保育士さんたちの声を集めてみた!やりがいを感じた瞬間や嬉しかったエピソードを紹介【資格・給料・あるある・共感】

保育士の仕事は、毎日多くの子供と接することができるやりがいのある仕事です。嬉しいことや楽しいことも沢山ある一方で、保育士ならではの大変なこともあるでしょう。ここでは、保育士として働く中で、やりがいを感じた瞬間や大変だったこと、嬉しかったことなど保育士さんたちの声を集めたエピソードを紹介していきます。これから保育士になろうと考えている人はもちろん、他の保育士さんたちのエピソードを知りたい人はぜひ読んでみてください。

保育士さんたちの声を集めてみた【やりがい】

子供の成長を感じることができる

保育士さんたちの声を集める中で、やりがいとして最も多く挙げられるのが子供の成長を感じられるという言葉です。保育園に通う期間は子供によってバラバラですが、中には赤ちゃんのときから小学校に入学するまでの間を保育園で過ごす子もいます。このような場合は、その子の成長を長く見守ることができますよね。子供が好きな人にとっては、子供の成長を間近で見ることができるのはとてもやりがいを感じるポイントです。

保育を通して学べることが多い

保育士さんのやりがいとして、保育を通じて学べることが多いということもあります。子供への接し方や基本的な育児に関する知識はもちろん、実際に子供と触れ合う中で学ぶことも多いですよね。子供が言うことを聞かないときはどうするか、泣き止まないときはどうするか、など現場で働く中でわかることも沢山あります。自分が育児をする際にそれらの知識を生かせるのも嬉しいポイントですね。また、素直で純粋な気持ちやまっすぐな態度など、子供と一緒にいることで得られる刺激も沢山ありますね。

子供と感情を共有できる

子供と感情を共有できるのも、保育士さんのやりがいの1つです。保育園で子供と一緒に過ごしていると、嬉しいことや楽しいこと、びっくりすることなど様々な出来事が起こります。時には悲しい出来事もあるかもしれません。そんなときに、常に子供と一緒に喜びや感動を共有できるのは、保育士さんだからこそ感じることのできるやりがいです。子供ならではの喜び方や悲しみ方など、子供は大人に比べて感情表現が豊かですよね。一緒に笑ったり時には泣いたりすることで、子供に寄り添った保育を行うこともできますよ。

自分の好きなことを楽しめる

保育士さんの仕事が好きな人は、自分の好きなことを楽しめる職業としてやりがいを感じることができます。子供と接するのが好きな人、絵を描いたりピアノを弾いて歌ったりするのが好きな人、工作が好きな人など、好きなことは人それぞれでしょう。自分の好きなことを楽しみながら仕事に取り組める環境は、やりがいを感じられること間違いなしです。楽しみながら仕事を行うことで、意欲的に仕事に取り組むことができそうですね。

子供の笑顔を見ることができる

子供の笑顔を見ることができるのも、保育士さんのやりがいの1つと言えるでしょう。子供が思いっきり笑った顔を見ると、なんだか幸せな気持ちになりますよね。日々の仕事の中でそのような瞬間を沢山経験できるのは、保育士さんならではのやりがいです。自分が考えたアイデアで子供が楽しんでくれたり喜んでくれたりすることで、やって良かったと思うことができます。仕事で大変なことや悩みがあっても、子供の笑顔を見るだけで頑張れる保育士さんも沢山いるみたいですよ。

他の保育士さん達と協力して仕事ができる

他の保育士さんと協力しながら仕事ができる点を、やりがいと感じる人もいます。保育園では多くの子供を見なければいけないので、園全体での協力が不可欠です。特に働き始めの頃やイベントのときなどは他の保育士さんの助けを借りることも多いですよね。協力プレーが必要だからこそ大変なこともあるかもしれません。しかし、その分イベントが終わったり子供が喜んでくれたりしたときの達成感は強く感じることができるでしょう。

保育士くらぶ

保育士さんたちの声を集めてみた【大変なこと】

体力を使う

保育士さんの声として多く挙がるのが、保育士の仕事は体力を使うという声です。多くの子供が遊ぶ相手をするのには想像以上のエネルギーが必要ですよね。保護者の人の中にも、日々の育児に体力を奪われると感じている人もいると思います。保育士さんは毎日何人もの子供を相手にしているため、多くの体力が必要なことは言うまでもありません。他にも備品の移動や配置など、想像以上に重労働が多いことが大変だと感じる人も多いようです。

手が荒れることがある

保育士の仕事の大変なこととして、手が荒れるという声も挙がりました。保育士さんは、衛生面の観点から、手を洗う回数も多いですよね。また、日々の消毒や清掃によって手が荒れてしまう人も少なくありません。手が乾燥しがちな人や、もともと肌が弱い人にとっては悩みとなることもあるようです。細目にハンドクリームを塗ったり、必要に応じて手袋を着用したりしている人もいるようですよ。

給料が業務に見合ってないと感じる

保育士さんの中には、給料が業務に見合っていないと感じる人もいます。保育士の平均年収は380万円前後とされています。民間の仕事の平均年収は400万円を超えているので、保育士さんの給料は平均よりも低いと言えますね。一方で、保育士の仕事は国家資格が必要な仕事で、業務内容も決して楽なものではありません。残業や持ち帰り業務に日々の重労働が重なるため、給料が見合わないと感じる人も多いようです。

人手が足りなくて大変

保育士の人手不足を指摘する声もあります。保育士の仕事では、上でも指摘した通り残業や持ち帰り業務も少なくありません。その原因の1つとして保育士さんの人手不足が考えられるでしょう。重労働や低賃金、職場復帰のしにくさなどから、保育現場における保育士の数は不足していると言われています。保育士資格を持っているものの、保育現場で働いてない潜在保育士が多くいることも理由の1つです。保育を適切に行うためにも、十分な数の保育士さんを確保することが必要であると言えますね。

人間関係に悩むことがある

保育士として大変なことの1つとして、園での人間関係に悩むことがあるという声も多くありました。保育士は女性が多い職業です。そのため、女性社会ならではの人間関係に悩む保育士さんも少なくありません。影で悪口を言われたり、園長先生と上手く合わなかったりなど、様々な状況が考えられます。また、保護者の方との関係に悩む人もいるでしょう。子供の様子を見ながら、大人同士の関係にも気を使わなければならない点が、大変だと感じる人も多いようです。

保育士さんたちの声を集めてみた【嬉しかったこと】

子供からお祝いをしてもらえた

保育士の仕事をしていて嬉しかったこととしては、子供からお祝いをしてもらえたという声がありました。自分の誕生日に誕生日カードをもらったり、中には自分の結婚式に子供が来てくれたりした人もいるようです。喜ばしい日に、普段自分が接している子供からお祝いをしてもらえるのはとっても嬉しいですよね。子供たちからもらったプレゼントや手紙をずっと大事に取っておいている保育士さんも多いはずですよ。

保護者から感謝の言葉をもらった

保育士の仕事をしていると、保護者から感謝の言葉をもらうこともあります。保育園に通っている子供は、その日に園であったことを保護者の人に話しますよね。そのときのエピソードを聞いて、後日保護者の方から直接お礼を言ってもらえたり、連絡帳にお礼の言葉が描かれていたりすることがあるようです。例えば遊びの輪に入れない子に声掛けをしたり、落ち込んでいる子の話を聞いてあげたり、などが挙げられます。保護者も保育士と同じように、子供を見守り育てるという役割を担っていますよね。同じような役割を担う保護者から普段の仕事を認めてらえるのは嬉しい瞬間と言えるでしょう。

卒園した子供から連絡がきた

卒園した子供から連絡が来たときに嬉しいと感じる保育士さんもいます。長い間一緒に過ごした子供が卒園するときは、とても感動するのと同時にさみしさもありますよね。そんな中卒園した子供から連絡があるのは嬉しいものです。小学生になった卒園児が園に遊びにきてくれたり、中には中学生や高校生になっても連絡をくれたりする子もいるようですよ。年賀状や暑中見舞いのやり取りを続けている人もいるようです。自分が接した子供とずっとつながっていられるのは、保育士としてとても嬉しいことだと言えるでしょう。

保育士さんたちの声を集めてみた【その他のエピソード】

集団感染のリスクが高い

保育士の仕事をしていると、集団完成のリスクにさらされることがあります。これは特にコロナ禍で浮き彫りになった問題ですね。保育園では同じ空間で沢山の子供たちと一緒に過ごしますよね。コロナ以外でも、風邪やインフルエンザなどでは、子供からウイルスをもらって感染する保育士さんも少なくありません。感染症における集団感染の恐れは常にあると言えるでしょう。もちろん万全の対策は必要ですが、他の職業と比べて感染リスクが高いことには注意が必要です。

保育の正解がわからない

保育士として働く中で、保育の正解がわからずに悩む保育士さんも少なくありません。多くの子供を日々相手にする保育士さんは、子供とのコミュニケーションの取り方や接し方、声の掛け方など、どうしたら良いのかわからないこともありますよね。子供が言うことを聞いてくれなかったり、思うように楽しませることが出来なかったりすると悩んでしまうこともあるかもしれません。それぞれの保育士さんによってやり方も異なり、子供によっても対応方法が異なるからこそ難しいこともあるでしょう。正解がない保育だからこそ、のような保育を行ったら良いのか考えてしまう人もいるようです。

資格を取った後が大変

保育士さんになったばかりの人などからは、保育士資格を取った後が大変だという声もありました。保育士になるには国家資格が必要で、資格取得のためには勉強の他に実習なども行う必要があります。資格を取るまでももちろん大変ですが、取った後に実際に現場で働く方が大変だと感じる人も多いようです。資格を取ってしまえばいつでも働けるのは魅力ですが、現場で働くことでしかわからない大変さや悩みもありますよね。

まとめ

保育士の仕事は大変でも多くのやりがいがある

ここまで、保育士の仕事に対するやりがいや大変なこと、嬉しかったことなど、保育士さんたちの声を紹介してきました。保育士の仕事は重労働かつ長時間で、大変なことも沢山あります。一方で、子供の喜ぶ姿や笑顔を間近で見ることができたり、保護者や他の保育士さんから感謝されたりなど、やりがいも多くある仕事です。大変なことも嬉しいことも経験しながら、子供に向き合って仕事ができると良いですね。

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