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今回は、「保育園を退職される保育士さんへ向けたメッセージ」をテーマに、ポイントを解説していきたいと思います。
退職される保育士さんへのメッセージ

季節はもう春ということで、新学期に向けた準備の時間が増えているかと思います。
中には、春から今の園を退職なさる方、そんな方が周りにいるという方もいるかと思います。
そこで、
とお考えの方もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな保育士を退職される方へのメッセージ記入の際のポイント、そして具体的な例文をご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
書く時のポイント5選
まずは、書く時のポイントについてご紹介していきます。

ポイント①相手についての情報を集める
退職されるかたへのメッセージのポイントの一つ目は、その相手についての情報を集めるということです。
これは主に相手との距離があまり近くない場合や年次が違う場合、相手の職場での振る舞いや情報が少ないときに必要になります。
後でもお話ししますが、メッセージや手紙では、なんとっても相手の具体的な情報や思い出などのその個人に固有の内容を記載することで、より喜んでもらえるものです。
自分がもらう立場だと考えたとき、誰にでも当てはまるようなありきたりな内容であるよりも、自分に対してしか言えないようなないようで書かれているほうが、やはりうれしいですよね。
具体的な情報収集の方法としては、
- その方と仲の良かった同僚の方に聞く
- 相手の方が担当していたクラスの子供たちにも聞いてみる
などの方法が考えられます。
ポイント②仕事についての思い出を添える
次のポイントは、仕事についての思い出を添える
ということです。同じ職場でのよしみであるということから、やはり仕事での印象や仕事ぶりについても触れていると、より具体的で印象深い内容になるかと思います。
もちろん、ネガティブな内容ではなくポジティブな内容を書きましょう。
- いつも明るくあいさつしていて~
- ○○ちゃんの逆上がりの練習に辛抱強く向き合ってくれて~
というように、具体的な良かった点などを伝えましょう。
ポイント③ポジティブな退職理由であれば、お祝いの言葉も

また、相手の退職理由がわかっている場合は、それに合わせたお祝いの言葉も添えるといいですね。
結婚や出産などのお祝い事での離職ということであれば、積極的にお祝いのメッセージも盛り込みましょう。
ポイント④相手についての個人的な気持ちを伝える
また、長い付き合いの同僚や、お世話になった方であれば、個人的なその方への気持ちも伝えましょう。
仲がいい相手であればいつでも言えると考えてしまうものですが、こうした節目のタイミングで言葉にして伝えることで喜ばれるともいます。
例えば、
- 初めて会ったときの第一印象
- 反対に今の印象やその変化
- 個人的な思い出
など、思い出して書いてみてください。
ポイント⑤可能であれば子どもたちからも感謝の気持ちを募る

また、保育園という職場で日々子どもたちの相手をしてきた保育士さんです、子どもたちからの言葉というものはなによりもうれしいものです。
もし可能であれば、子どもたちから先生への感謝の言葉を募ってみてください。
そのさい、保護者の方にお願いするなど、簡単ではないかもしれませんが可能であれば挑戦してみましょう。
【相手との関係別】メッセージ例文
それでは実際に書く時にどのように表現するべきか、例文でご紹介いたします。
仲のいい同年代・後輩に対して
まずは、同年代の方や親しい方、後輩への例文です。
○○さん(先生)と一緒にここで働けて良かったです。
○○さん(先生)はほんとに元気があって、子どもたちからも大人気だったね!
さみしくなるけど、これからも新しい場所で元気に頑張ってください!いつまでも応援しています。
先輩に対して
○○さん(先生)には、本当にお世話になりました。
○○さん(先生)から頂いたご指導のおかげで私も頑張れました。
これからのご健康、またご活躍を心よりお祈りしています。
また、相手の方がご定年での退職ということであれば、お祝いの言葉も添えるといいですね。
関わりの少なかった方へ
○○さん(先生)と一緒にここで働けて良かったです。
○○さん(先生)はいつも冷静で、あらゆる場面で頼りになったとお聞きしています。また子どもたちからも頼られていましたね。
これからも新しい場所でのご活躍をお祈りしています。
まとめ
退職される保育士さんへのメッセージについて、記入のポイントから例文までご紹介してきました。
せっかくメッセージを用意するのですから、気持ちのこもったメッセージで相手を喜ばせましょう。
相手の退職理由に合わせてお祝いの言葉を添えたり、親しかった相手であれば具体的なエピソードを綴るなど、工夫してみてください。