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保育士資格が取得できる短大
子どもが好きだから…
子どもの成長にかかわりたいから…
保育士を目指す理由はさまざまです。
新卒の学生さん以外にも、他業種からの転職や子育て中に休職していた人の復職と、保育士を目指す人の立場も様々です。
今回は、保育士資格を取得するための方法、そのうちのたん短期大学を修了・卒業する選択肢についてご紹介します。
保育士として働くために必要な資格とは?
保育士として働くためには、保育士資格が必要になります。
無資格で保育補助という働き方もありますが、保育補助は正社員よりもパート・アルバイトでの採用が多いといわれています。
充実した福利厚生や雇用条件などのメリットがある正社員として働きたい方は、保育士資格を取得することをおすすめします。
児童福祉法第十八条六項によると、保育士資格を取得するには以下のように定められています。
一 都道府県知事の指定する保育士を養成する学校その他の施設(以下「指定保育士養成施設」という。)を卒業した者
二 保育士試験に合格した者
保育士試験は、例年合格者が20%前後と難易度が高いため、確実に資格取得を目指す方は指定保育士養成施設を卒業するという選択肢が良いでしょう。
短大、4年制大学、専門学校との違いは?
指定保育士養成校には、4年制大学・短期大学(以下短大)・専門学校の3つの種類があります。
それぞれのメリット・デメリットについて学費・卒業までの期間・施設数という視点から各施設を比較していきます。
学費・卒業までの期間
※当サイト調べ(2018年8月)
まずは各施設の学費と卒業までの期間についてみていきます。
4年制大学は、期間が長く、その分学費の負担も大きいというデメリットがあります。
一方で、期間が長いのでゆったり学べる点や保育以外の一般教養を身に付けられるメリットがあります。
短大は、卒業までの期間が2〜3年と短く、4年制大学よりも学費の負担が少なく済むというメリットがあります。
専門学校は、短大と同じく2〜3年で卒業でき、学費も3つの選択肢の中で一番低額というメリットがあります。
施設数
次に各施設の施設数についてみていきます。
参考:年度別指定保育士養成施設の入学定員数の推移:平成26年度
上の表より、各施設の定員数で一番多いのは短大です。
定員数が多いということは、施設の数自体が多いと考えられます。
短大は、施設数が多いため、学校を選ぶ際に選択肢が豊富で通いやすい施設を選べると言えるでしょう。
以上より総合的にみて、短大を利用して保育士資格を取得するのがおすすめです。
短大で保育士資格を取るメリット
- 4年制大学よりも学費が安い
- 4年制大学よりも卒業までの期間が短い
- 他の養成施設よりも施設数が多い → 学校の選択肢が豊富、自分にあった条件の学校に通うことができる
保育士の資格が取れる短大の選び方!
おすすめの選択肢「短大」ですが、どの短大を選べばいいかのポイントを紹介します。
大学所在地
2年間、長ければ3年間通うことになるので、アクセスの良さを重視して選ぶと良いでしょう。
短大は養成校の中でも一番数が多いので、選択肢はたくさんあります。
学費
専門学校よりはやや高くなるものの、4年制大学と比べると、おおよそ半分ほどになる短大の学費。
施設の設備やカリキュラムなどによって額は異なり、高額になる短大と専門学校なみで済む短大などまちまちです。
カリキュラムの内容や経済事情を考慮して短大を選びましょう。
卒業に必要な期間
最短で資格を取得したいのであれば2年、あまり忙しいのは大変なので余裕を持って学びたいということであれば3年を選択しましょう。
もちろん、2年と3年で資格が変わるわけではありません。
卒業しやすさ
入学を希望する短大の卒業率も、できればチェックして欲しいポイントです。
入学したものの、何らかの理由で中退してしまう人はいるものですが、それがあまりに多いのは短大のカリキュラムや授業などへの不満があるからかも知れません。
ちゃんと修了できる短大を選ぶのも重要です。
就職率
さらに、資格を取得して保育士になるには保育園に入職しなくてはなりません。
働く保育園は自分で見つける!という人はいいのですが、ほとんどの人は短大の就職サポートを受けて志望する保育園を決めると思います。
その就職サポートが充実した短大は、就職率や就職満足度が高いところです。
保育士資格が取得できる、おすすめの短大をエリア別にご紹介
通学のためのアクセス良好な学校も多い、首都圏・関東エリアのおすすめの短大をいくつかご紹介します。
東京都
- 鶴川女子短期大学
学費:約240万円
卒業期間:2年制と3年制
就職:就職率は約94%、実践的な演習科目や学外実習が実施されています。
特徴:独自の奨学金制度や、29の個室ピアノ室などの設備も充実しています。
神奈川県
- 鎌倉女子大学短期大学部
学費:約240万円
卒業期間:2年制と3年制
就職:就職率が98.4%と高く、キャリアサポートが充実している。
特徴:歴史ある校風と、自然に囲まれた広大なキャンパスが特徴です。
埼玉県
- 国際学院埼玉短期大学
学費:約200万円と安め。
卒業期間:2年
就職:就職率は約95%と高め。
特徴:学生寮があるので、一人暮らしでも安心して生活・通学できる。
千葉県
- 千葉明徳短期大学
学費:約230万円
卒業期間:2年
就職:就職率は約97%
特徴:現場経験のある教員が数多く在籍し、連携園の数も千葉県下トップクラス。
保育士資格取得を目指す方に向けた短大の記事、いかがでしたでしょうか?
選択ポイントの何を重視するかを見据えたうえで、自分に合ったベストな短大を選びましょう!
通信講座も活用しよう
保育士資格の取得に向けた短大についてご紹介してきました。でも、学校に通わなくても 、通信講座で勉強して国試を受けるという選択肢もあります。
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