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待ちに待った運動会!

運動会は、保育園・幼稚園に通う子どもたちにとって大好きなイベントの一つです。
お外で思い切り動き回れる上、活躍している姿をパパやママが見に来てくれ、褒めてもらえます。
今回はそんな保育園の運動会についてリサーチしました。
運動会の目的やねらい、実際のプログラムからおすすめの競技までをご紹介します。
保育園で運動会をするねらい
保育園で行う運動会には、どういった目的やねらいがあるのでしょうか?
様々な視点から見ていきましょう。
子どもたちの成長

まず、子どもたちにとっては競技や演目を通してやり切る達成感や、お友達と一緒に頑張る協調性を感じてもらうことが挙げられます。
個人種目では、普段は一緒に遊んだりしているお友達と競い合うということが、この運動会という行事ならではの体験です。
またクラスやチームで行う演目や競技を通して、一丸となって頑張るという大切な経験になります。
世代間交流・理解にもつながる
そして、保護者にとっては、我が子の成長を実感できることや、親子がふれあう場の提供、保育園との良好な関係を築く絶好の機会です。
しかし、最近では運動会を行わない保育園も、数は少ないですが増えてきています。
理由は園によっていろいろありますが、職員の負担を減らすといった観点から運動会をなくすケースや、行事を減らして欲しいという保護者からの要望に基づいて廃止することなどがあるようです。
今後、職員さんの負担も考慮しながら、こうした子供たちの成長の場や、交流の場がどのように確保できるのか、意識する必要がありますね。
【パパ・ママに伝えよう】当日のプログラムや持ち物
我が子の運動会、パパやママは楽しみにされていると思いますが、初めてのお子さんであれば、どんな準備をすればいいのか、当日何を持っていけばいいのかが分かりませんよね?
そこで、一般的な保育園の運動会のスケジュールや、当日の服装、持ち物など保護者の方向けの情報をご紹介します。
保護者の方から聞かれたときは、ぜひ参考にしてみてください!
・スケジュール
開始時刻は、朝8:30頃から10:00頃が多いようです。
そして、終了時刻は、多くの保育園で午前中のみ、つまりお昼前後には全プログラムが終了するようです。
これは、乳児さんなどの場合、まだお昼寝が必要だという理由が挙げられます。
園児の多い保育園などは午後も競技がありますが、その際も0~2歳の乳児さんのみ、午前中でおしまいとなる場合が多いようです。
午後からもある保育園でも15:00~16:00には終了することが多いようです。
・服装
当日の服装ですが、園児は指定の体操服がある場合はそれを着用することになると思いますが、私服で参加の場合、動きやすく汚れても構わない服を着るよう伝えましょう。
気温の高い季節に開催される場合は、半袖・半ズボンでもOKですが、怪我や日焼けが懸念される場合は、長袖・長ズボンにすれば、安心ですね!
また、保護者もできるだけ動きやすい服を選ぶように、事前にアナウンスすると親切かもしれません。
後述しますが、保育園の運動会の競技には親子競技があることが多いです。
動きやすく、多少汚れても気にならない服を着て参加した方が、保護者の方も運動会を思いっきり楽しめること間違いなしです!
子どもたちも、一緒に楽しんでいるパパやママの姿を見たら、もっと楽しめますね!
・持ち物
なんといってもまず第一に必要なものは、子供たちのお弁当!
お弁当が必要なら、保護者は大変ですが出来れば子どもの大好物をたくさん作ってあげて欲しいですね。
運動会でパパ・ママ、また、おじいちゃん・おばあちゃんと食べるお弁当は、子どもにとって、とてもうれしい時間です!
他には、
- 水分補給用の飲み物
- ハンカチ
- レジャーシート
- 帽子
- タオル
- カメラ・ビデオカメラ(充電や録画容量の確認を忘れずに!)
なども必携です!
保育園によっては、禁止事項や独自のルールが存在することもありますから、アナウンスは忘れず行われているか、ルールが統一されているかを、保護者の方は必ず確認しておきましょう!
【プログラムに悩める先生へ】学年別のおすすめ競技!
毎年、競技や演目を考えるのが頭痛の種…
そんな保育園も多いのではないでしょうか?
そこで、年齢別におすすめの競技をご紹介します。
悩んでいる先生は、ぜひご覧ください!

0歳児
0歳児さんは、自力で協議を行うのが難しいので、親子競技になると思います。
例えば、ゴールで待つパパ・ママのところまでハイハイしていく競争や、逆に保護者がハイハイしてゴールで待つ我が子をおんぶして折り返すといったものも、楽しくて盛り上がるかもしれませんね。
1歳児
1歳児さんは、ハイハイする子、つかまり立ちまではできる子、しっかり立てる子と成長の程度がまちまちですから、保護者が気おくれしないように配慮が必要です。
そこで、どの子でもできる段ボールで作ったキャタピラに入っての競争はどうでしょうか?
1歳児さんであれば、どの子も競争を楽しめそうですよね!
2歳児
2歳児さんは、シンプルに「かけっこ」でもいいかもしれません。
もう走れるという姿を見られることは、保護者の感動もひとしおです。
おもしろさの要素をプラスしたい場合は、保育士がかごを背負って逃げ回る「追いかけっこ玉入れ」はどうでしょうか?
かけっこと玉入れが同時に楽しめますね!
3歳児
3歳児さんには、「借り物競争」がおススメです。
例えば「初めてのおつかい」。
紙に書かれた買い物をかごに入れて帰ってくるというシンプルな買い物競争ですが、初めてのおつかいのテーマ「ドレミファだいじょーぶ」をBGMにかけると、さらに盛り上がること間違いなし!?
4歳児
4歳児さんには、「パラバルーン」や「大玉転がし」などはいかがでしょうか?
実は筆者の娘も4歳児の時にパラバルーンをやりました。
「もうこんなことまでできるんだ!」と感動しました。
5歳児
保育園最後の運動会となる5歳児さん。
「組体操」なども華やかでいいですが、事故なども多く最近は減少傾向ですから、王道の「リレー」や「4方向綱引き」、「障害物競走」もおすすめです。
大盛り上がり!人気の「親子競技」
続いては、園児と保護者が一緒に参加する保育園運動会の花形、親子競技についてです。
先ほどもご紹介したように、小さい子供たちは親子競技が中心になると思います。
各保育園では趣向を凝らして楽しい競技・演目を企画しています。
そんな親子競技の中から、人気のものをいくつかご紹介します!
おんぶ競争
「おんぶ競争」は、まだ一人で歩いたり走ったりできない乳児さん向けの親子競技です。
保護者が子どもをおんぶして走るのですが、途中で何かしらの障害があったり、子どもに衣装を着せたりといったミッションを設定することで、見ていておもしろい企画を付け加えましょう!
おんぶの代わりに子どもを乗せた箱などを引っ張るのもいいですね。
借り物競争
保育園の運動会の定番といえば「借り物競争」です!
「帽子をかぶった人」や「メガネをかけた人」、または「園長先生」といった借り人競争も面白いですね。
2歳児・3歳児さんなら十分楽しめそうです。
リレー
こちらも運動会の定番ですが、段ボールで作った電車を持って走ったり、二人三脚にしたりと、工夫をする保育園も多いようです。
5歳児VS保護者の真剣勝負!なんかも面白いかも知れませんね!
さいごに
競技が決まったら…プログラムを作ろう!
運動会のプログラムも楽しい、わくわくする物を用意したいですね。
最近では、WordやPower Pointを使ってプロ顔負けの本格的なプログラムを作ることも可能です!
逆に、温かみのある手作りプログラムも捨てがたい魅力です。
ポップアップのプログラムや、子どもたちが描いた自画像を張り付けたりするのもいいかも知れないですね。
運動会の記事、いかがでしたでしょうか?
計画・準備・制作と、保育士さんはかなり大変ですが、子どもたちの笑顔がいっぱいの思い出に残る運動会にしたいですね!
また、当日は子どもたちの安全には十分に注意して行動しましょう。
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