保育士の経験を活かせるおすすめの仕事を14個紹介!【保育士経験・子ども・ベビーシッター・一般企業】

保育士の中には、保育士経験を活かして、保育園以外の職場で働いてみたい方もいるのではないでしょうか?実は保育園以外にも、保育士経験を活かせる仕事はたくさんあります。今回は、保育士経験を活かせる仕事を14個紹介します。このあと紹介する仕事において保育士経験は大きなアドバンテージになるでしょう。転職を考えている保育士の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

保育士経験を活かせる仕事はどんな仕事?

子どもと関わる仕事

保育士経験を活かせる仕事として、子どもと関わる仕事が挙げられます。実は、子どもと関わる仕事は保育園だけではありません。ベビーシッターや学童保育施設、放課後デイサービスなど、たくさんの仕事がありますよ。保育園の子どもたちよりも年上の子どもと関わる仕事も数多くあるため、保育士経験を活かしながら新たな学びを得ることも出来ます。自分のキャリアアップにつながるので、今回紹介する仕事を転職の視野に入れてみてはいかがでしょうか。

子どもを楽しませる仕事

また、子どもたちを楽しませるような仕事でも保育士経験を活かすことが出来ます。保育士の中には、子どもたちと一緒に遊ぶなかで、どうすれば楽しんでもらえるかを試行錯誤した人もいるのではないでしょうか。その経験のなかで培った力を発揮するチャンスは、実は保育士以外の仕事でも数多く存在します。子どもを楽しませたり、一緒に楽しんだりすることが好きな人は、ぜひ検討してみてください。

保育士くらぶ

保育士経験を活かせる仕事10選!

①ベビーシッター

保育士経験を活かせる仕事の1つ目はベビーシッターです。ベビーシッターは、依頼者の自宅内で子どもの世話や遊び相手をする仕事です。保育士経験を活かせるポイントは、子どもの安全管理や遊びを通した教育、子どもの発達に合わせた対応方法の知識などがあげられるでしょう。ベビーシッターになるために必要な資格はありませんが、保育士経験があれば、保護者からの信頼が得やすいでしょう。また、ベビーシッター業を運営する企業に属する場合も、保育士経験があることで優遇を受けやすくなりますよ。

②認定子ども園

2つ目は認定こども園です。認定子ども園は、保育と教育の両方をあわせ持つ施設です。そのため、認定こども園の教諭として務めるためには、幼稚園教諭免許も必要になります。通常、この資格は幼稚園教諭免許を取得できるカリキュラムがある大学・短大などを卒業しなければ取得できません。しかし、保育士として3年以上実務経験がある人は、教諭資格認定試験に合格することで幼稚園教諭免許を取得出来ます。保育だけでなく教育もしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。

③保育ママ

3つ目は保育ママです。保育ママは別名家庭的保育事業とも言い、自宅で少人数の子どもを預かり、保育を行う仕事を指します。保育ママは以下の条件の子どものお世話をすることを目的としています。

①保護者が週4日以上(実働5時間以上)働いている

②傷病により保育園などに登園できない3歳以下の子ども

一人ひとりの子どもと密接に関わり、個別のニーズに合わせた保育を提供するこの仕事において、保育士経験は多いに役に立つでしょう。

④託児所(認可外保育園)

4つ目は託児所(認可外保育園)です。託児所(認可外保育園)とは、民間企業や法人が運営している保育園のことを言います。託児所(認可外保育園)は、ショッピングモールや病院のような施設の利用者の子どもを一時的に預かることを目的としています。託児所(認可外保育園)内の子どもは年齢が異なることが多いため、そのような環境のなかでの対応力が求められるでしょう。ですが、保育士経験を活かせば、異年齢の子どもが集まる空間でも柔軟に対応することが出来ます。

⑤学童保育施設

5つ目は学童保育施設です。学童保育施設は、小学生を対象に放課後や長期休暇中に預かる施設です。学童保育施設の職員になるためには、放課後児童支援員の資格が必要で、この資格を得るためには保育士資格が必要です。そのため、学童保育施設の職員は保育士の転職先としては選びやすい職業になっていますよ。学童保育では、子どもたちの宿題や勉強の様子を見たり、保育園ではしないような遊びを一緒にしたりします。保育園とはまた違う環境のなかでの保育が出来るので、興味のある方は視野に入れてみてください。

⑥院内保育

6つ目は院内保育です。院内保育は、病院で働く医師や看護師などの子どもを預かる仕事です。病院には夜勤が存在するため、院内保育も24時間空いているのが特徴です。運動会のような大きなイベントはほとんど無いため、行事の企画運営といった面においては保育園よりも業務負担は少ないでしょう。また、保育園と比べると子どもたちの人数も少ないため、子ども1人ひとりに寄り添った保育が出来ますよ。保育業務に関しては保育園と大きな違いはないことから、保育士経験を活かす仕事としてはおすすめの仕事です。

⑦児童発達支援施設

7つ目は児童発達支援施設です。児童発達支援施設は、発達に遅れや障がいがある6歳までの子どもたちに対して、専門的な支援を提供する場所です。児童発達支援施設には、配置基準に保育士が含まれているため、保育士資格がある方は有利に転職活動することが出来ますよ。障がいに対する理解や対応方法など新しく学ぶことは多いですが、その分やりがいがあり、キャリアアップにつなげることが出来ますよ。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

⑧放課後デイサービス

8つ目は放課後デイサービスです。放課後デイサービスは、主に障がいのある就学児〜18歳までの子どもが利用する福祉サービスです。平日の放課後や休日、長期休暇などにも子どもを受け入れています。対象の子どもの年齢が保育園よりも高いため、なかには保育士経験を活かせるのか不安な方がいるかもしれません。ですが、保育士経験があれば、子ども一人ひとりに寄り添い、子どもたちの社会性や自立性を育む活動を企画・実施出来るでしょう。保育園以上の年齢の子どもと関わりたいと思う方にはおすすめの仕事です。

⑨乳児院・児童養護施設

9つ目は乳児院・児童養護施設です。乳児院・児童養護施設は、虐待や育児放棄などの事情により、親元を離れて暮らす必要がある子どもを支援する施設です。乳児院・児童養護施設の配置基準には保育士が含まれているため、保育士資格があれば有利に転職活動することが出来ますよ。また、乳児院・児童養護施設では、保育園のように先生としてではなく、子どもたちの親代わりとして子どもたちを支援します。そのため、個々の子どもの背景を理解し、愛情をもって接することが求められます。

⑩母子生活支援施設

10個目は母子生活支援施設です。母子生活支援施設は、18歳未満の子どもと母親を支援する施設で、さまざまな理由で生活に困難を抱える母子家庭を保護し、自立支援する活動を行います。保育士の経験を活かせるポイントは、子どもたちへの保育サービスの提供だけでなく、母親への育児指導やサポートも挙げられます。また、子どもの健全な成長を促すための環境づくりをする必要がありますが、保育士経験があれば問題なく仕事をこなせるでしょう。

保育士経験を活かせる一般企業の仕事はある?

①子育て用品業界

保育士経験を活かせる一般企業の仕事はいくつかありますが、1つ目に子育て用品業界が挙げられます。この業界では、商品開発からマーケティングの提案などのステップにおいて保育士経験を活かすことが出来るでしょう。例えば、商品開発では保育士目線からアイデアを出したり、マーケティングでは保護者のニーズを理解して適切なキャッチコピーを考えたり出来ます。このように、子育て用品業界のマーケティング活動において、実際に保育現場にいた経験は大きなアドバンテージとなるでしょう。

②テーマパーク

2つ目はテーマパークです。保育士は、子どもたちとコミュニケーションする機会が多いため、この経験をテーマパークで活かすことが出来ます。キャストとして子どもたちと対話し、子どもを楽しませることが出来ますよ。また、テーマパークには迷子センターやベビールームが設けられていることが多いです。保育士経験があれば、そのような施設の職員として重宝されるでしょう。子どもたちと楽しく接する仕事をしたい人にとってはおすすめの仕事です。

③写真館

3つ目は写真館です。写真館では、写真を撮る際に子どもをあやして笑顔にする技術が求められます。そのため、保育士経験があれば、子どもをあやす技術を活かすことが出来るでしょう。写真館は子どもたちの記念写真を撮る場所ですので、子どもを笑顔に出来る力はこの仕事において重宝されますよ。子どもの年齢や性格によって接し方が変わってくるので、保育士としての経験を大いに活かせるでしょう。意外な仕事かもしれませんが、転職先の選択肢として視野に入れてみてはいかがでしょうか。

④子ども服業界

4つ目は子ども服業界です。保育士の経験を活かし、子ども服の販売員として働くこともおすすめです。保育士経験があれば、年齢や発達に合わせた服の選び方を提案することが出来ますよ。また、服の着脱についても保護者にレクチャー出来るため、接客においても保護者から信頼を得やすいです。「元保育士の〇〇さんがいるからあの店で買いたい」と思ってもらうことができれば、店の売上にも繋がり、加えて役職への昇格も期待出来るでしょう。

保育士経験を活かせる仕事を探すときのポイント

保育士経験から得た強みを発揮できるか考える

保育士経験を活かせる仕事を探すときは、保育士経験から得た強みを発揮出来るかを考えることがポイントです。保育士は、子どもの成長を支援するための専門知識やコミュニケーション能力など、多岐に渡る強みを持っています。これらの強みを転職先でどのように活かすことが出来るのかを考えることで、転職後も保育士経験を活かして業務に励めるでしょう。また、保育士経験をどのように活かすかを考える際には、転職先の業務内容についてよくリサーチしておきましょう。そうすることで、どういう場面でどういうスキルを活かせるのかを具体的にイメージすることが出来ますよ。

まとめ

保育士経験を活かせる仕事はたくさんある!

いかがでしたでしょうか。今回は、保育士の経験を活かせる仕事について紹介しました。ご覧いただいた通り、保育士経験を活かせる仕事はたくさんあることが分かったと思います。中には、テーマパークや写真館など、意外な仕事もあったのではないでしょうか。保育士経験は、思っている以上に様々な場面で強みとなります。子どもをあやしたり楽しませたりする仕事は、誰にでも出来るものではなく、保育士だからこそ出来る仕事です。ぜひ、様々な場面で保育士経験を活かしていってくださいね。

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保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/