6月のおたより文例27選!【保育園・書き出し・あいさつ・梅雨・年齢別】

毎月おたよりを書いていると、ネタ切れに悩まされることがありますよね。そんなときは、おたより文例集を参考にしてみましょう!この記事では、保育園で使える6月のおたより文例を行事別や対象の年齢別に紹介します。6月は梅雨や父の日など、季節感を盛り込みやすい行事が多くあります。また、新年度開始から2か月が経ち、環境に慣れてきた子どもたちの成長をたくさん感じられる頃でもあります。文例集を参考に、保護者の方たちが楽しめるようなおたよりを作ってみましょう!

6月のおたより文例【行事やイベント】

梅雨

梅雨の時期となり、雨で外遊びができない日も多くなりました。そのため園では、マット運動やダンスなどの室内でできる運動遊びを多く取り入れています。ジメジメとした雰囲気の中でも子どもたちは元気いっぱい!みんな楽しそうに体を動かしています。
雨で外遊びができない日は、季節に関する製作活動を楽しんでいる子どもたち。保育室には、子どもたちが作ったあじさいやてるてる坊主がたくさん並んでいます。
梅雨の時期でも楽しめる保育園の室内遊びアイデアに関しては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

https://hoikukyuujin.com/hoiku_club/21514

虫歯予防デー

毎年6月4日は、歯の健康啓発を行う虫歯予防デーです。6(む)4(し)の語呂合わせから、この日に制定されたようですよ。ぜひご家庭でも、歯の磨き残しがないか注意してみてくださいね。
虫歯予防デーに合わせて、園では6月4日に歯科検診と歯の健康に関する講座を行います。絵本『がんばれはぶらしハーマン』で歯磨きの大切さを伝えるとともに、正しい歯の磨き方についても教える予定です。どんな話を聞けたのか、帰ってきた子どもたちに聞いてみてくださいね。

父の日

父の日に向けて、子どもたちとプレゼント製作を行う予定です。製作活動が得意な○○組のみんながどのようなプレゼントを作るのか、楽しみにしていてください!
6月15日は父の日です。保育園では、子どもたちがお父さんのためにプレゼント製作を行いました。日ごろの感謝が伝わるよう一生懸命取り組んでいたので、ぜひプレゼントを受け取ってあげてくださいね。
子どもたちと取り組めるプレゼント製作に関しては、以下の記事もチェックしてみてくださいね。

夏至

6月21日は、太陽が出ている時間が1年で最も長い夏至です。保育園では、絵本やペープサートを用いて子どもたちに夏至について説明します。ぜひご家庭でも夏至に関する話をして、保育園で学んだことの復習をしてみてくださいね。
夏至に関連させて、保育園では冬瓜を使った給食メニューを予定しています。夏至に関する食べ物は、他にもタコやうどん、焼き鯖などがあるので、ぜひご家庭のごはんにも取り入れてみてくださいね。
子どもたちに夏至について説明をする際には、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

衣替え

6月からは昼間の気温が急上昇します。登園時の服装や園に置いておく着替えの衣替えをお願いいたします。涼しいときに羽織れるような薄手の上着を準備しておくと良いでしょう。
6月に入り太陽の日差しが強くなると、子どもたちは汗をかきやすくなります。汗をかいたときには着替えを行うため、冬場よりも多めに着替えの準備をお願いいたします。Tシャツや肌着なども含め、動きやすく快適な素材のものをご用意ください。

保育士くらぶ

6月のおたより文例【年齢別】

0歳児

雨が降る音に耳を澄ませたり、窓の外をじっと見つめたりと、子どもたちが少しずつ自然に興味を持ち始めています。はじめは大きな雨音に驚いて泣いてしまうこともありましたが、最近では抱っこされながら安心した表情で外を眺めたり、自分から窓に近づこうとする姿も見られるようになりました。
保育園での新しい生活がスタートしてから2か月が経ち、先月よりも多くの笑顔が見られるようになりました。毎日愛らしい表情で職員たちを和ませてくれています。音の鳴るおもちゃに手を伸ばしたり、名前を呼ばれると声や表情で反応したりと、一人ひとりの成長が感じられる毎日です。

1歳児

新しい生活が始まって2か月が経ち、少しずつ園での生活にも慣れてきた1歳児さんたち。朝は涙が出ていた子も今では笑顔で登園し、お気に入りのおもちゃで遊ぶ姿が見られるようになりました。お友達や保育士との関わりも増え、手をつないだり一緒に絵本を見たりと微笑ましい場面がたくさんあります。
子どもたちは雨が降る外の景色に興味津々です。「ザーザー」や「あめ!あめ!」などと雨が降る様子を言葉で伝えてくれるようになり、大きな成長が見られています。

2歳児

外遊びができない雨の日には、梅雨の季節に関する絵本を読んだり製作に取り組んだりしています。○○組の子どもたちはカタツムリやカエルなどの生き物に興味津々。これからも梅雨ならではの自然や遊びを取り入れながら、楽しく過ごしていきたいと思います。
歯磨きを嫌がる子も多い2歳児さんたち。6月4日の虫歯予防デーに合わせて、歯を大切にすることのお話をしました。ぜひご家庭でも「歯磨きって気持ちいいね」「ごはんを食べたら歯を磨こうね」などの声掛けを行い、歯磨きの習慣づけに取り組んでみてくださいね。

3歳児

雨上がりのお散歩で虹を見つけた子どもたち。空を見上げて「きれい!」「あそこにも色があるよ!」と目を輝かせながら指をさしていました。季節の変化や自然の不思議に気づき、感じる力が育ってきているのを感じます。
衣替えの季節を迎え、子どもたちは自分で身の回りのことに取り組む意欲が高まっています。ボタンを留めようと頑張ったり自分で靴を履こうとしたりと、「じぶんでやる!」という気持ちが少しずつ芽生えてきました。

4歳児

6月には夏至があり、1年でいちばん昼が長い日です。子どもたちにも「今日はおひさまが長く出ているんだよ」と伝えると、「まだ明るいね!」「夜にならないの?」と不思議そうに話していました。日が長くなるこの季節は戸外遊びの時間も充実し、虫探しや水遊びなど自然とのふれあいを楽しむ姿がたくさん見られます。
4歳児の発達の様子については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

5歳児

梅雨の季節に合わせて、カエルやあじさい、てるてる坊主などの製作を楽しんでいる子どもたち。5歳児クラスでは、ハサミやのりの使い方も上手になり、自分なりの工夫を凝らしながら個性豊かな作品が仕上がっています。「カエルさんに傘を持たせたい!」「雨粒はキラキラにする!」など、想像をふくらませながら取り組む姿に成長を感じます。
カエルやあじさい、てるてる坊主を含む6月の製作アイデアについては、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

6月のおたより文例は他にも!

時候の挨拶

紫陽花の花が色づき、雨にぬれる風景も美しく感じられる季節となりました。6月は梅雨の訪れとともに室内で過ごす時間も増えてまいりますが、子どもたちは雨の音や傘の模様など季節ならではの自然の変化を楽しみながら、元気いっぱいに過ごしています。
梅雨の訪れとともに、玄関にはかわいらしい長靴が並ぶ季節になりました。雨の日も子どもたちは元気いっぱいに登園し、長靴を履いて雨の中の散歩や水たまり遊びを楽しんでいます。これからも雨の日ならではの自然や遊びを通して、子どもたちの感性や体力を育んでいきたいと思います。

健康

梅雨に入り、湿度や気温が高くなるこの時期は、食中毒のリスクがぐんと高まります。園でも引き続き手洗いや調理器具の衛生管理、食材の保存方法などに十分注意を払いながら、安全な給食の提供に努めています。ご家庭でもお弁当の保管方法や食材の扱いに気をつけていただき、早めに食べる、火を通すなどの基本的な対策を心がけてください。
高温多湿な環境を好むウイルスによる感染症に注意が必要です。6月は特に手足口病やヘルパンギーナなどの感染症が多く見られます。園でも、手洗いや消毒、換気をこまめに行い感染予防に努めています。ご家庭でもお子さまの体調の変化に気を配り、発熱や発疹、食欲不振などの症状が見られた場合は、早めの受診をお願いいたします。

保護者へのお願い

衣替えにあたり、園に持ってきていただく衣類(帽子、シャツ、ズボン、下着、タオル類など)や持ち物には、必ずお名前の記入をお願いします。洗濯などで名前が薄くなっている場合もございますので、この機会に一度ご確認ください。
気温や湿度の上昇により、子どもたちが体調を崩しやすい季節になりました。朝の健康観察を欠かさず行い、発熱や咳、下痢、発疹などの症状が見られる場合は、無理をせず登園を控え医療機関を受診してください。子どもたちが元気に毎日を過ごせるよう、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

雨具について

梅雨に入り、レインコートや傘を使って登園する子どもたちの姿が多く見られるようになりました。保育園では、雨具の扱い方についても子どもたちと一緒に確認しています。傘を閉じたまま歩くこと、使った後はきちんと水を切って決められた場所に置くこと、レインコートを脱いだら裏返してフックに掛けることなど、1つ1つ丁寧に伝えています。ご家庭でも、登園前に傘の開閉の練習をしたり、雨具の収納方法を一緒に確認したりすることで、子どもたちが自分で扱えるようになっていきます。雨の日でも安全で気持ちよく過ごせるよう、ご家庭でのご協力もお願いいたします。

おたよりを書くときのポイントは?

5W1Hを意識する

おたよりの文章を書くときは、5W1Hを意識することでより伝わりやすい文章を作ることができます。具体的な事象を細かく文章に入れることで、実際にその場面を見ていない保護者たちもその情景を想像しやすくなるでしょう。日々子どもたちが成長する様子をしっかりと保護者に伝えることができると良いですね。

  • When:いつ
  • Where:どこで
  • Who:だれが
  • What:なにを
  • Why:なぜ
  • How:どのように

普段からメモを取っておく

また、普段からメモを取っておくことで、おたよりを書くときのネタを決めやすくなります。日々の生活の中で「子どもたちのこんな様子に成長を感じた」「この様子を保護者に伝えたい」と感じたらすぐにメモを取りましょう。メモを見返しながらおたよりを作成すると、子どもたちの様子を余すことなくおたよりに盛り込むことができますよ。メモを活用することで、おたよりの内容に温かみや説得力が生まれるでしょう。

まとめ

文例を参考に季節感満載のおたよりを作ろう!

いかがでしたか?今回は、保育園で使える6月のおたより文例を行事別や年齢別で詳しく紹介しました。毎月のネタ探しに悩んだときも、視点を変えてみることで新しいアイデアが見つかるはずです。梅雨や虫歯予防デー、父の日、夏至といった6月ならではの話題を活かしながら、保護者の心に届くおたよりを作成できると良いですね。文章の作り方やネタ探しに悩んだときは、ぜひこれらの文例集を参考にしてみてください。

保育士くらぶ

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