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子どもたちと遊ぶとき、今までやっていた遊びに飽きてしまったり、どんな遊びをしようか迷ったり、ということがありますよね。そんなときにおすすめしたいのが、連想ゲーム。連想ゲームのお題やヒントをすぐにいくつも考えつくのは難しいですよね。そこで、今回は連想ゲームのお題を集めました。動物編や食べ物編、スポーツ編などカテゴリー別に紹介しているので、お好きなカテゴリーを選んで実際に子どもたちとやってみてくださいね。
連想ゲームとは
ヒントからお題を連想して答えを当てるゲーム
連想ゲームとは、出題者から与えられたヒントからお題を想像して、そのお題を当てる言葉遊びです。誰もが一度はやったことがあるのではないでしょうか。もしかしたら、連想ゲームという名前がついていたことを知らなかったという人もいたのではないでしょうか。連想ゲームはお題やヒントが決められているというわけではありません。そのため、あるお題に対してどんなヒントを出すのか、ヒントの難易度を変化させながら遊ぶことができるのが連想ゲームの特徴。つまり子どもの年齢に合わせてヒントを変えて行うことができますよね。
どこでも簡単に遊べる
新しいゲームをしようとしたら、「ペンやメモなどの必要なものがあってできない!」などという経験はありませんか。しかし、連想ゲームはペンやメモなど必要なものは特にありません。そのため、外出先や部屋の中などどんな場所でも行うことができます。さらに遊び方が複雑ではないのが連想ゲームの良いところ。ルール説明に時間を多く割くこともなく誰でも簡単に行うことができますよ。初めてでもチャレンジしやすいですよね。
様々な遊び方で楽しめる
今回のメインは、ヒントを3,4個出しお題を連想するという遊び方でお題を出しています。しかし、連想ゲームはこのやり方だけではなく他の遊び方で行うこともできます。例えば、ヒントをもっと増やしたり、逆にヒントを1つだけ出し、それを聞いて頭に浮かんだものすべてを答えてもらうなどの遊び方も。さらには、グループを作って早押し対決などのように大人数で遊ぶこともできれば、2,3人という少人数でも遊ぶこともできます。このように連想ゲームは、さまざまな遊び方ができるので飽きることなく楽しむことができますよね!ぜひいろいろな遊び方を試して、連想ゲームを楽しんでください。
連想ゲームのお題【動物編】
お題① いぬ

ヒント
①動物である
②種類がたくさんある
③家で飼っている人も多い
④わんわんと鳴く
これらのヒントから連想できるのは「いぬ」ですね!
お題② ねこ

ヒント
①動物である
②種類がたくさんある
③街を1人で散歩していることがある
④にゃーにゃーと鳴く
これらのヒントから連想できるのは「ねこ」ですね!
お題③ うさぎ

ヒント
①動物である
②ぴょんぴょん跳ぶ
③にんじんを食べる
④長い耳をもつ
これらのヒントから連想できるのは「うさぎ」ですね!
お題④ うし

ヒント
①白と黒
②牧場にいる
③牛乳がとれる
④モーモーと鳴く
これらのヒントから連想できるのは「うし」ですね!
連想ゲームのお題【食べ物編】
お題① りんご

ヒント
①赤い
②しゃきしゃき食感
③皮を剥いて食べる
④木になるくだもの
これらのヒントから連想できるのは「りんご」ですね!
お題② すいか

ヒント
①種がある
②中は赤い
③夏に食べるくだもの
④緑と黒のなみなみ模様
これらのヒントから連想できるのは「すいか」ですね!
お題③ さつまいも

ヒント
①秋の食べ物
②中が黄色
③焼いて食べることがある
④これをほる行事がある
これらのヒントから連想できるのは「さつまいも」ですね!
お題④ チョコレート

ヒント
①茶色の食べ物
②甘い
③カカオ豆からできている
④クッキーなどに入ってることがある
これらのヒントから連想できるのは「チョコレート」ですね!
連想ゲームのお題【スポーツ編】
お題① サッカー

ヒント
①白と黒
②ボールを蹴るスポーツ
③1人以外手を使ってはいけない
④4年に1回W杯が行われる
これらのヒントから想像できるのは「サッカー」ですね!
お題② テニス
ヒント
①スポーツ
②2人または4人でやる
③ネットを挟んで行う
④ラケットとボールを使う
これらのヒントから連想できるのは「テニス」ですね!
お題③ 野球
ヒント
①スポーツ
②9人でやる
③ストライクやボールなどがある
④バットとボールを使う
これらのヒントから連想できるのは「野球」ですね!
お題④ ドッチボール
ヒント
①2つのチームに分かれて戦う
②ボールを投げる
③ボールが当たったらだめ
これらのヒントから連想できるのは「ドッチボール」ですね!
連想ゲームのお題【乗り物編】
お題① くるま
ヒント
①タイヤが4つある
②さまざまな形や色がある
③持っている人もいる
④道路を走る
これらのヒントから連想できるのは「くるま」ですね!
お題② 飛行機
ヒント
①大きな羽がある
②人を運ぶ
③外国や遠くの場所に行くときに使う
④空を飛ぶ
これらのヒントから連想できるのは「飛行機」ですね!
お題③ 救急車

ヒント
①白と赤
②病院に人を運ぶ
③人助けに駆けつける
④ピーポーピーポーと鳴らしながら走る
これらのヒントから連想できるのは「救急車」ですね!
お題④ 消防車

ヒント
①赤い
②はしごがついている
③ウーウーとサイレンを鳴らしながら走る
④火事の現場に駆けつける
これらのヒントから連想できるのは「消防車」ですね!
連想ゲームのお題【イベント編】
お題① お正月
ヒント
①挨拶をする日
②おせちを食べる
③お年玉をもらえる
④1年のはじまり
これらのヒントから連想できるのは「お正月」ですね!
お題② 運動会
ヒント
①赤組と白組などに分かれる
②ダンスをする
③5月か10月に行われることが多い
④かけっこや玉入れなどをする
これらのヒントから連想できるのは「運動会」ですね!
お題③ ハロウィン

ヒント
①かぼちゃ
②仮装をする日
③10月のイベント
④ある言葉をいうとお菓子がもらえる
これらのヒントから連想できるのは「ハロウィン」ですね!
お題④ クリスマス

ヒント
①街でイルミネーションが見られる
②プレゼントをもらえる
③12月のイベント
④サンタさんが来る
これらのヒントから連想できるのは「クリスマス」ですね!
連想ゲームのお題【キャラクター編】
お題① アンパンマン
ヒント
①みんなのヒーロー
②マントをつける
③顔が濡れると元気がなくなる
④バイキンマンをやっつける
これらのヒントから連想できるのは「アンパンマン」ですね!
お題② しまじろう
ヒント
①ひげが生えている
②みみりんやとりっぴいと友達
③とらのキャラクターである
これらのヒントから連想できるのは「しまじろう」ですね!
お題③ ドラえもん
ヒント
①体の色が青と白
②ネズミが嫌い
③猫型ロボット
④四次元ポケットを持っている
これらのヒントから連想できるのは「ドラえもん」ですね!
連想ゲームのお題【その他】
お題① クレヨン

ヒント
①これに関する歌がある
②いろんな色がある
③絵を描くときに使う
これらのヒントから連想できるのは「クレヨン」ですね!
お題② つみき
ヒント
①しかくのものさんかくのものなど色々な形がある
②重ねたり立てたりして遊ぶ
③家や塔などさまざまなものが作れる
これらのヒントから連想できるのは「つみき」ですね!
お題①お題②のように保育園にあるものをお題として出してみるのもおもしろいですよ。
連想ゲームのお題【番外編ー英語】
お題① Panda (パンダ)

連想ゲームのお題の番外編として、英語バージョンを2つ紹介します。
ヒント
①black and white
②animal
③it eats bamboo
④bear
これらのヒントから連想できるのは、「Panda (パンダ)」ですね!
お題② Rice ball (おにぎり)

ヒント
①food
②with seaweed
③rice
④like a ball
これらのヒントから連想できるのは、「Rice ball (おにぎり)」ですね!
他にもApple (りんご)やCat (ねこ)など英語版でやってみるのもおもしろいと思いますよ。
連想ゲーム その他の遊び方
遊び方①
ここまでは、出題者がお題を考え、そのお題に関するヒントを3,4個出し、お題を当ててもらうという遊び方のお題とヒントを紹介してきました。ここからは、出題者がヒントを出し、そのヒントからお題を当ててもらうという遊び方以外の連想ゲームの遊び方を紹介します。まず1つ目は、お題を最初に提示して、そこから連想できるイメージや特徴などをどんどん言ってもらうという遊び方です。
遊び方①ーお題その1 ばなな
まずは、子どもたちのおやつにもよく出てくる「ばなな」をお題としてみましょう。
Q.「ばなな」と言ったら何が連想できますか?
A. 黄色、くだもの、あまい、細長い、曲がっている、さる、ごりらなど
これはほんの一例ですので、もっとたくさんの言葉が出てくることでしょう。まだ熟していないバナナを想像して、「緑色!」という意見も出てくるかもしれませんね。子どもたちの想像力はとても豊かです。私たちには予想できない言葉を答える子もいるかもしれませんね。
遊び方①ーお題その2 うさぎ
次に、「うさぎ」をお題としてみましょう。
Q. 「うさぎ」と聞いたら何が連想できますか?
A. 動物、白色、目が赤い、耳が長い、茶色、雪、ぴょんぴょん跳ねる、小さいなど
こちらもほんの一例です。もしかしたら、十五夜を連想して、「満月!」と答える子もいるかもしれませんね。
遊び方②
次にしりとりのようにどんどん繋いでいく遊び方を紹介します。この遊び方は一般に「マジカルバナナゲーム」と呼ばれているもの。リズム良く進むことが必要とされるので、テンポを守りながらすぐに頭を回転させなければいけません。
この遊び方のルールは主に2つ。
①同じ言葉は1度の回に2回以上だしてはいけない。
②リズムをずらしてはいけない。
この2つのルールを守りながら進めなければいけないので、この遊び方は連想ゲームの中でもレベルが高いです。そのため、今までに紹介した遊び方に慣れてきたらやってみるというのもいいかもしれません。
リズムはどのようなものでも構いませんが、ここでは一例として定番なリズムを紹介します。それは「〇〇といったら〇〇」とつないでいくもの。実際にやってみると、「ばななといったら黄色」→「黄色といったらレモン」→・・・のような感じになります。
遊び方②ーお題その1 りんご
マジカルバナナゲームは、バナナから連想ゲームが始まります。そのゲームを応用すると、バナナからでなくても連想ゲームを行うことができます。では、今回は「りんご」をお題としてみましょう。
りんご→丸い→月→空→飛行機→旅行→楽しい→遊び→おにごっこ→休み時間→学校→・・・
これは「りんご」をお題とした場合の一例です。「りんご」から始めても最終的には「学校」にたどり着いていますよね。このように最初のお題からは予想もできない言葉にたどり着くのが、このゲームの醍醐味と言えるでしょう。
遊び方②ーお題その2 お正月
次のお題は「お正月」でやってみましょう。
お正月→お雑煮→おもち→白い→雲→天気→晴れ→太陽→オレンジ→みかん→果物→・・・
「お正月」をお題とするとこのように連想ゲームをつなげることができますよね。お題を季節や時期にあったものにするのもおもしろいですね。
連想ゲームによる効果
想像力を鍛えられる
ここまでさまざまなお題を紹介してきた連想ゲームですが、連想ゲームは脳トレの効果を期待できます。その1つとして想像力の向上が挙げられます。連想ゲームでお題を当てようとする中で、出題者からヒントを聞いたら、そのヒントが当てはまるさまざまなものを想像しますよね。出題者側であっても、お題を決めたらヒントを出すためにお題と決めたものを想像しますよね。後半に紹介した遊び方でもそれは同様。言われた言葉から何が当てはまるかと連想するということを繰り返しているうちに、想像力を鍛えることができるのです。
語彙力を鍛えられる
連想ゲームを行うことで得られることを期待できる他の効果として、語彙力が鍛えられるということが挙げられます。連想ゲームで問題を出す側は、お題を相手に隠した状態で、そのお題のさまざまな特徴やイメージを言語化して、ヒントとして相手に提示しなくてはいけません。こうして頭の中のイメージや目に見えるものを言語化することは意外と難しいです。さらに相手に伝わるような言葉を考えることが必要とされる。また、リズムに合わせてぽんぽんと言葉を言わなければいけないので素早く頭を回転させること。これらを行うことが必要とされる連想ゲームは、やっているうちに自然と語彙力を鍛えることができるのです。
まとめ
連想ゲームで子どもたちと楽しく脳トレをしましょう!
今回紹介したのは、連想ゲームのお題です。ぜひ参考にして子どもたちと連想ゲームで遊んでみてくださいね。ここで紹介したもの以外にも、街で目にしたものや家の中にあるものなど、どんなものでも連想ゲームのお題にすることができますよ。遊び方にアレンジを加えることもできるので、飽きることなく子どもたちと遊ぶことができます。さらに、連想ゲームは楽しいだけでなく、遊ぶだけで脳トレになるので一石二鳥です。子どもたちと一緒に連想ゲームを楽しんでくださいね。