目次
2月は気温が低く日照時間も短いため、なんだか憂鬱な気分になりがち。今回はそんな2月でも心が温かくなるような、おたよりの文例を紹介していきます。節分や立春、そしてバレンタインデーといった2月の行事にちなんだ文例も用意していますよ。また文例はそのままコピペ(コピー&ペースト)して使っても 大丈夫!ぜひ今回の記事に載っている文例を参考にして、時間を節約しながらクオリティの高いおたよりを作成しましょう。
保育園の2月のおたよりには何を書く?

季節の挨拶
まずは、季節の言葉を添えて挨拶をしましょう。例年1月下旬から2月の上旬にかけては1年で一番冷え込む時期。この寒さをお題にする場合には、暮冬の候や晩冬の候といった時候の挨拶を使うといいでしょう。一方で2月4日から2月19日は、春のはじまりを意味する立春の期間。春の訪れをお題にするのもいいですね。また向春の候や梅花の候、梅鴬(ばいおう)の候といった挨拶は、2月中いつでも用いることができ便利ですよ。
コロナウイルス・インフルエンザの感染対策
感染症の動向を予測することは難しく、不安な時期が続いていますよね。加えて例年2月は、コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行する時期。より一層感染対策に力を入れる必要があります。園内での感染症の蔓延を防止するために、おたよりで感染症対策の呼びかけを行うのがいいでしょう。また保護者の方も、子供の感染を心配しているはずです。園内で行っている感染対策についても改めて記載すると、保護者の方の安心につながりますよ。
1月の園内の様子
1月はお正月のイベントを行った保育園も多いのではないでしょうか。餅つきやお正月遊びなど、保育園で行ったイベントをぜひ話題に取り入れましょう。保育園の中で子供たちがどのように過ごしているのか保護者の方はとても気になっているはずです。また余裕があれば、イベントの際に撮った写真などを載せるのもおすすめです。子供たちの様子が分かれば保護者の方はより喜ばれることでしょう。
2月・3月のスケジュール
2月のスケジュールを表などにまとめておきましょう。保育園からのおたよりを、壁や冷蔵庫などに張っておく家庭も多いのではないでしょうか。その際、貼っておいたカレンダー代わりに使うことができたら便利ですよね。加えて2月に行うイベントで保護者の参加や、特殊な持ち物が必要な場合は呼びかけておくことも忘れずに。3月のスケジュールも記載しておけば、先のスケジュールを組み立てる際にも便利ですよね。
保育園の2月のおたより【文例・書き出し編】
文例①立春を題材にした書き出し
簡単に季節の挨拶をするためには、○○の候を用いるのがよいでしょう。 おたよりを出す頃はまだまだ寒さが厳しく、春を感じることはあまりありませんよね。しかし五感を研ぎ澄ませば、日差しの強さなどの小さい変化から春の訪れを感じることができますよ。子供たちの様子を添えれば、保育園ならではの挨拶に仕立てることができますね。
文例➁季節の植物を題材にした書き出し
こちらは梅を題材にした挨拶。2月に咲く花には、ほかにも椿や菜の花があります。仕事に家庭に忙しい親御さんが多い中、久しぶりに植物の様子に目を向けるきっかけになるかもしれません。蕾に花が咲いているのを見つけると、皆気分が高揚しますよね。春が訪れる嬉しさを、あいさつで表現してみましょう。
文例③節分を題材にした書き出し
2月の行事を挨拶に取り入れるのもおすすめ。保育園で行う行事と合わせて話題にするのがいいでしょう。また疑問文をいれることによって、保護者との話題作りをすることもできます。子供たちがそれぞれの家庭でどのように行事を過ごしているのか、考えながらおたよりを作るのも楽しいですね。
保育園の2月のおたより【文例・イベント編】

文例①1月のイベントについて
1月に保育園でイベントを開催した場合は、そちらの報告を行いましょう。イベント見られた子供たちの生き生きとした表情をぜひおたよりで伝えて下さいね。楽しむ子供たちを想像するだけで、保護者の方は幸せな気持ちになることでしょう。
文例➁節分について
2月に行うイベントについても告知しておきましょう。豆まきなど、節分に関連するイベントを行う保育園が多いのではないでしょうか。家庭で準備が必要なものについては既に呼びかけ済みかと思いますが、直前のリマインドとして再度おたよりにも記載しましょう。
文例③バレンタインデーについて
バレンタインについて取り上げる際には、注意事項も一緒に記載するようにしましょう。事前にルールを設定しておくことで、トラブルを防止することができます。
保育園の2月のおたより【文例・健康編】

文例①手洗い・うがい・消毒の呼びかけ
上記にもあるように、2月のおたよりにおいて感染対策の呼びかけは必須です。
文例➁防寒
身体を冷やさないことは、体調管理において大切。子供たちの防寒対策を呼びかけましょう。具体例を挙げるとより伝わりやすくなりますね。
保育園の2月のおたより【文例・食育編】

文例①節分に関する食材について
2月はぜひ、節分に関する食材について触れましょう。加えて保育園で節分に関連した給食が出される際は、そちらに触れるのもおすすめです。
文例➁身体を温める食事について
とにかく寒さの厳しい2月。食育の観点から、寒さ対策について触れるのもいいでしょう。旬の食材は味が美味しいうえに、身体を温めてくれて一石二鳥ですね。
保育園の2月のおたよりにぴったりなイラスト
行事や季節に関連したイラスト
ぜひ、行事や季節に関連するイラストをおたよりに載せましょう。予算などの理由で、おたよりを白黒で発行している保育園が多いのではないでしょうか。白黒のおたよりは、見た目が質素になりがちですよね。そんなときイラストを使用すれば、簡単にかわいらしいおたよりをつくることができます。今回の記事では、節分に関連した文例を多く紹介しました。文例と合わせて、節分に関連したイラストを使用するのがおすすめです。節分と言えば福豆や鬼、恵方巻。これらをモチーフにしたイラストは特におすすめですよ。また節分以外に、バレンタインデーや立春、防寒対策などに関する文例を紹介しました。これらに関連するイラストもおすすめです。バレンタインデーの記事にはチョコレートのイラスト。立春には季節の花のイラスト。防寒対策の記事には手袋やマフラーなどの防寒着のイラストがぴったりですね。


保育園の2月のおたより【例】

文例を使用したおたより作りの方法
今回紹介した文例を使用して、実際に2月のおたよりを制作してみました。今回紹介した文例のみで、簡単におたよりを制作することができます。最初に、おたよりの題名。保育園の名前などをいれて、見やすく大きな文字で記載しましょう。題名の次には、季節の挨拶をいれましょう。こちらも文例を参考にしてくださいね。そして、最後に本題を書いていきましょう。内容ごとに見出しを付けて枠線で囲うと、とても見やすくなりますよ。また上記のおたよりは、あくまでも一例。内容を選びは、各保育園の行事や前月の記事を考慮しながら行いましょう。また今回紹介した文例以外にも、保育園独自の取り組みや行事について取り上げるのがおすすめです。加えて先月の子供たちの様子が分かる写真などがあれば、そちらもぜひ掲載してくださいね。さらに、題名や見出し、本文でフォントを変えることでより見ごたえのあるおたよりになりますよ。
まとめ
季節感あふれる素敵なおたよりを作ろう

毎月配布しなければならない保育園のおたより。期限はすぐやってくるにもかかわらず、内容を1から考えるととても時間がかかってしまいますよね。今回紹介した文例を少しアレンジしながら使用するだけで、簡単にオリジナルのおたよりを制作することができますよ。また、今回紹介した文例やイラストは2月のおたよりに適したものばかりです。文例を参考にすれば、おのずとおたよりは季節感あふれるものになります。おたよりは保護者の方との大切なコミュニケーションツール。文例を使用して時間を節約しながらも、読み応えのあるおたよりを制作してくださいね!
よくある質問
保育士くらぶにはどんな記事がありますか?
保育士くらぶには現役の保育士・幼稚園教諭や保育士を目指す学生さんにとって手遊びや保育内容など今日から役立つ保育のネタをご紹介しています。こちらのトップページより色々な記事をお楽しみください。
保育士くらぶの最新の記事はどこから見られますか?
最新の記事はこちらの保育士くらぶトップページよりご覧ください。月間12本~15本の記事をアップしています。保育で使える季節の遊びや歌、連絡帳の書き方などもご紹介しています。
保育士くらぶのオリジナル動画はどこから見られますか?
保育士くらぶのオリジナル動画はこちらの保育士くらぶyoutubeチャンネルでまとめて見ることが出来ます。保育士くらぶyoutubeチャンネルでは保育で使える歌や遊び、制作以外にも転職のコツや求人の探し方も解説しています。