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新年度が始まる4月は、子どもたちにとって新しい生活に期待が膨らむ季節ですよね。保育士さんにとっては、新しく迎える子どもたちや進級する子どもたちの受け入れ準備で慌ただしい時期とも言えるでしょう。そんな時期だからこそ、壁面を春らしく飾ると、教室がぐっとあたたかな雰囲気に包まれますよ。この記事では、4月にぴったりの壁面アイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
保育園で4月の壁面を製作するねらい
新しい生活に期待しながら春の表現を楽しむ
保育園で4月の壁面を製作するねらいは、新しい生活に期待をもちながら、春ならではの表現を楽しむことにあります。入園や進級を迎えた子どもたちは、期待と同時に少し不安も抱えています。春らしい壁面で教室を明るくあたたかい雰囲気に整えながら、登園してくる子どもたちを「待っていたよ」という気持ちで迎えましょう。また、子どもたちと一緒に製作を楽しむことで、新しい環境に安心して馴染むきっかけにもなりますよ。
4月の壁面製作アイデア【草花】
桜
- 色画用紙
- はさみ
- のり
- 鉛筆
- お皿
- 箸などの丸い棒
- 桜色の画用紙と、作りたい桜のサイズと同じ大きさのお皿を準備する。
- お皿を色画用紙の上に置き、お皿のシルエットを鉛筆でなぞって円を描く。
- なぞった円に沿ってはさみで切る。
- ③を半分に折り、さらに3等分になるように折る。
- 桜の花びらのシルエットを鉛筆で下書きし、線に沿ってはさみで切る。
- 広げると6枚の花びらが出来上がる。1箇所だけ中心部分まで切り込みを入れる。
- 切り込みを入れた箇所の隣同士の花びらを重ね合わせて、のりで貼る。
- 花びらの先を、丸い箸を使って少しカールさせると、より完成度が上がる。 立体的な桜の花びらの完成!
チューリップ
- 色画用紙
- はさみ、定規、鉛筆
- 接着剤
- ストロー(プラスチックまたは紙)
- マスキングテープ(無地または柄有り)
- 箸などの丸い棒
-
花びらを作る
- 11cm×7cmの色画用紙(ピンク、黄、白など)を3枚準備して、縦に半分に折る。
- 折り目がない辺の両角を丸く切り落とすイメージで、花びらのシルエットを鉛筆で下書きする。
- 下書きに沿ってはさみで切る。
- 切った花びらの先を、丸い箸を使って少しカールさせると、より完成度が上がる。
- 花びらを1枚広げて、残りの2枚を折り目が中央に来るように両側から配置する。
- 3つの花びらをのりで貼り合わせる。 葉っぱを作る
- 20cm×6cmの色画用紙(緑)を2枚準備して、縦に半分に折る。
- 折り目がない辺の両角を丸く切り落とすイメージで、葉っぱのシルエットを鉛筆で下書きする。
- 下書きに沿ってはさみで切る。
- 2枚できた葉っぱを広げて、折り線の下部分に1cm〜2cmほど切り込みを入れる。
- 葉っぱの先を、丸い箸を使って少しカールさせると、より完成度が上がる。 茎を作る
- ストローの長さに合わせてマスキングテープを切り、ストローに貼っていく。
- ストローが平たくなるように手で少し押さえる。 花びら・葉っぱ・茎を、マスキングテープやのりで貼り合わせたら、チューリップの完成!
たんぽぽ
- 色画用紙
- はさみ、のり、鉛筆
- お皿(円を描くための大中小の3種)
- 箸などの丸い棒
-
花びらを作る
- 黄色の画用紙3枚・作りたいたんぽぽのサイズに合わせたお皿(大中小の3種)を準備する。
- お皿を色画用紙の上に置き、お皿のシルエットを鉛筆でなぞって円を描く(大のお皿は1つ、中のお皿は2つ、小のお皿は1つ)。
- なぞった円に沿ってはさみで切る。
- 画用紙が16等分になるように折る。
- 広げて半分に折り、半円の角を少しカーブさせながら切っていく。
- ⑤の工程を、残りの折り目にも同様に行う。
- 丸い箸を使って花びらをカールさせる。
- 出来上がった4枚の花びらをのりで貼り合わせる。 葉っぱと茎を作る
- 緑色の画用紙を長方形になるように切り、縦に半分に折る。
- 三角形が重なったようなギザギザなシルエットを鉛筆で描く。
- 線に沿ってはさみで切ったら、葉っぱの完成。
- 続いて、黄緑色の画用紙の長辺を帯状になるようにまっすぐ細く切る。曲がった茎を作りたい場合は、少しカーブさせながら切る。 花びら・葉っぱ・茎を、マスキングテープやのりで貼り合わせたら、たんぽぽの完成!
菜の花
- 折り紙
- のり
- はさみ
- 鉛筆
-
花びらを作る
- 50mm×50mmの黄色の折り紙を三角形になるように半分に折る。
- 裏返して、中央に縦線と横線が入るように、半分に折る。
- 上の角を中心に向かって折り下げ、丸く下書きしてはさみで切る。
- 下の角を広げ、両端の角を小さく折る(裏も同様)。
- 下の角を折り目で折り上げ、開いて平らにする。
- 4つの角を内側に小さく折り、裏返して、中央の角を少し切る。 茎をつける
- 150mm×10mmの緑色の折り紙を下辺から3分の1折る。さらに折り、半分にしてはさみで切る。
- 花びらの折り紙の中心から茎部分を差し込み、のりで貼り合わせる。
- 同様に細い茎を作り、3等分して短い茎も作る。
- ①〜③の手順で、長い花を7本・短い花を5本作る。 つぼみを作る
- 15mm×15mmの黄色の折り紙1枚、30mm×30mmの緑色の折り紙1枚を使ってつぼみを作る。
- 緑色の折り紙を三角形になるように半分におり、黄色の折り紙を重ねる。
- 緑色の折り紙を内側に折り、のりで貼り合わせる。
- 細い茎と貼り合わせ、同じものをもう1枚作る。 葉っぱを作る
- 100mm×50mmの緑色の折り紙を縦に半分に折る。
- 4つの角を中心に向かって折り、さらに内側に小さく折る。
- 両端の角を小さく折る。
- 中心の縦の折り目に沿って半分に折り、下辺を斜めに折り上げる。
- 75mm×37.5mmの緑色の折り紙を、①〜④と同様の手順で折る。 中心の茎を作る
- 150mm×30mmの緑色の折り紙を、縦に3等分になるように折る。
- 裏返して少し斜めに折る。 中心の茎に花びらと葉っぱをそれぞれ貼り合わせたら、菜の花の完成!
クローバー
- 折り紙
- はさみ
- 下の端を上の端に合わせて半分に折る。
- 右の端を左の端に合わせて半分に折る。
- 右の端を下の端に合わせて折る。
- 葉っぱの形になるようにはさみで切っていく。 広げたら、クローバーの完成!
時間をかけずにたくさん作りたい!という方におすすめです。折り紙の大きさや色のバリエーションを増やすと、さらに可愛く楽しい雰囲気に壁面を飾ることができますよ。
4月の壁面製作アイデア【生きもの】
蝶々
- 折り紙
- はさみ
- 折り紙を長方形になるように半分におり、さらに半分に折る。
- 広げて、今度は三角形になるように半分におり、さらに半分に折る。
- ②を両手で持ち、折り目に沿って内側に折り込む。
- 半分に折り、折り目がない辺の角をカーブさせながら丸く切る。
- 広げて、両角を中央の折り目に合わせて折る。
- 裏返して、三角形の角を外側にはみ出るようにして折る。
- さらに裏返して、外側にはみ出ている角の部分を内側へ折り込む。 半分に折ったら、立体的な蝶々の完成!
ミツバチ
- 折り紙
体用:15cm×15cmを1枚(黄色)
羽用:7.5cm×7.5cmを2枚(白色)
目や体の模様用(黒色) - のり、ペン
-
体を作る
- 黄色の折り紙を長方形になるように半分に折り、さらに半分に折る。
- 広げて、中央の折り目に向かって半分に折る。
- 4つの角を中心点に向かって内側に折り込む。
- 2つの角を横方向の折り目に向かって内側に折り込む。
- 角が外側にはみ出るように折り返し、ミツバチの尻尾を作る。 羽を作る
- 白色の折り紙を三角形になるように半分に折り、さらに半分に折る。
- 4つの角を中心点に向かって内側に折り込む。
- ダイヤの形になるように回転させたら、上の角と下の角を中心点に向かって内側に折る。
- 左の角と右の角は、小さく内側に折る。 目や体の模様を作る
- 黒色の折り紙を帯状に切り、体の模様を作る。
- 黒色の折り紙を丸く切り、目を作る。 体・羽・目・模様をのりで貼り合わせたら、ミツバチの完成!
てんとう虫
- 折り紙
- ペン
- 赤色の折り紙を三角形になるように半分に折り、両端の角を折る。
- 裏返して、下の角を辺の長さの3分の1のところで折る。
- 重なった折り紙のうち1枚だけを掴み、下方向へ折る。
- 4つの角を内側に小さく折る。
- 頭の部分と模様をペンで黒く塗る。
- ④で折った角を広げ、羽部分を斜めに折り直す。
- はみ出した角は反対側に折り込む。
- 裏返して、体部分の両辺を小さく内側に折り込む。 形を整えたら、てんとう虫の完成!
あおむし
- 画用紙
- はさみ、のり
- 丸シール
- ペン、クレヨン
- 5枚の画用紙を楕円形に切っていく。
- 触覚の部分を切っていく。
- 場所を決めて、①と②をのりで貼り付ける。
- 丸シールを使って自由にデコレーションする。 ペンやクレヨンで顔を描いたら、あおむしの完成!
工程が少なく、気軽に始めやすいです。子どもたちと一緒に作ってみましょう。画用紙を貼り合わせる位置や丸シールを貼る位置によって、子ども一人ひとりの個性が光る作品になりますよ。
小鳥
- 折り紙:15cm×15cm(お好みの色・柄)
- 丸いシール:8cm(黒色)
- はさみ、のり
- 油性ペン(白色)
-
下準備
- 折り紙を長方形になるように半分に折り、さらに半分に折る。
- 広げて、折り目に沿ってはさみで切る。(長方形の折り紙で体、正方形の折り紙で羽を作っていく。) 体を作る
- 中心の折り目に合わせて半分に折る。
- 広げて向きを変え、左半分が三角形になるように折り、さらに横方向の折り目に沿って折り返す。
- 右の角を縦方向の折り目に沿って内側に折り、広げたら先ほど作った折り目に沿って折り直す。
- 向きを変え、右辺が左辺に重なるように折る。
- 左の角を軸にして、下の角を上方向へ折る。
- ⑤でできた折り目を広げ、下方向へ折る。
- 左の角と右の角を小さく折ったら、向きを変え、下の角を折り目に沿って上方向へ折る。 羽を作る
- 長方形になるように半分に折り、さらに半分に折る。
- 広げて、中央の横線に向かって半分に折り込む。
- 裏返して、さらに中央の横線に向かって半分に折り込む。
- 広げて、一番上の横線の折り目と右辺が重なるように折る。
- 向きを変え、両端の角を中心線に向かって折り、さらに上方向へ折る。
- 向きを変え、⑤と同様に折る。
- 左の角を折り目に沿って右方向へ折り、右の角を少し折る。 体と羽をのりで貼り合わせて目をつけたら、小鳥の完成!
4月の壁面製作アイデア【空のモチーフ】
太陽
- 折り紙(黄色、オレンジ色)
-
太陽の周りのパーツを作る
- オレンジ色の折り紙の白い面を上にして置く。
- 角と角を合わせて折りすじをつける。
- 4つの角を中心点に向かって内側に折り込む。
- 角を上辺の中心に合わせて折り返す。
- 残り3箇所も同様に折る。
- ④と⑤の折りすじが、折り目と上辺の真ん中にくるようにずらして、折り直す。
- 残り3箇所も同様に折る。 太陽の中心のパーツを作る
- 黄色の折り紙の白い面を上にして置く。
- 角と角を合わせて折りすじをつける。
- 4つの角を中心点に向かって内側に折り込む。 ふたつを合わせる
- 周りのパーツと中心のパーツを重ねて置く。
- 周りのパーツの正方形からはみ出た中心のパーツの角を、後ろに折り込む。 残りの3箇所も同様に折ったら、太陽の完成!
雲
- 画用紙
- フリーザーバッグ
- 絵の具
- フリーザーバッグのなかに青色の画用紙を入れる。
- 白色の絵の具を画用紙に出していく。
- 袋の上から、絵の具を指でくるくる広げていく。
- 雲の形になったら、しっかり袋の口を広げて画用紙を取り出す。 きれいな雲の完成!
触覚遊びとして、乳児クラスの子どもたちと一緒に製作してみましょう。出来上がったら、みんなの作品を壁面に並べて飾ってみてくださいね。一気に春らしく爽やかな雰囲気になること間違いなしですよ。
気球
- トイレットペーパーの芯
- ダンボール
- 画用紙、折り紙
- 紙紐、レース系
- カッター、はさみ
- ボンド、のり
- キリ
- 定規、コンパス
- ペン
-
バスケット部分を作る
- トイレットペーパーの芯を端から3cmのところで切る。
- ダンボールを、芯の穴よりやや小さいサイズに切る。画用紙を、芯の穴よりやや大きいサイズに切る。
- ②をボンドで貼り合わせる。
- 画用紙を4cm×14cmの長方形に切り、上辺と下辺から5mmのところに鉛筆またはペンで線を引く。
- 線の内側の3cmある部分にのりをつけ、トイレットペーパーの芯に巻き付けながら貼っていく。
- 1mm外側にはみ出している部分に切り込みを入れ、ボンドを塗って芯の内側に折り込み固定する。
- ③の側面にボンドを塗り、⑥の底に貼り付けて固定する。
- ⑦の4方向に印をつけ、キリで小さい穴を開ける。 ワイヤー部分を作る
- 紙紐を9cmに切り、端から3cmの部分を指で広げてボンドで固定しながら形を整える。
- 反対の端から2.5cmの部分を①と同様に作ったら、はさみで切り込みを入れる。これを4本作る。 バルーン部分を作る
- ペン・コンパス・定規を使って画用紙にバルーンのシルエットを描き、線に沿ってはさみで切る。
- ①を黄色の画用紙で4枚、赤の画用紙で8枚作成し、すべて縦に半分に折る。
- 黄色の画用紙1枚・赤の画用紙2枚をのりで貼り合わせ、このセットを4つ作る。
- ③とワイヤー部分をボンド・のりで貼り合わせ、4つのセットを合体させる。
- ④にレース糸をくっ付ける。 バスケット部分に開けた4つの穴に、ワイヤー部分を通してボンドで固定したら、気球の完成!
4月の壁面製作アイデア【イースター】
たまご
- 画用紙
- クレヨン、水性ペン
- アルミホイル
- 霧吹き
- はさみ、のり
- たまご型に切った画用紙に白色のクレヨンで模様を描く。
- アルミホイルに水性ペンで自由に模様を描く。
- ②に霧吹きで水を吹きかけ、①のクレヨンで描いた面を下にして、そっと乗せる。
- ゆっくり剥がすと、にじみ絵が出来上がる。
- ④をたまごの殻が割れたようなギザギザの線になるように、はさみで切る。 イースターのたまごの完成!
ひよこ
- 折り紙
- ペン
- はさみ
- 15cm×15cmの折り紙を三角形になるように半分に折る。
- 広げて、反対方向にさらに三角形に折る。
- 下辺の中央に三角形の頂点が合わさるように折り下げ、さらに折り目と合わさるように折り上げる。これを2回繰り返す。
- 広げて、③でつけた折り目に沿って折っていく。
- 裏返して、三角形の右辺が下辺と合わさるように折り込む。
- 広げて、右の角と左上の折り目が合わさるように折り、さらに角を反対方向へ折り返す。
- 左の角と右上の折り目が合わさるように折り、さらに角を反対方向へ折り返す。
- 向きを変え、下の角を折り目に沿って折り上げる。
- ⑥と⑦で折った部分を、斜めに折り返して、ひよこの手を作る。
- 角になっている部分を全て内側に小さく折り込む。 ペンで描く、または折り紙を切って貼るなどして顔を作ったら、ひよこの完成!
うさぎ
- 画用紙
- 色鉛筆
- クレヨン
- はさみ
- 画用紙の上に自分の手のひらを乗せ、形に沿って鉛筆でなぞる。
- なぞった線をはさみで切り、中指の部分をカットする。
- 親指と小指の部分を内側に折り込む。
- 色鉛筆かクレヨンでうさぎの顔や耳、小さな足を描いていく。 可愛いうさぎの完成!
自分の手のひらの形を切り取るため、他にはない唯一無二の作品を作ることができますよ。とても簡単なので、ぜひ子どもたちと一緒に作ってみてくださいね。
まとめ
4月にピッタリなかわいい壁面飾りをつくろう!

いかがでしたか?子どもたちが毎日のように目にする壁面だからこそ、心がふわっと明るくなるような工夫を取り入れたいですね。どのテーマにしようか迷ってしまうときは、それぞれの要素を少しずつ取り入れてみるのもおすすめです。桜や蝶々、うさぎなどをお祝いの言葉とともに組み合わせれば、春らしさが一層引き立ちますよ。子どもたちが「きれいだね」「あれはなあに?」と足を止めてくれるような、あたたかい壁面を目指してみてくださいね。



























