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「シュタイナー教育」を知っていますか?
皆さんは、「シュタイナー教育」を知っていますか?
聞き慣れない方も多いですよね。
「なんだか難しそうだな…」と感じる保育士さんもいらっしゃると思います。
シュタイナー教育は、現在50園以上の保育園や幼稚園が導入しています。
「シュタイナー教育」は俳優の斎藤工さんがを学んでいた教育として話題になっています。
では、シュタイナー教育とはいったいどういう教育法なのでしょうか?メリットにはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、「シュタイナー教育」について徹底リサーチしました!
最後までご覧いただき、ぜひ!活用していただけると嬉しいです😌
「シュタイナー教育」とは?
シュタイナー教育とは、20世紀はじめのオーストリアの哲学者・神秘思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した「教育芸術」としての教育思想および実践であるヴァルドルフ教育を、日本で紹介する際に名付けられた呼称のひとつである。
Wikipedia | シュタイナー教育
保育園や幼稚園でのシュタイナー教育のねらいは、子供一人一人の個性を大事にして、子供たちの潜在能力を発揮できるように育てる事です。
人間力を育てるのが目標で、学力の向上を育てる教育ではありません。
人間は7年周期で成長する
シュタイナー教育の人間学では「人間は7年周期で成長している」と考えています。
「0歳から7歳」「7歳から14歳」「14歳から21歳まで」と発達の段階を分けており、0歳から21歳までが対象年齢です。
『からだ』を育てる時期:0歳から7歳
0歳から7歳の頃は、体を動かして意志の力を育てる時期です。
この時期は体を使って遊びながら学ぶことがとても重要でメインの教育です。
同時に生活リズムを整えて規則正しく生活することでからだを育てる教育がよりできます。
知識を詰め込んで学力向上を目指すような教育ではなく、自分らしさを表現でき、「意志」を育てるのがこの時期の目標です。
『こころ』を育てる時期:7歳から14歳
感情やこころを音楽や美術などの芸術的なものに触れて想像力や表現力を豊かに育てる時期です。
人としての基礎を作る時期でもあります。
『あたま』を育てる時期:14歳から21歳
思春期から大人になる直後は思考力を育てる時期。
自我が発達する時期でもあります。
そして、このバランスよく育てるための順番を年齢ごとにきっちり守ることが大事だと言われてます。
乳児期、幼少期の時は特に『からだ』をフィーチャーして育てるようにしたいですね。
「シュタイナー教育」ではテレビやキャラクターが禁止?!
シュタイナー教育では、テレビやキャラクターを見せることをしません。
園でもシュタイナー教育では、キャラクターを使うことはNGです。
キャラクターを日常的に触れると、園での生活の中で出てきてもないのにキャラクターの話をしたり、「このキャラじゃなきゃ嫌だ!」など何かを自分で選ぶ時に変にこだわりが出てきてしまうからです。
こだわりがあること自体は悪いことではないのですが、この場合はキャラクターの魅力に惹きつけられてこだわりを持っているということなのであまり良いこだわりではありません。
また、人気のキャラクターだと他の子供と持ち物が被ってしまい、子どもが自分のものだと間違って使ってしまったり持ち帰ったりしてしまうこともあるからです。
友達が持ってるものが羨ましく感じて、盗まれてしまう事もあります。
そんなトラブルを避けるためにも、「シュタイナー教育」でなくてもキャラクターものを禁止してる園は意外とあります。
ただし、テレビやキャラクターを触れないこともデメリットがあり、今流行ってるものについていけなかったり、お友達とテレビやゲームの話題で盛り上がれないことも…💦
キャラクターものを使って子供達を惹きつけられないのは保育士さんにとってとても不便かと思います。しかし、キャラクターを禁止にしてる園の方針としては保育士さんに自分の魅力やキャラクター以外で子供達を惹きつけられるように工夫してほしいといった目的を設けてるところもあります。
キャラクターに頼らずに自分の魅力で子供達を惹きつけられる保育士さんは素敵な保育士さんになれるでしょう。
まとめ
今回は「シュタイナー教育」についてまとめてみました!いかがでしたでしょうか?
「シュタイナー教育」は子供に以下のような良い影響を与えます。
- 才能が開きやすい
- 判断力、思考力が育つ
- 感受性が豊かになりやすい
- 自我が芽生える
- 学力を競わないので劣等感を感じにくい
シュタイナー教育は素晴らしい教育法です。
シュタイナー教育によって才能が開花する子どもたちもたくさんいます。
子どもたち一人ひとりの個性や性格・才能によって色んな才能を開花しています。
子どもたちそれぞれがいいところを伸ばしてあげたいですね。
参考文献
【教育研究家に聞く】「シュタイナー教育」とは? 特徴や注意点、家庭でできるポイント | 家のコトで役立つ 東京ガスくらし情報サイト ウチコト