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保育所の数が徳島県は圧倒的に多いことをご存知ですか?平成26年に厚生労働省が行った調査で、徳島県は保育所在所児童数が保育士一人当たり5.5人で、全国1位という結果が出ました。この調査結果から、徳島県では保育士一人に対してケアする子どもの数が少ないことがわかり、徳島県ではきめ細かな保育が可能となっています。また、徳島県内の保育士の求人も多く、教育熱心な県とも言えるでしょう。本記事では、保育の現場体制が整っている徳島県へ移住して保育士として働くメリットや、徳島県に移住すると利用できる補助金制度についてお話しします。
徳島県ってどんなところ?
徳島県の基本データ
徳島県は四国の東側に位置する県。県の面積は4,146.79平方キロメートルで、8市15町1村から成り立っています。徳島県は8割が山だと言われており、大変自然豊かな県だと言えるでしょう。令和2年2月現在、徳島県の人口は72,6634人とそれほど多くなく、およそ東京都の人口の19分の1。高齢化による過疎化が進んでいる地域もありますが、夏になると毎年阿波踊りで賑わい活気に溢れています。また阿波踊りの他にも、鳴門の渦潮や大阪国際美術館、祖谷のかずら橋などの観光名所も有名です。
徳島県の気候
徳島県の年間平均気温は約17度と、とても暮らしやすい気候だと言えるでしょう。平成28年の最高気温は37.2度、最低気温は-4.1度。雪が降るほど寒くなることも少なく、冬場も過ごしやすい気候だと言えます。徳島県の年間降水量は1,715ミリメートルで、他の県に比べると降水量は比較的多いでしょう。県南部は太平洋気候に属していることもあり、県北部よりも降水量が多くなっています。特に県南部は台風が接近することも多いので、年間降水量が多くなっていのかもしれません。徳島県は自然豊かな県でもあるので、気候の移り変わりも楽しむことができるでしょう。
保育士が徳島県に移住して働くメリット
徳島県の大自然を楽しめます
徳島県に移住し保育士として働くメリットとして、県内の大自然を楽しめる点があります。近年子どもたちが自然と触れ合う機会が少なくなっていることが問題視されています。徳島県のように、山や川、海が近くにあり、子どものときから自然や動植物と触れ合える環境はそれほど多くありません。自然いっぱいの環境で保育士として働く中で、子どもたちの感受性をはぐくみ、自然の大切さや自然の魅力についても伝えることもできるでしょう。また自然豊かな場所が多いこともあり、県内にはたくさんのパワースポットが存在します。休日も自然を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ。
移住定住の支援制度が豊富
徳島県に移り住み保育士になるメリットに、移住定住の支援制度が豊富な点もあげられます。徳島県に移住する人は多く、関東や関西の都心部からの移住者も少なくありません。移住した人の中で、徳島県に移住する決め手となったのが、移住する際の支援制度の手厚さだったという人もいます。徳島県内の市町村によって支援制度の種類は様々ですが、徳島県に移住することで多くの支援制度を利用するができます。徳島県内の物件をリフォームして住む際や、徳島県内に新築の住宅を購入する際にも補助金が受け取れる場合があり、大変お得ですよ。
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保育士が徳島県に移住するデメリット
徳島は公共交通機関が充実していない
徳島県に移住して保育士として働く際のデメリットとして、徳島県内は公共交通機関が充実していない点があります。徳島県内は電車ではなく汽車が通っています。バスを利用している県民もいますが、汽車もバスも1日の本数がそれほど多くないため、公共交通機関の面で不便に感じる人もいるかもしれません。また、駅から次の駅までの距離がある場所も多いため、ほとんどの県民が車を所持し、車で移動しています。徳島県に移住して保育士として働く際は、車を所持しておく必要があるでしょう。
大型ショッピング施設が少ない
徳島県に移住して保育士として働く際のデメリットとして、県内に大型ショッピング施設が少ない点があります。他県では駅の近くに大型ショッピング施設が併設していることも多いでしょう。しかし、徳島県の場合ほとんどの住民が車を利用していることもあり、駅から離れた場所に大型ショッピング施設があります。県民がショッピングを楽しみたいときはイオンモール徳島やゆめタウン徳島に買い物に出かけることが多いです。また関西へも近いので関西にショッピングに出かける人も多いですよ。
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徳島県への移住がおすすめな理由
通勤ラッシュから解放される!
徳島県への移住をおすすめする理由に、通勤ラッシュから解放される点があります。働く前に通勤ラッシュで既に疲れてしまったという経験をしたことはありませんか。都心部では通勤するために電車を利用している人も多いですよね。また保育士の場合、持ち帰りたい物もたくさんあるかもしれません。徳島県内で働く人のほとんどが車通勤なので、徳島県に移住すると電車の中でもまれながら出勤するストレスもなくなるでしょう。勤務先にもよりますが、勤務先の駐車場代がかからない場合も多いので、朝から楽に出勤したい人にとって徳島県への移住はおすすめですよ。
生活費・家賃が安い!
徳島県への移住をおすすめする理由として、生活費や家賃が安い点もあげられます。ワンルームや1Kの物件の場合、徳島県内なら3万円~5万円あればかなり綺麗なマンションに住むことができます。また、ファミリー向けの物件の場合でも5万円~7万円ほどで住むことができるでしょう。賃貸物件に駐車場が設けられていることも多いので、出勤時も家から出てすぐに職場に向かうことができます。また、農業をしている県民も多いので野菜やお米をもらったりして、食費が浮かせることもできますよ。
徳島県は関西圏へのアクセスが良い
徳島県への移住をおすすめする理由として、関西圏へのアクセスがいいところもあげられます。四国から関西はかなり離れているイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、徳島駅から大阪駅まで車で行っても2時間程。多く見ても3時間ほどで大阪に到着します。気軽に関西圏に遊びに行けることから、休日を利用して関西にショッピングや観光に出かける県民も多いですよ。高速バスを利用しても片道2,500円~3,500円程あれば、関西圏に遊びに行くことができます。関西圏から徳島県に移住した人も多いので、休日はたくさんの人が関西圏と徳島県を行き来しています。
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徳島県へ移住して働く注意点
徳島県は車通勤がほとんど
徳島県へ移住して保育士として働く際は、高い確率で車通勤をする必要があるでしょう。徳島県民でも車通勤ではなく、汽車やバスを利用して通勤している人もいます。しかし実際のところ、駅から歩いて行ける距離に職場がない人も多いです。職場の近くに汽車やバスが通っていない人は車通勤が必須になってくるでしょう。徳島県の企業では求人を募集する際、普通免許を取得しているかを重視している会社が多いです。徳島県へ移住して働く場合は、車を準備する必要があることを覚えておきましょう。
徳島は都会地と比べてお店が夜早く閉まる
徳島県へ移住し働く際は、県内のお店が都会地と比べて早く閉まってしまうことに注意しておきましょう。都会地は24時間営業のスーパーマーケットや薬局、ネットカフェも多くあります。徳島県内も少しずつ24時間営業のお店が増えてきたとはいえ、それでも店舗数はかなり少ないです。夜は21時頃に閉まるお店が多いので、深夜にスーパーマーケットに行ったりして買い物をするのは難しいでしょう。逆に朝は8時頃から開いているスーパーマーケットなども存在します。徳島県で生活をすると、自然と規則正しい生活リズムを身に付けることができるかもしれませんね。
注目の徳島県の移住支援情報
阿南市お試し滞在費補助制度
徳島県阿南市には、阿南市お試し滞在費補助制度があります。この制度を利用すると、職場や住居探しのために阿南市内に宿泊する場合、宿泊費の一部補助してもらうことができますよ。対象となっている宿泊施設は阿南市内の旅館やホテル、民宿等になっています。制度を利用したい方は、阿南市内の宿泊先を選ぶように注意するようにしましょう。
対象者
現在市外に住んでいて阿南市への移住を考えている人でかつ、阿南市移住交流支援センター(定住促進課)を通している人
補助金額
一泊4,000円(同一世帯2名まで)
同じ年度内で5泊までが上限
必要書類
- 補助金交付申請書
- 実績報告書
- 補助金交付請求書
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住んでみんでANAN事業
徳島県阿南市には、住んでみんでANAN事業という補助制度があります。この制度を利用すると、フラット35を使って阿南市内に住宅を購入する場合に、費用の一部を補助してくれますよ。
対象者
申請者または配偶者が49歳以下の人
フラット35の子育て支援型・地域活性型を利用して、阿南市内に新築または中古の物件を購入する人で、下記のどれかに当てはまる人
- 対象住宅認定申請時に中学生以下の子ども(出産予定を含む)がいる世帯
- 阿南市外から阿南市内へ転居する世帯(前3年間阿南市に住所を有していない者)
- 阿南市立地適正化計画に定める居住誘導区域内に住宅取得する世帯
補助金額
新築住宅を購入する場合20万円
中古住宅を購入する場合15万円
必要書類
- 対象住宅認定申請書
- 補助金交付申請額計算書
- 定住誓約書
- 市税納税状況等調査同意書
- 申請者及び同居を予定している方の名寄台帳
- 申請者及び同居を予定している方の住民票の写し
- 対象住宅に係る工事請負契約書又は売買契約書の写し
- 対象住宅の位置図及び100分の1以上の配置図
- 対象住宅の居住用部分が明らかになる図面及び計算書
- フラット35(子育て支援型・地域活性化型)利用申請書
- 補助金交付申請書兼完了報告書
- フラット35金銭消費貸借契約証書の写し
- 請求書(内訳明細が付いたもの)及び領収書の写し
- 対象住宅の登記事項証明書
- 建築基準法第7条第5項の規定による対象住宅の検査済証の写し
- 申請者及び同居を予定している方の住民票の写し
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三好市移住者支援事業補助金
徳島県三好市には、三好市移住者支援事業補助金という制度があります。この制度は、三好市空き家情報登録制度を使った移住希望者が空き家に入居した場合に、移住にかかる費用の一部を補助してくれる制度です。三好市移住者支援事業補助金には、移住奨励金と回収補助金の二つの種類があります。
対象者
移住奨励金・・・移住者
改修補助金・・・空き家の所有者、または移住者
補助金額
移住奨励金
四国内からの移住の場合1世帯当たり10万円
四国外からの移住の場合は1世帯当たり20万円
改修補助金
補助率は2分の1以内で、限度額は100万円
必要書類
移住奨励金
- 交付申請書
- 誓約書
- 移住前の住所地の世帯全員の住民票の写し
- 交付申請時における市区町村税完納証明書
- 売買又は賃貸借契約書の写し
改修補助金
- 交付申請書
- 誓約書
- 住宅改修承諾書
- 移住前の住所地の世帯全員の住民票の写し
- 交付申請時における市区町村税完納証明書
- 売買又は賃貸借契約書の写し
- 現況写真
- 改修費の見積書の写し
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徳島県への移住情報は「住んでみんで徳島」で!
徳島県へ移住する際の支援制度については、「住んでみんで徳島」というサイトで詳細に紹介されています。先ほど紹介した阿南市や三好市以外の移住支援情報も掲載されているので、他の市町村が気になる方は検索してみてください。また、「住んでみんで徳島」には徳島県に移住した方のインタビューや、移住希望者向けのイベント情報についても紹介されています。移住するか迷っている方の後押しになるような情報がたくさん掲載されているので、「住んでみんで徳島」のサイトを見て検討するのもおすすめですよ。
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徳島に移住して保育士として働くという事
徳島県への移住は様々な苦労もあります
徳島県は少子高齢化が進んでいることもあり、交通手段や県内の施設の少なさを残念に思うことがあるかもしれません。しかし、徳島県は共働き世帯が多いこともあり、保育所に子どもを預ける親がとても多く、保育士の需要は変わらず高いです。また冒頭でお話ししたように保育所の数も多く、保育士の人手は足りていません。移住する際に将来のことや、県民性の違いを不安に思う人もいるでしょう。しかし、徳島県は移住希望者の人へのサポートも手厚く、優しい人が多いので安心して検討してくださいね。
移住することでかけがえのない体験もできます
徳島県に移住して保育士として働くことで、新しい出会いや保育士としての新しい発見もできるでしょう。徳島県で働くと都会部と違い、ゆったりとした時間の流れを感じることができます。自然に恵まれた環境で保育をする中で、保育士としての経験値が上がることはもちろん、刺激のある日々を送ることもできるかもしれません。自然豊かな保育環境や、保育の経験値の向上、新しい人間関係の構築のために、徳島県で保育士として働いてみるのはいかがでしょうか。
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