7月壁面アイデアと使える壁面飾りを紹介!【製作・保育園・七夕】

近頃は暑い日が続いていますね。梅雨がすぎて7月になれば本格的に夏の季節になり、暑い日が続きます。夏には七夕や海開き、夏祭りなど様々なイベントがあって、暑さだけではない楽しさがありますよね。さて、今回は、7月の壁面に使える壁面飾りのアイデアと壁面作成のポイントを紹介していきます。七夕や夏祭り、夏野菜や夏のお花などをテーマに、素敵な壁面を作っていきましょう。

7月の壁面アイデア【七夕】

画用紙を使った星の作り方

7月の壁面に使える壁面飾りのアイデアを紹介します。まず1つ目に紹介するのは、画用紙を使った星の作り方です。

用意するもの
・正方形の画用紙3枚
・のり

作り方
①3枚すべてを真ん中で折り、三角形にする
②2枚を二等辺三角形の頂点が向いあうようにして重ねてはりつける
③残った1枚の頂点が逆さになるようにおく
④②で作った画用紙に重ねてはりつける


この方法で星を作ると、カラフルな星になりますよ。この方法で、大きい星を作った後、折り紙を使った同じように小さな星を作ると、七夕の天の川を表現するのにピッタリです。

折り紙を使った星の作り方

3つ目に紹介するのは、折り紙を使った星の作り方です。

用意するもの
・折り紙
・はさみ
・テープかのり

作り方
①折り紙を同じ方向に4回折り、8等分の折り目を付ける
②①の折り目に沿って切る
③②で切った細長い折り紙を三枚繋げて長くする
④色のついていない方を上にしておく
⑤先端を結ぶようにして折る
⑥飛び出ている部分を⑤の結び目のYのところにおりこむ
⑦五角形になったら、長く伸びている部分を下の辺に合わせて折る
⑦を繰り返して細長い部分をすべておりこみ、五角形にする
⑧五角形の辺を真ん中あたりで押し込む


作る時の紙のサイズで、できる星の大きさも変わるので色んな大きさを作ってみると良いでしょう。あまり小さすぎると、壁面から落下してしまったときなどに誤飲の危険があります。サイズを工夫することで、誤飲を防ぐことができますよ。

折り紙を使った提灯の作り方

4つ目に紹介するのは、折り紙を使った提灯の作り方。折り紙1枚でとても簡単に、立体的に作れるのでおすすめです。

用意するもの
・折り紙
・テープ
・はさみ

作り方
①折り紙を横長の長方形になるように半分に折る
②折り目ではない方を、折り目の方に向かって1㎝ほど折る
③②で折った部分を開く
④半分に折った折り目の方から、②の折り目に向かって縦に切り込みを入れる
⑤①の折り目を開き、上下の切り込みが入ってない部分をぐるっと一周つなげるようにテープでつける

七夕飾りとしても活用できる提灯の作り方を紹介しました。中にLEDのライトをいれても綺麗ですよ。

折り紙を使った貝飾りの作り方

最後に、折り紙を使った立体的な貝飾りの作り方を紹介します。一見難しそうに見えますが、約15分ほどで簡単につくれますよ。

用意するもの
・折り紙
・のり
・はさみ

作り方
①折り紙を横長の長方形になるように半分に折る
②①の折り目の方から、折り紙が重なっている方に向かって縦に切り込みを入れる
③①の折り目を開く
④全体を丸めながら、正方形の対角になる二つの点をのりで止める


斜めに丸くのりでとめることで、本物の貝のような形になります。

保育士くらぶ

7月の壁面アイデア【夏祭り】

にじみ絵のかき氷

続いて、夏祭りをモチーフにした壁面に使える壁面飾りを紹介します。
まず一つ目は、にじみ絵をつかったかき氷。

用意するもの
・キッチンペーパー
・画用紙
・蛍光ペン
・霧吹き
・はさみ

作り方
①画用紙を器の形に切っておく
②キッチンペーパーを二枚重ねて山のような形に切る
③②の山の頂点から、蛍光ペンで色を塗る
④霧吹きで色を塗ったところに水を吹きかける


蛍光ペンで色を付ける時は、上の方から真ん中あたりまで塗り、上の方だけ重ねて複数回塗ります。こうすることによって、水を吹きかけたときに綺麗なグラデーションになりますよ。

ちぎり絵で金魚を表現

2つ目に紹介するのは、和紙を使った金魚の作り方です。

用意するもの
・和紙
・画用紙(白・黒)
・厚紙
・のり
・はさみ

作り方
①厚紙を金魚の形に切る
②和紙をちぎって厚紙に貼っていく
③白と黒の画用紙を丸く切り、目の位置に貼る


とても簡単にできるので、いろんな色の金魚をたくさんつくってもかわいいですね。厚紙に貼っているので、壁面に立体感が出ます。透明な袋にいれて飾ったり、金魚すくいのようにして飾ると夏祭りの雰囲気がより一層出ますよ。

折り紙を使ったはっぴの作り方

夏祭りといえば、はっぴを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?3つ目に紹介するのは、折り紙を使ったはっぴの作り方です。

用意するもの
・折り紙

作り方
①色のついていない方を上にしておく
②十字の折り目を付ける
③②の折り目の中心に向かって4つの角を折る
④裏返して、③と同じように4つの角を内側に向かって折る
⑤もう一度裏返して③と同じように4つの角を折る
⑥大きな正方形の中に正方形が4つできたら、1つの正方形を除いてすべて折り口を広げる


繰り返しが多いので、コツをつかむと3分ほどでできるようになります。赤や青の折り紙を使って、夏祭りを象徴するはっぴを作ってみましょう!

画用紙を使ったたこ焼きの作り方

続いて、画用紙を使ったたこ焼きの作り方を紹介します。立体的に仕上がるので、壁面に立体感が出ますよ。

用意するもの
・画用紙(ベージュ色・緑・赤)
・茶色のマーカー
・綿
・テープ
・はさみ
・のり

作り方
①器の形に画用紙を切っておく
②ベージュ色の画用紙を長方形に切る(封筒くらいの大きさがちょうどいいです)
③綿を②で切った画用紙の中心におき、つつむようにして丸めてテープで止める
④テープで止めてない方に茶色いマーカーで色を塗る
⑤赤と緑の画用紙を小さい長方形に切る
⑥マーカーで塗った上から⑤で切った画用紙を貼る

提灯ガーランドの作り方

5番目に紹介するのは、提灯ガーランドの作り方。夏祭りの雰囲気とぴったりな飾りを作りましょう。

用意するもの
・画用紙(黒・白・赤)
・スズランテープ
・はさみ
・のり

作り方
①黒の画用紙を縦長の長方形になるように切る
②半分に折り、折り目の方に隙間をのこして重なる部分を貼り付けて閉じる
③提灯の下の部分を、黒い画用紙を長方形に切って作っておく
④白の画用紙を楕円形に切る
⑤赤の画用紙を紡錘形を1枚と三日月型を2枚切る
⑥⑤で切った画用紙を、④の白の画用紙の模様になるように貼り付ける
⑦②と③を上下に貼り付ける
⑧②で作った隙間の部分にスズランテープを通す


提灯をいくつか作って繋げていくと、たくさん並んだ夏祭りの提灯を表現できますよ。

ちぎり絵で花火を表現

最後に、和紙を使った花火の作り方を紹介します。黒い画用紙を背景にすることで、花火をきれいに表現することが出来ますよ。
用意するもの
・和紙
・のり(ペン型のスティックのりがあるとやりやすいです)
・鉛筆
・画用紙
作り方
①様々な色の和紙を用意して、細かいサイズにちぎる
②画用紙に鉛筆で花火の下書きをする
③のりを使って下書き部分にちぎった和紙を張る
和紙を使って和風な印象に仕上げることで、日本の夏祭りをよりよく表現できます。

7月の壁面アイデア【夏のお花や夏野菜】

風船スタンプの夏野菜

夏の季節にちなんだお花や野菜をあしらった壁面も、季節感を感じさせてくれます。まず1つ目に紹介するのは、風船スタンプで作る夏野菜の壁面飾りです。

用意するもの ・画用紙(白・緑・黄緑)
・クラフト紙
・水風船
・絵具
・紙皿
・鉛筆
・はさみ
・のり

作り方
①白の画用紙に鉛筆で野菜を描く(トマト・トウモロコシ・ピーマンなど)
②水風船を3つ作る
③紙皿に絵具を出し、水風船の下の部分に絵具をつける
④③でつけた絵具を、①で描いた野菜の下書きの枠からはみ出すようにしてスタンプする
⑤全部塗り終えたら、枠に沿ってはさみで切る

絵具をまぜずに、重ねて塗って色を作るとよりリアルに仕上がります。水風船を使用して行うので、子供たちとの製作でも活用できる作り方でしょう。子供たちが作った野菜を壁面に飾ると、カラフルでかわいい壁面ができますよ。

折り紙を使ったアサガオの作り方

続いて、折り紙を使ったアサガオの作り方を紹介します。

用意するもの
・折り紙

作り方
①折り紙を半分に二回折って、十字の折り目をつける
②山折りで三角に折り目をつける
③折り目に合わせてひし形におり、縦の真ん中の線で半分に折る
④表裏ともに③でつけた真ん中の折り目に向って左右から折る
⑤上のとがった角を丸く切って開く


簡単に作れるので、様々な色を用意して作ると鮮やかで涼しげな印象になります。

折り紙を使った麦わら帽子の作り方

3つ目に紹介するのは、折り紙をつかった麦わら帽子。麦わら帽子は、まぶしい日差しや、セミの声など夏らしいものをイメージさせてくれるアイテムですよね。とても簡単につくれるので、ぜひ壁面にとりいれてみましょう。

用意するもの
・おりがみ
・ペン
作り方
①角を合わせて半分におり、三角にする
②下の端から1~2㎝ほど上におり上げる
③裏返して、左右の折り目の重なったところを開く
④上部のとがった角を折って丸みをつける
⑤左右の角を内側に少し折る
⑥裏返してリボンの部分をペンで描く

画用紙を使ったひまわりの作り方

最後に、ひまわりの壁面飾りの作り方を紹介します。

用意するもの
・色画用紙(黄色・茶色)
・はさみ
・のり

作り方
①黄色い画用紙を8枚の花弁が出るようにして、ひまわりの形に切る
⓶①を2枚作ったら、それぞれの花弁が重ならないようにしてずらして張り合わせる
③花びらの部分を定規や机の端でしごいて、丸みをつける
④茶色い画用紙を、①の中心の円と同じサイズで丸く切る
⑤⓶の中心部分に張り付けて完成


花弁を丸めてあるので、立体感のあるひまわりになります。夏を感じさせてくれるひまわりを壁面飾りにすることで、季節を感じさせてくれるものになるでしょう。

7月壁面のポイントは?

季節感を感じられる壁面にすること

7月の壁面のポイントとして、まず1つ目に季節感を感じられる壁面にすることが挙げられます。春や梅雨が過ぎて、本格的に夏になる7月を表現した壁面にできると良いでしょう。壁面は、子供たちが毎日見ることになります。子供たちの発達には、感覚や音だけでなく、視覚から得られる情報がかなり重要な役割を果たします。そのため、季節とは何か、夏とはどんなものかを見てわかる壁面作成を目指しましょう。

色や素材を工夫すること

2つ目に色や素材を工夫することが挙げられます。明るい色を見たり、変わった素材を触ってみたりすることが、子供たちの発達に良い影響を与えます。そのため、夏らしい鮮やかな色使いであったり、先ほど挙げたようにざらざらとした和紙を使ってみたりすることがポイントになります。また、色や素材そのものが涼しげな印象を与えてくれるものもありますよね。7月の壁面作成では、季節に合わせた色や素材選びを心がけましょう。

まとめ

涼しげで夏らしい壁面を飾りましょう!

7月の壁面作成に使える壁面飾りの作り方や、心がけるポイントについて紹介しました。簡単に作れるものが多いですが、仕上がりは7月や夏のイメージにピッタリなものばかりですよ。紹介したものの中には、子供たちとの製作にも使えるアイデアもあるので、子供たちのつくったものをかざってみるのもおすすめです。子供たちが毎日楽しく生活できるように、工夫を凝らした素敵な壁面を作りましょう!

よくある質問

保育士くらぶにはどんな記事がありますか?

保育士くらぶには現役の保育士・幼稚園教諭や保育士を目指す学生さんにとって手遊びや保育内容など今日から役立つ保育のネタをご紹介しています。こちらのトップページより色々な記事をお楽しみください。

保育士くらぶの最新の記事はどこから見られますか?

最新の記事はこちらの保育士くらぶトップページよりご覧ください。月間12本~15本の記事をアップしています。保育で使える季節の遊びや歌、連絡帳の書き方などもご紹介しています。。

保育士くらぶのオリジナル動画はどこから見られますか?

保育士くらぶのオリジナル動画はこちらの保育士くらぶyoutubeチャンネルでまとめて見ることが出来ます。保育士くらぶyoutubeチャンネルでは保育で使える歌や遊び、制作以外にも転職のコツや求人の探し方も解説しています。

保育士くらぶ

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/