絵本の日とは?【保育園・過ごし方・読み聞かせ・いつ・図書だより・おたより・オススメ】

みなさんは、”絵本の日”という記念日を知っていますか?絵本の日は、2012年に定められた、絵本に親しむ記念日です。読書の秋と合わせて、子どもたちが絵本を楽しむきっかけを作りましょう。この記事では、そもそも絵本の日とはどんな日なのかや、年齢別オススメ絵本など、絵本の日について詳しく解説します。読み聞かせをするときのポイントも紹介するので、子どもたちがより絵本の世界に興味を持つような工夫をしてみてくださいね。

絵本の日とは?

絵本を楽しみ絵本の魅力を考える日

11月30日は、絵本を楽しみ絵本の魅力を考える日として、絵本の日が制定されています。医療法人が、絵本という文化事業を通して子どもの心身の健康を図ろうと制定しました。絵本に関する基本的な考え方を示した本である”絵本論”(著:瀬田貞二)が発行された日にちなみ、この日付になったそうですよ。特に、絵本を通じて子どもの感性を育てることが重視されています。この絵本の日をきっかけに、子どもたちがさまざまな絵本に触れる機会を作ってみてくださいね。

保育士くらぶ

【年齢別】オススメ絵本を紹介!

【0歳児】いないいないばあ

作品情報
作品名:いないいないばあ
文:松谷みよ子
絵:瀬川康男
出版社:童心社
発行日:1967/4/15
内容紹介
保育園では「赤ちゃんと、どんな風にコミュニケーションをとったらいいでしょうか?」というお問い合わせをいただくことがよくあります。この絵本はそんな赤ちゃんとご家族にぴったりの絵本です。「いないいないばあ」と語りかけて一緒に楽しむことで、大人も赤ちゃんも笑顔になり、心の交流を通じて親子の信頼を深めるきっかけになります。そんな読者の皆さんの体験や信頼が口コミで広がり、支持され続けてきた絵本です。

【1歳児】だるまさんが

作品情報
作品名:だるまさんが
作:かがくいひろし
出版社:ブロンズ新社
発行日:2008/1
内容紹介
「だ・る・ま・さ・ん・が」左右にうごくだるまさん。ページをめくると…あらら、びっくり!大わらい!さて、おつぎは…?0歳の赤ちゃんから大人まで、ページをめくるたびわらいの渦に引きこまれる、とびきりゆかいな「だるまさん」シリーズ第1弾です。

この絵本は、読み手のリズムがとても重要な絵本です。「だ・る・ま・さ・ん・が」のあとに十分に間を取ることで、子どもたちの期待感を高めることができますよ。

【1歳児】あかちゃんたいそう

作品情報
作品名:あかちゃんたいそう
作:鈴木まもる
出版社:小峰書店
発行日:2011/2/7
内容紹介
ねこさんと、ほっぺとほっぺ、すりすりすり。ここちよいリズムの言葉とともに体を動かして遊べる、親子で楽しむスキンシップ絵本。子育て日記で赤ちゃんの姿を描いてきた作者が、親子のふれあいのために描いた絵本です。

この絵本を読むときは、大人と子どもがペアになると良いでしょう。絵本の内容に合わせて、2人で体操を行うことができますよ。

【2歳児】おんなじおんなじ

作品情報
作品名:おんなじおんなじ
作:多田ヒロシ
出版社:こぐま社
発行日:1968/7
内容紹介
子ブタのぶうと子ウサギのぴょんは靴もおんなじ、帽子もおんなじ…。友だちと同じものを持っているのは嬉しい、同じことをしたい。でも全部同じじゃつまらない!そんな子どもたちの心理を生き生きと描いた絵本です。

この絵本は、同じ言葉が繰り返される絵本です。絵も”おなじ”ことを感じられるよう、読み聞かせをするときは絵がしっかり見えるようにしましょう。

【2歳児】はらぺこあおむし

作品情報
作品名:はらぺこあおむし
作:エリック・カール
訳:もりひさし
出版社:偕成社
出版日:1976/5
内容紹介
日曜日の朝、生まれたちっぽけなあおむしは、おなかがぺっこぺこ。月曜日にはりんごをひとつ、火曜日にはなしをふたつ…たくさんたくさん食べて、ふとっちょになったあおむし。さなぎになって、最後はうつくしいちょうちょに!穴あきのしかけをこらし、数や曜日の認識もとりいれた、世界的なベストセラー絵本です。

【3歳児】おおきくなるっていうことは

作品情報
作品名:おおきくなるっていうことは
文:中川ひろたか
絵:村上康成
出版社:童心社
発行日:1999/1/25
内容紹介
服が小さくなったり歯が生えたり、目に見えることもあるけれど、我慢できたり判断できたり、自分より小さな人に優しくなれたり、おおきくなったなあ、って思えることがいっぱい。成長のよろこびが実感できる絵本です。

子どもの成長をテーマにした絵本です。これから大きくなる子どもたちにとって、今後どのような変化が起きるのか、事前に知れる機会になるでしょう。

【3歳児】あかちゃんかたつむりのおうち

作品情報
作品名:あかちゃんかたつむりのおうち
文:いとうせつこ
絵:島津和子
出版社:福音館書店
発行日:2012/5/5
内容紹介
生まれたばかりのあかちゃんかたつむりは、おなかがペコペコ。葉っぱやタンポポの花をいっぱい食べても、すぐにおなかがすいてしまいます。そこにテントウムシがやってきて言いました。”そんなにいっぱい食べたら、おなかがふくれて、せなかの殻に入れなくなっちゃうよ”。心配になったあかちゃんかたつむりは、もう食べるのはやめようと決心しますが…。愛らしいあかちゃんかたつむりとともに、成長の不思議を感じてください。

【4歳児】まゆとおに やまんばのむすめ まゆのおはなし

作品情報
作品名:まゆとおに やまんばのむすめ まゆのおはなし
文:富安陽子
絵:降矢なな
出版社:福音館書店
発行日:2004/3/10
内容紹介
山姥の娘まゆは、ある日鬼に会います。鬼はまゆを煮て食べようとお湯を沸かしはじめます。まゆはそうとは知らず、薪の山を作ったり、かまどの石を積んだり、手伝います。その怪力に驚いた鬼も、鍋の湯が沸くころには、もうすぐまゆを食べられるとにんまり。ところがお湯が沸くと、風呂を沸かしているとばかり思っているまゆは、「お先にどうぞ」と言うなり、鬼を鍋に放り込んでしまいます…。

【4歳児】みかんのひみつ

作品情報
作品名:みかんのひみつ
監修:鈴木伸一
写真:岩間史朗
出版社:ひさかたチャイルド
発行日:2007/12
内容紹介
しぜんにタッチ!シリーズ。冬の代表的な果物、ミカンを取り上げ、実の特徴やなり方などを美しい写真で紹介。身近な果物への興味が広がります。

みかんの写真がたくさん掲載された絵本です。写真とともにみかんについての知識を得ることで、より子どもたちの印象に残すことができるでしょう。

【5歳児】めっきらもっきらどおんどん

作品情報
作品名:めっきらもっきらどおんどん
作:長谷川摂子
画:ふりやなな
出版社:福音館書店
発行日:1990/3/15
内容紹介
かんたがお宮にある大きな木の根っこの穴から落ちて訪れた国は、何ともへんてこな世界でした。そこの住人”もんもんびゃっこ””しっかかもっかか””おたからまんちん”とかんたは仲良しになり、時のたつのを忘れて遊び回ります。けれどもすでに夜。遊び疲れてねむった3人のそばで、心細くなったかんたが「おかあさん」と叫ぶと…躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本です。

【5歳児】がちょうのペチューニア

作品情報
作品名:がちょうのペチューニア
作:ロジャー・デュボワザン
訳:まつおかきょうこ
出版社:冨山房
発行日:1998
内容紹介
おっちょこちょいのペチューニアと、農場の動物たちがひきおこす、ゆかいなできごとを描いたクラシック絵本。大人気のペチューニアシリーズが復刊されました。改訳・新版でお楽しみください。

この絵本では、知識や学びの大切さを知ることができます。浅はかな知識の不安定さや、情報の正確さなど、これからの時代に大切なことを教えてくれますよ。

保育に絵本の日を取り入れる方法は?

読み聞かせ会

保育に絵本の日を取り入れる方法の1つ目は、読み聞かせ会です。保育士が絵本の読み聞かせを行い、子どもたちに聞いてもらいましょう。読み聞かせ会を行う際には、子どもたちが座る位置を工夫することが大切です。人やおもちゃが子どもたちの視界に入ってしまうと、絵本への集中力が削がれてしまいます。なるべく静かな場所を選んで読み聞かせを行うようにしましょう。読み聞かせ会を通して子どもたちがさまざまな絵本に触れ、お気に入りの1冊を見つけることができると良いですね。

子どもたちがオススメ絵本を紹介する

2つ目は、子どもたちがそれぞれオススメの絵本を紹介することです。「ここがおもしろい!」「ここが好き!」と思ったところをそれぞれ言葉で紹介してもらいましょう。お互いに紹介しあうことで、今まで知らなかった絵本に出会うことができますよ。このとき、保育士は子どもたちが発表した内容に対して、共感を示すことが大切です。紹介する絵本は、保育園にあるものだけでなく、図書館や家から持ち寄るのもオススメですよ。

絵本の感想を絵に描く

3つ目は、絵本の感想を絵に描くことです。絵本を読んで感じたことや印象に残った場面、好きな登場人物などを自由に絵で表現してみましょう。言葉ではうまく表せない気持ちも、絵にすることで自然と表現でき、子どもたちの感受性や想像力を豊かに育てることができますよ。また、描いた絵を掲示すれば、他の子どもたちへのオススメ絵本紹介にもなります。絵本の世界を絵で再現することで、絵本を読んだ後も物語の余韻を味わいながら楽しく振り返ることができます。

絵本の読み聞かせをするときのポイント

身振り手振りは控える

絵本の読み聞かせをするときは、身振り手振りをできるだけ控えましょう。読み手が大きな動きを交えて読むと、子どもたちの目線や意識がそちらに向かってしまい、せっかくの絵本の世界観から離れてしまうことがあります。読み聞かせの目的は、絵や言葉を通して子どもたちが自分の中で物語を感じ取り、想像を広げることです。そのため、読み手は絵本そのものの魅力を引き立てる存在に徹しましょう。余計な情報を与えず、声の抑揚や間の取り方で物語の世界を伝えることが大切ですよ。

絵本の内容を省略・変更しない

また、絵本の内容を省略したり、言葉を勝手に変えたりしないことも、読み聞かせを行ううえでとても大切なポイントです。絵本は文章と絵の関係性や言葉のリズムまで、すべてが計算されて作られています。たとえ難しい言葉が出てきても、それには子どもたちの感性を刺激する意図が込められていますよ。読み手が内容を変えてしまうと、作者が伝えたいメッセージや世界観が損なわれてしまうこともあるでしょう。わからない言葉があっても、そのまま読んで子どもたちに感じ取らせることが大切です。

まとめ

子どもたちが絵本を好きになるきっかけを作ろう

いかがでしたか?今回は、保育に絵本の日を取り入れる方法やオススメ絵本など、絵本の日について詳しく解説しました。絵本は、子どもたちの想像力や感受性、言葉の力を育むうえで欠かせない存在です。日常の中に絵本の時間を取り入れることで、子どもたちは安心感を得ながら豊かな心を育てていくことができるでしょう。読み聞かせをするときのポイントを意識し、子どもたちが物語の世界を自由に感じ取れるように工夫することが大切です。絵本の日を通して、絵本がもっと身近で楽しいものになるといいですね。

保育士くらぶ

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/