護者へのお願い
10月は涼しく過ごしやすい季節ですが、朝晩の気温差があります。園では戸外遊びを取り入れていますので、脱ぎ着しやすい上着や着替えを持たせていただき、体温調節ができるようご協力ください。また、園庭や散歩で安全に活動できる靴や帽子の用意もお願いします。元気に秋の自然に触れられるよう、ご家庭でも体調管理にご配慮ください。
10月に予定しているお芋ほりに向けて、当日は動きやすく汚れてもよい服装と帽子、軍手をご用意ください。靴は泥や土で汚れてもよい運動靴をお願いします。また、飲み物やタオルも持たせていただき、体調管理に気を付けて登園いただけますようご協力をお願いいたします。
おたよりを書くときのポイントは?
行事や活動のねらいを添える
おたよりを書くときのポイント1つ目は、行事や活動のねらいを添えることです。行事や活動のねらいを添えることで、保護者にこの活動にはどんな意味があるのか、子どもたちは何を学びどんな成長が見られるのかを具体的に伝えることができます。遠足であれば自然やお友達との関わりを通した学び、運動会であれば協力や挑戦する力の育ち、などのねらいが考えられますね。しっかりと目的を持った活動が行われていることを知ると、保護者はより保育園への安心感を持つことができるでしょう。
先取りの話題を少し盛り込む
おたよりを書くときのポイント2つ目は、先取りの話題を少し盛り込むことです。保育園で行われる行事やイベントでは、事前に保護者に用意してもらうものや準備が必要なことがたくさんあります。急なお知らせでは十分な準備ができず、子どもや保護者に負担がかかってしまうこともあるでしょう。そこで、おたよりを通して行事の予告や準備物の案内をあらかじめ伝えておくことで、保護者が余裕を持って準備できます。おたよりを有効活用し、安心して参加できる環境を整えていきましょう。
まとめ
季節感を盛り込んだおたよりを作ろう!
いかがでしたか?今回は、保育園で使える10月のおたより文例を行事や年齢別に詳しく紹介しました。また、ハロウィンや食育など10月ならではのテーマを盛り込みながら、園での子どもたちの様子や成長を保護者に伝えるポイントについてもまとめました。日々の活動の中での挑戦や笑顔、お友達との関わりなど、保護者が園での子どもの姿を具体的にイメージできるよう工夫しています。文例を参考に、保護者とのコミュニケーションを深めるおたより作りにぜひ役立ててみてくださいね。