こどもの日にぴったり!折り紙アイデア15選【かぶと・こいのぼり・リース】

5月5日はこどもの日です。こどもの日に合わせて、子供たちと一緒に、こいのぼりやかぶとを折り紙で手作りしてみませんか?この記事では、こどもの日に関連する折り紙の折り方を、全部で15個紹介しています。小さい子供でも簡単に作れる折り紙から、少しだけ難易度の高いものまで幅広く掲載しています。一緒に作る子供たちのレベルに合わせて作品の難易度を選んで、ぜひ挑戦してみてくださいね。

こどもの日とは

子供の成長をお祝いするための日

こどもの日は、子供の成長をお祝いするための祝日です。五月人形やこいのぼりを飾ったり、菖蒲湯に入ったりして過ごしますが、それぞれどんな意味があるのでしょうか。五月人形は男の子の身代わりとなって厄を引き受けてくれると言われています。こいのぼりは、川を流れに逆らって泳ぐ鯉のように、子供に元気に過ごしてほしいという願いが込められています。菖蒲湯は厄払いや健康祈願の役割があります。どれも子供と一緒に楽しみたいですね。

別名は端午の節句

こどもの日は、端午の節句と呼ばれる日が由来になっています。古代中国では、1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の年に5回、奇数が重なる日にお祓いをする風習がありました。この中国の風習が日本に伝来すると、3月3日の上巳の節句は女の子のお祭りへ、5月5日の端午の節句は男の子のお祭りの日へと変化していったのです。今ではこどもの日は、子供の成長を祝い、生んでくれた親に感謝するための祝日となっていますね。

保育士くらぶ

こどもの日の折り紙アイデア【簡単】

かぶと

かぶとの作り方を紹介します。子供でも簡単に折ることができ、用意するものは折り紙1枚なのでお手軽ですよ。こどもの日にかぶとを飾る文化は、鎌倉時代、梅雨対策のために鎧やかぶとを室内に飾っていた武家の慣習が由来となっています。実用的な理由で行われていた慣習が、やがて子供の厄除け、健康祈願の意味合いに転じていったのですね。かぶとを作りながら、こんな豆知識もお話ししてみると楽しいかもしれませんね。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚

かぶとの箸置き

かぶとの形のかわいい箸置きの作り方を紹介します。食卓にあると一気に子供の日の特別感が出せますよ。作り方の手順は簡単なので、みんなでご飯の時間の前に作って、保育園の給食に沿えてこどもの日の特別感を出してみてはいかがでしょう。作り方はかぶととほぼ同じですが、使用する折り紙のサイズと後半の作り方が異なります。

必要なもの

・4分の1サイズにカットした折り紙1枚

こいのぼり

折り紙1枚で簡単にこいのぼりが作れます。必要な材料が少なく、手順がシンプルなので、小さい子供にもおすすめです。こいのぼりの顔はペンで描くだけでも十分ですが、紙を貼り合わせて作る方法もありますよ。丸く切った白い紙の上に、一回り小さいサイズで丸く切った黒い紙を重ねて貼り、こいのぼりの目を作ると、よりクオリティーが高く見えます。紙で目を作るときははさみを使用するので、注意して見守ってあげましょう。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚
・黒いペン
・紙で作った目玉
・のり

こいのぼり箸袋

こいのぼりの形の箸袋の作り方です。こどもの日の食卓に飾りたいですね。こいのぼりの口の部分から箸を入れることができる、かわいい箸袋です。こいのぼりは今では多色化していますが、実は江戸時代にこいのぼりが作られたばかりのころは黒一色でした。その後時代を経て赤色が追加され、青や緑の子鯉が追加され、今は家族が増えるたびに新しい色の鯉を追加していく家庭が多いようです。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚
・黒いペン
・白い大きめの丸シール(なくても良い)

かざぐるま

かざぐるまの作り方を紹介します。とても簡単なので子供が作ってもきれいに仕上げることができますよ。かざぐるまとは、古くから親しまれている子供向けのおもちゃで、風が当たると輪がくるくると回転することからその名前が付きました。物事が良い風向きに恵まれますようにという願いが込められています。子供たちと一緒に縁起の良いおもちゃを作って、こどもの日をお祝いしましょう。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚

あやめ(菖蒲)

あやめ(菖蒲)の作り方を紹介します。あやめ、菖蒲、かきつばたの3種の花はどれも見た目が似ていて、その違いがわからなくなりがちです。あやめと菖蒲はどちらもユリ目アヤメ科アヤメ属に属しますが、かきつばたはキジカクシ目アヤメ科アヤメ属です。そして、あやめと菖蒲は生える場所が異なります。あやめは山の中に生えるのに対し菖蒲は水辺に生えます。しかし見た目はどれも似ているため、折り紙の作り方は区別されていません。

必要なもの

・7.5×7.5㎝サイズの折り紙1枚(紫)
・7.5×15㎝サイズの折り紙1枚(緑)
・はさみ
・のり

こどもの日の折り紙アイデア【難しい】

リース

かぶとのリースの作り方を紹介します。かぶとを4つ、ジョイントを4つ、パーツごとに作ってからつなぎ合わせる作り方です。作るものが多いので時間はかかりますが、とてもかわいいリースが作れますよ。華やかで凝って見えるので、作ったらぜひ保育園に飾ってみてください。また、ジョイント部分とかぶとの部分で色を変えたり違う柄の折り紙を使ったりすると、より一層豪華に見えるのでおすすめです。

必要なもの

・15×15㎝折り紙4枚(かぶと用)
・7.5×7.5㎝折り紙4枚(ジョイント用)
・のり

かしわもち

かしわもちの作り方を紹介します。こどもの日の定番の食べ物と言えば、かしわもちやちまきを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし、実はこどもの日に食べるものは地域によって差があることを知っていますか?かしわもちを食べる文化は主に関東のもので、ちまきを食べるのは関西の文化です。また、かしわもちには子孫繁栄の意味、ちまきには邪気払いの意味がそれぞれ込められています。

必要なもの

・7.5×7.5㎝サイズ折り紙1枚(黄緑)
・15×15㎝サイズ折り紙(赤)
・はさみ
・のり

金太郎

金太郎の作り方を紹介します。心優しく健やかな金太郎人形も、こどもの日の定番のモチーフですね。こどもの日には金太郎人形を飾るという家も少なくないのではないでしょうか。この折り方では、金太郎の髪、顔、体の3つに分けてパーツをそれぞれ作って、それらを組み合わせて1つにまとめて作ります。折り紙があればすぐ作れて、はさみは必要ありませんが、のりが必要になります。用意してぜひ挑戦してみてくださいね。

必要なもの

・15×15㎝の折り紙1枚(髪の毛用)
・15×15㎝の折り紙1枚(体用)
・7.5×7.5㎝の折り紙1枚(顔)
・7.5×7.5㎝の折り紙1枚(前掛け)
・黒ペン(顔用)
・のり

吹き流し

折り紙を使った豪華な吹き流しの作り方を紹介します。金の折り紙を使うと華やかに仕上がるので、糸やひもを使ってつるし飾りにするのがおすすめですよ。吹き流しとは、こいのぼりと一緒に飾られる5色の細長い布飾りのことです。この5色は青、赤、黄、白、黒で、それぞれ木、火、土、金、水を表しています。これは中国に古くから伝わる「陰陽五行説」に基づいた色で、魔除けの意味がありますよ。

必要なもの

・好きな色の折り紙15×15㎝
・金色の折り紙15×1.5㎝
・はさみ
・のり

折り紙の剣の作り方を紹介します。実際に自分で作った剣を使って遊ぶことができるので、特に男の子に人気な折り紙です。この剣は折り紙でできており、サイズが小さく強度も強すぎないので、子供たちが戦いごっこに使用してもケガをする心配はありません。安心して作ることができますね。少し手順が複雑で、細かい作業が必要なところがあるので、子供には難しいと感じる個所は大人が手伝ってあげましょう。

必要なもの

・好きな色の折り紙2色
・はさみ

かぶと

少し難しいかぶとの作り方を紹介します。好きな色の折り紙で作ることができますが、こちらの動画内では赤と金の両面折り紙を使用しています。豪華な色使いの折り紙を使用するとよりリアルなものができますね。この折り方なら、折り紙を一枚だけ用意すれば立体的で精巧なかぶとを作ることができるので、思い立った時に手軽に作れるところが魅力的です。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚

こいのぼり

少し難しいこいのぼりの作り方を紹介します。この作り方では、ひれや尾びれなどがあるリアルな鯉を作ることができます。難しい分、高クオリティーなものが作れます。少し複雑な折り方をするので、大人のサポートが必要になるかもしれません。好きな色で折り紙を折ったら、黒いペンで鱗の模様と顔を描いて完成です。楽しんで作ってみてくださいね。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚
・黒いペン(顔用)

回るかざぐるま

風を含んでよく回るかざぐるまの作り方を紹介します。こちらの折り方では、実際にかざぐるまを回転させて遊ぶことができます。きりで穴を開けたり、はさみを使う必要があるので、子供たちの怪我には十分気を付けてくださいね。かざぐるまは子供のおもちゃとして扱われることが多いですが、鳥よけや縁起物、供養としての意味も持ちます。平安時代に中国から伝わって以来、様々な用途で使われ親しまれ続けているのです。

必要なもの

・好きな色の折り紙1枚
・曲がるストロー
・綿棒
・のり
・はさみ
・きり

あやめ(菖蒲)

少し難しい菖蒲の作り方を紹介します。折り紙1枚だけで作ることができますが、複雑な折り方や細かい作業が多く難易度が高いので、小さい子供よりも年長さんクラスの子供におすすめですよ。菖蒲は「しょうぶ」という読みから「勝負」「尚武」という意味がかけられており、子供の日の定番の花となりました。現在でも菖蒲を入れた菖蒲湯に入って健康祈願、厄払いをする文化が残っています。

必要なもの

・紫の折り紙1枚

まとめ

折り紙で子供の日の飾りつけをしよう

こどもの日の説明をするときには、一緒に折り紙の折り方も教えてあげることで、よりこどもの日を身近に感じられるかもしれませんね。こどもの日は、親が子供たちの健やかな成長を願う祝日であるとともに、子供が育ててくれた親に感謝する日でもあります。子供たちと作ったこどもの日の折り紙を、保護者の方に渡してあげると喜ばれるかもしれません。園での活動で、親子の絆を深める手伝いが出来たらいいですね。

保育士くらぶ

ABOUTこの記事をかいた人

保育士くらぶは保育士の転職キャリアサポートを行うアスカが運営しています。保育士くらぶ編集部のメンバーは元保育士や幼稚園教諭出身のメンバーを中心に「保育業界をもっと良くしたい!」という思いがあるメンバーが在籍し、日々執筆しています。保育士くらぶでは現役保育士さんが職場で活かすことが出来る、保育のノウハウやネタ、保育学生にとって必要な知識などを発信しています。 アスカは保育士の就職支援を行う会社です。1994年創業。全国で約10万名の保育士、幼稚園教諭の皆さまが登録しています。年間約1万名がアスカを通じて保育園や幼稚園、学童などの施設への就職を決めています。 保育士の求人情報は 【保育求人ガイド】 https://hoikukyuujin.com/ プロフィール入力で園からスカウトを受ける 【保育士スカウト】 https://www.hoikushiscout.com/